こんにちは!
お久しぶりです。アキラです。
2016年も既に1ヶ月以上が経過してしまいました。そもそも、このブログを更新するのが約2ヶ月ぶりなんですよね。年末年始の気分が抜けてなくてごめんなさい。笑
というわけで、時は2015年に遡り、アイスランドのクリスマスについてのお話。
アイスランドでは、12月12日からいわゆるクリスマスの時期に入ります。そして、それが終わるのは翌年の1月6日。合計26日間。結構長いですよね。
さて、突然ですが、ここでクイズです。
アイスランドには、サンタクロースは何人いるでしょう?
...3
...2
...1
...はい。みなさん分かりましたか?もちろん、1人じゃないからクイズにしてます。笑
正解は13人。
僕も最初に知ったときは、なんじゃそりゃと思いました。しかも、僕らが想像するサンタクロースとはちょっと違うんですよね。友達からのクリスマスプレゼントでそのうちの1人の人形をもらったのですが、こんな感じです。
なんか、悪いおじさんみたい。笑
このサンタクロースたちにはそれぞれ名前がついていて、各々が違った”いたずら”をします。
例えば、この写真の人形は5番目のサンタクロースで、「壷をなめるサンタ」。
他にも、「うるさくドアを閉めるサンタ」や「ソーセージを盗むサンタ」など、おかしないたずらをするサンタばかり。日本の子どもたちにはあまり教えたくないですよね。笑
この13人のサンタクロースが、12月12日から1人ずつ順番に山から街に降りてきて、いたずらをする。24日に13人のサンタクロースが集結してお祝いをする。その後、翌25日からまた1人ずつ順番に帰っていく。最後の1人が山に帰るのが1月6日。
全てがつながりました。ちょっと不思議な、アイスランドのクリスマス。
とはいえ、これは言い伝えのお話。実際のところ、人々はどのように過ごしているのでしょうか。
クリスマスの時期になると、街にはイルミネーションが。他のヨーロッパ諸国のような大規模なクリスマスマーケットはありませんが、かわいい屋台などがちらほら。
また、24日から26日までは多くのお店が閉まるので、23日にはクリスマスプレゼントや食料などの買い物に来た人々で街がひときわ賑やかになります。
そして、24日と25日、あるいは26日までは、家族や親戚とのんびり過ごす日。イベント盛りだくさんで華やかな日本のクリスマスもいいけど、家族団欒の静かなクリスマスも素敵ですよね。
ちなみに、街では皆さんが想像するであろうサンタさんが歌を歌ってました。笑
次回も引き続き、クリスマスに関連したお話。伝統のお菓子作りに僕も挑戦しました。お楽しみに!