Iceland Airwaves’15 後編
お久しぶりです、ヒロです!
前回からだいぶ時間が経ってしまったのですが、引き続きIceland Airwavesについて今日も書きます!
今回は特に気に入ったアーティストとライブ会場についてです。
まずはアーティストから!!
アイスランドの若手バンド Lucy In Blue です。
彼らは平均年齢18歳という若さでありながら結成4か月にしてバンドコンテストで準優勝し、
去年からAirwavesに出演しています。今年もOn Venue、Off Venue共に2回ずつ出演し、最終日のトリも務めていました。
全員が10代という若さながら、バンド自体は70年代のプログレッシヴロックに強く影響を受けており、
風貌もその頃流行っていたようなロンゲにサイケデリック柄のシャツ。
ヴォーカルの力強い太い声、変拍子のドラム、ブリブリの安定したベース、音色豊かなギター、そしてソロでこれでもかと暴れるキーボードがいい感じにバンドの音を統一してくれています。
ライブでは思わずほんとに10代かよ!!とツッコミたくなるようなよく練られた曲を、若さ溢れるエネルギッシュなパフォーマンスで魅せてくれました。
とにかくかっこよすぎて僕は4回のライブ全て観に行きました。笑
まだまだ駆け出しのバンドですが、僕が彼らのライブを見に行き、そしてゾッコンになるきっかけを作ってくれたのがベースのマティアス君、
はい、イケメンですね。笑
しっかりとカメラ目線で写真を撮らせてくれました。
Airwavesの1日目にたまたま入ったカフェで相席になり、自分と同じベーシストだということで話が広がったのと、ジャンルが自分好みのサイケデリックやプログレッシヴだということだったのでせっかくの縁だと思い、ライブに足を運んだのが彼らとの出会いのきっかけになりました。
現在デビューアルバム制作中とのことですが実は1度全てレコーディングしたにも関わらず、音が現代的すぎるとのことで破棄したそうです。笑
彼らのこだわりの詰まったアルバムが発売されるのが楽しみで仕方がありません。
Lucy In Blue - Dazed Petition
彼らの代表曲です。ぜひ最後まで聞いてみてください!!
お次はノルウェーから来たデュオ、Sturle Dagslandです!
奇妙、異種、strange、odd、weird、現代っ子風に言えばヤバイ、、
初見で彼らを見たら思わずこんな言葉が出てきてしまうぐらい「変」なデュオです。笑
兄弟で構成されているこのデュオは写真だと少しわかりづらいですが、ありとあらゆる物を使って音を奏でます。
そこにボーカルでありこのデュオの名前にもなっているSturleが喉を多才に使い、
動物の鳴き声や女性のような声をだしたりと独特な歌い方をします!
最初に彼らを観たときはポカーンと口を開けてあまりにも特殊だったので理解できませんでしたが、
これがとてもクセになり結局何度も観に行きました。笑
繰り返し彼らの音楽を聴いてると徐々に曲の構成など理解できるようになり改めて彼らのすごさに気づきます。
因みに彼らは日本のアニメや映画が好きで特に園子温監督の東京トライブが好きだとか。笑
少し話すことができたのですがとても素朴で素直な人たちでライブ中とは別人でした。
レイキャビクの街中に自分たちのビラを貼るぐらい活動的な人たちで、いつか日本でもライブをしたいとのことなのでその日が来るのが楽しみです。
Sturle Dagsland - Wardenclyffe Aquarium
実際にライブで見るとほんとすごいです。
最後はBo Ningenというバンドです!! お気づきでしょうか?棒 人間です!
今回唯一Airwavesに出演した日本人バンドです!!
全員がバンド名の通り棒人間のような風貌をしているこのバンド、ジャンルはAirwavesのオフィシャルサイトではサイケデリックパンクと称されていました。
活動拠点、所属レーベルはUKでありながら歌詞はほぼ日本語という特徴のあるバンドです。
この方々、とにかくライブパフォーマンスが圧倒的です、激しすぎます。
始まった途端から轟音とともに全員がこれでもかと動き回り、一瞬にして観客を惹き付けていました。
序盤から激しいのですが後半になるにつれその過激さはどんどん増していき、最終的には頭ブンブン、ギターブンブン、爆音グワングワン。笑
観客もそれにつられボルテージマックス状態、最前列にいた僕たちは外国人によるガチなモッシュにもみくちゃにされがら観てきました。
日本語であろうがアイスランドというアウェイであろうが初見のお客さんがたくさんいようが圧倒的なライブで会場を虜にしていました。
ベースボーカルのタイゲンさんがやっていたベースを逆さまにして弾くパフォーマンス、日本に帰国したらマネしてみたいです。笑
Bo Ningen - Daikaisei
ライブの最後にやっていたとてもかっこいい曲なのですが、ながーーーい間奏でのパフォーマンスが一際印象に残っています。
次は個人的に気に入った会場について1か所だけ紹介します!!
個人的に1番はBo NingenをみたKEX Hostelという場所でした。
もともとはビスケット(アイスランド語でKex)工場だった場所をホステルにしたこの会場、KEXPという名前の似たシアトルが拠点のラジオ局と例年タッグを組んでいるらしく、Airwavesの最中KEX Hostelでのライブを放送していました。
この会場の気に入った点はラジオでの生放送もやるだけあって音響がよかったことと、テレビ放送もあるらしく出演者をしっかり映すためにステージが明るかったことです!
おかげさまで気持ちよくライブを聞きながら綺麗な写真を撮ることができました!笑
そしてこの会場、Off venue(無料)です!!
今後参加される方は是非この会場で観賞してみてください!
最後にちょっとした豆情報です。
実はAirwavesには公式のスマートフォン用のアプリがあります!
このアプリとても優れもので、アーティストの詳細についての検索はもちろんのこと、気になるアーティストの視聴も簡単にでき、
お気に入りに選択しておけば勝手にタイムスケジュールを調整してくれます!!
さらにはライブ15分前に通知をしてくれ、会場までの地図もwi-fiにつながなくても見ることもできちゃいます。
空き時間があれば今ライブを行っているバンドとあと少しでライブが始まるバンドの紹介もしており、ライブの遅れなどの情報もすぐに教えてくれます。
大変役に立つアプリなのでIceland Airwavesに参加する際にはお手持ちのスマホにダウンロードしておくことをオススメします!
時間がだいぶ経ちましたが超大規模サーキット型フェス、Iceland Airwavesについてでした!
ではまた!!
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