Glóレストラン内にあるブロィズ・オ・コのコーナーの様子

死ぬ前に食べるべきのパン|レイキャビクのBraud&Co

Mita
Autor: Mita
Zweryfikowany mieszkaniec

レイキャビクのハットルグリムス教会の近くに、

美味しいパン屋さんがあるって皆さん、知っていますか?

Frakkastígur 16にある、ブロィズ・オ・コ(Brauð og co)という名前のベーカリーです。

ハットルグリムス教会への入り口を後ろにし、右手側の下り坂を4分歩くと

焼き立てのパンの香りが漂い、エクセントリックな落書きで目立つ外観につい足が止まります。

ブロィズ・オ・コのお店の前

お店のドアに書いてある営業時間が

VIRKIR DAGAR / WEEKDAYS : 

SNEMMA / EARLY - 18:00

HELGAR / WEEKENDS : 

SNEMMA / EARLY - 17:00

(。´・ω・)・・ん? と思うかもしれませんが、

このような不明な開店時間がアイスランド的なビジネスモデルです(笑)

ブロィズ・オ・コの店内の様子

お店の中には週替わりのパンが並んでディスプレイされています。

最近になってやっとパンに名札が付けられ、

指で指す日々が少なくなりました(笑)

 

レジの反対側にガラス張りのオープンキッチンとなり、

職人がパンを作っているところをその場で見ることができ

大人も子供も夢中になりますヾ(*´∀`*)ノ

店内の様子2

↑写真はBrauð og coのHPから

実はブロィズ・オ・コのオーナー、ÁGÚST EINÞÓRSSONさんはパンの作り方を学ぶためにデンマークに留学し、サワードウのパンをアイスランドでも普及させたいと思い、このベーカリーを2016年4月にオープンしました。サワードウのパンは、特にアイスランド産のバター(Smjör)と食べるととても美味しいですが、シナモンロールがお店の名物となってしまったのが現状です(笑)

甘くなりがちのアメリカのシナボンみたいなシナモンロールとは違い、ブロィズ・オ・コのシナモンロールはたっぷりと使ったシナモンのほろ苦さと砂糖の甘さのほど良いバランスがクセになります。

スヌーズル(Snúður)と呼ばれるシナモンロールは2017年490 ISK(約520円)の値段で販売されます。決して安いパンではないですが、一度は食べてみてほしいです。

きっと感動すると思います。

シナモンロール

↑写真はBrauð og coのHPから

上の写真のようなスヌーズルはちなみに毎日11:00頃から発売され、

朝には少し形が違ったモルグン・スヌーズル「morgun snúður」があります。

モルグン・スヌーズルはアイスランド語で

単純に「朝のシナモンロール」という意味です #適当なアイスランド

 

シナモンロールの他にもアイスランドの伝統的な菓子パン、

ラバルバラ・スティッキ(2017年は490 ISK)が登場する日もあります。

ラバルバラ・スティッキ

「ルバーブのやつ」と適当な名前になってしまいますが、これも病みつきです。

ルバーブという植物は北米と北欧を中心に栽培されている植物で、特にアイスランドでは一般家庭の庭に植えてあることが多いです。使われる部分はピンク色の茎の部分です。主にジャムにして保存され、そのままトーストに塗ることも良し、ルバーブの茎と一緒にパイ生地に包みタルトにすることも人気です。イチゴに似たような甘酸っぱい味がします。

ルバーブの葉っぱ

By Dieter Weber (User:Uellue) - own work, photo taken in a private garden in Kiel, CC BY-SA 3.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=743387

ブロィズ・オ・コのラバルバラ・スティッキはアイスランド人にとって馴染みのあるこのルバーブのジャムを使いますが、ヘーゼルナッツを加え、柔らかい記事にサクっとするのが人気の秘密です。そして季節限定のイチゴやサクランボ(Kirsuber)のジャムと混ぜられたり、いつもラバルバラ・スティッキが登場するのを楽しみにしています♡

お茶の時間は道を挟んですぐ反対側にある、「Reykjavik Roasters」というお店の要チェックです。アイスランド人の間でも人気なこのカフェは自家焙煎珈琲が有名です。ブロイズ・オ・コのパンとReykjavik Roastersのコーヒーのペアリングが最高!晴れの日は2つのお店の間にある屋外スペースのベンチで座って日差しを浴びながら楽しむのが一番です♡

Reykjavik Roastersカフェの前のスペース。ハットルグリムス教会が見えます。

ちなみにブロィズ・オ・コは好評のため、

2017年3月にグロゥ(Gló)という人気のベジタリアンレストランと力を合わせ、

ダウンタウンレイキャビクから少し離れているFákafenで2号店もオープンしました。

グロゥのレストランに入り、左手側にブロィズ・オ・コ第2号店が現れますが、

1号店よりもお店が広く、同じテイストのインテリアで素敵です。

Glóレストラン内にあるブロィズ・オ・コのコーナーの様子

↑写真はGlóのHPから

ダウンタウンと違い、近くにあるホテルも少ないので

まだ混雑はしない様子で、ゆっくりと考えることができます。

2号店はちなみに毎日07:30~18:00に営業しているそうです。

※補足

2017年8月19日、レイキャビクのカルチャーナイトと共にHlemmurバス停がMathöllフードコートにリニューアルされ、3号店のブロイズ・オ・コがオープンされました!人気のあまりでほぼ建物に入れなかった状態でした(笑)

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