カスタマイズOK!12日間のリングロード・セルフドライブ
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1日目 - レイキャビク
- レイキャビク - 到着日
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アイスランドへようこそ!火と氷の国の大自然を巡る12日間のドライブ旅行の始まりです。
空港でスーツケースをピックアップしたら、レンタカーを受け取っておしゃれな首都レイキャビクに向かいましょう。
空港のすぐ近くには有名なブルーラグーン温泉(Blue Lagoon)があります。ミルキーブルーのお湯は美肌効果もあり、リュクスなスパ・トリートメントも受けられます。周囲には苔むした溶岩が広がり、浮世離れした雰囲気です。時差ぼけ解消にもおすすめ!希望者はオプションを追加してください。フライト時間に合わせてブルーラグーンの入場券を手配します。
時間がない方は最終日にブルーラグーンを訪れることもできますのでご安心ください。
夜はレイキャビク泊です。
宿泊施設
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2日目 - 西アイスランド
- 西アイスランド
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- レイクホルトの史跡(Reykholt historical site)
- フロインフォッサル&バルナフォスの滝(Hraunfossar & Barnafoss)
- ディルダルトゥングクヴェル温泉
- ボルグ・アゥ・ミールムの教会と農場(Borg á Mýrum)
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いよいよ本格的なロードトリップの始まりです。今日の行き先は壮大な西部アイスランド地方です。
首都から北へ1時間ほど車を走らせると、ボルガルネス(Borganes)という小さなかわいらしい町を通ります。湾のほとりにあり、対岸の山並みが見事です。
またボルガルネスには、歴史ファンにはたまらないヴァイキング植民博物館(Viking Settlement museum)があり、アイスランドに初めて定住した人々について知ることができます。
この日の最初の目的地は、リングロードを少し外れたところにあるフロインフォッサル(Hraunfossar)とバルナフォス(Barnafoss)の滝です。フロインフォッサルは幅が広く、色彩豊かな優しい滝です。太古の溶岩流が生んだ地形から氷河の雪解け水が幾筋もの流れとなって染み出し、カラフルな効果を生み出しています。
一方、バルナフォスはもっと力強い滝で、狭くごつごつした岩場を勢いよく流れ、下の深い洞窟に注ぎ込んでいます。二つの滝は近いので、フロインフォッサルからバルナフォスへはすぐ行けます。
滝の見学後は西アイスランドの散策を続けましょう。歴史が好きな方はレイクホルト村(Reykholt)に立ち寄るのがおすすめです。中世の酋長であり作家でもあったスノッリ・ストゥルソン(Snorri Sturluson)が住んでいた場所で、彼がいなければ私たちは古ノルド語やアイスランドの内戦についてほとんど知ることができなかったでしょう。
今日は追加アクティビティを選ぶこともできます。最初のオプションは有名なクロイマ・スパ温泉(Krauma spa)です。天然温泉と地熱水を利用しているクロイマでは、アイスランド有数の美しい地熱プールで入浴し、美しい田舎の風景に囲まれてくつろげるおすすめスポットです。
また、フーサフェットル発のスーパージープ・ツアーに参加して近くのラングヨークトル氷河(Langjokull)の頂上まで行くこともできます。そこから、氷河に掘られた驚異的なトンネルを見学します。ガイドがトンネル内を案内し、中の洞窟や室を探検する時間をとってくれるので素晴らしい経験になるでしょう。
三つ目のオプションはガイドが案内するヴィズゲルミル溶岩洞窟探検ツアー(Vidgelmir)です。狭い洞穴を抜けて、無数の氷柱で埋め尽くされた広大な洞窟に降りていきます。大昔の噴火が残した独特の色彩や、アイスランドで最も魅力的な岩の造形も見ることができます。
ドライブの初日を楽しんだ後は、西アイスランドの宿でお休みください。
宿泊施設
体験
3日目 - スナイフェルスネス半島
- スナイフェルスネス半島
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- イートゥリ・トゥンガの浜(Ytri Tunga)
- ブージルの集落(Búðir)
- スナイフェルスヨークトル氷河(Snæfellsjökull)
- ロゥンドランガルの玄武岩の崖(Londrangar Basalt Cliffs)
- デューパロンサンドゥルの黒い小石浜(Djupalonssandur)
- キルキュフェットル山(Kirkjufell)
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セルフドライブツアーの3日目はスナイフェルスネス半島(Snaefellsnes)の多様な景観を訪れ、半島が「アイスランドの縮図 」と呼ばれる所以を探ります。
この日の最初の目的地は写真撮影スポットとしても人気のブージル(Budir)の黒い教会です。雄大な山々に囲まれたこの教会は本当に絶景で、写真を何枚とっても飽きません。
次に約22キロ先のヘトルナル(Hellnar)という集落とアルナルスタピ村(Arnarstapi)に向かいます。着いたら、見事な海岸線を形作る美しい玄武岩の大岩や奇岩を見に行きましょう。火山岩の崖を削り取って洞穴や洞窟を作り出す、眼下の海の荒々しい力を感じることができます。
そしてアルナルスタピから16㎞ほど行ったところにあるデューパロンサンドゥル(Djupalonssandur)のブラックサンドビーチへ。あまり知られていませんがここはアイスランド屈指の美しい黒砂海岸で、漁師たちが力試しに使う四つの大石があることでも有名です。
近くにはロゥンドランガル(Londrangar)という塔のような大岩があります。ビーチから7.5㎞ほど行ったところです。美しくユニークな玄武岩の柱で、峰のように断崖絶壁の縁に聳えています。
ここも風景写真の腕を磨きたい方におすすめの、美しい寄り道スポットです。
次の目的地は35㎞ほど行ったところにあります。アイスランドで最もよく写真に撮られている山、キルキュフェットル(Kirkjufell)です。標高463メートルで、美しい海から立ち上がったような独立峰です。この印象的な山と、近くのキルキュフェットルスフォスの滝の眺めを是非ご堪能ください。
滝にかかる橋を渡ったところが、滝と山を同時にフレームに収められるおすすめ撮影スポットです。
キルキュフェットルを離れる前に山麓を巡るカヤック・ツアーに参加しては。見る者を惹きつけてやまない山ですが、穏やかな海から見た姿は格別で、そのスケールの大きさと独特の立地がよくわかります。更にこの海域にはアイスランド近海を泳ぐシャチが時折現れることがあり、これもまたカヤック・ツアーの楽しみの一つです。
この日最後の寄り道スポットはスティッキスホゥルムル(Stykkisholmur)という可愛らしい漁村です。いくつかの岩がちな岬と趣のある港がある静かな町は数時間足を延ばすのに最適です。
港の反対側に回って車を停め、ごつごつした岬の上まで登ることもできます。ここからはアイスランドの西フィヨルド地方南岸の素晴らしい眺望が望めます。
その後はスナイフェルスネス半島の宿でゆっくりとお休みください。
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4日目 - 北アイスランド
- 北アイスランド
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- ボルガルヴィルキの玄武岩と遺跡
- クヴィートセルクルの奇岩(Hvitserkur)
- キャルナスコゥガル(Kjarnaskógur)
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アイスランドのリングロード周遊ツアーの4日目はトロットラスカギ半島(Trollaskagi peninsula)をドライブしながらアイスランド北部の名所を訪ねます。
ですがその前に北に向かい、訪れる人の少ないヴァッツネス半島(Vatnsnes peninsula)を回っていきましょう。ここにはクヴィートセルクール(Hvitserkur)という玄武岩の奇岩があります。かつては火山だったのが、今はこの岩が残るのみ。水を飲むゾウか竜のような姿が印象的です。
その後トロットラスカギ半島の最初の寄り道スポット、ホフソス(Hofsos)まで89㎞ドライブします。この町の一番の見どころは崖の上にある美しいインフィニティ・プールで、絶景が望めます。ひと泳ぎして是非ご自分の目で見てみては。
次いでトロール半島を60㎞ほど北上し、フィヨルドの奥にあるシグルフィヨルズル(Siglufjordur)という町まで行きます。アイスランドで最も絵になる町のひとつであり、漁港としても有名です。
この町では是非、アイスランド最大の海洋博物館であニシン時代博物館(Herring Era Museum)を訪れてみましょう。アイスランドと漁業の深い関わりについて知ることができます。
ダルヴィーク(Dalvik)という小さな町を過ぎて南に更に約46.6km行くとビール・スパというスポットがあり、ちょっとおもしろい入浴体験ができます。Arskogssandurという村にあるこの施設では発酵中の酵母やホップで満たしたお風呂に入りながら冷たいビールを飲むという一生に一度の体験を楽しめます。
その後は「北の首都」アークレイリ(Akureyri)を目指します。時間に余裕があれば街の美術館やショップを覗いてみては。7,000種以上の植物が植えられているアクレイリ植物園を訪れるのもおすすめです。
もうヘトヘトという方はアイスランドで一番美味しいと評判のアイスクリーム屋さんだけでも訪れてみては。
夜はアイスランド北部の宿に宿泊します。
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5日目 - 観光情報:北東部
- 観光情報:北東部
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- キャルナスコゥガル(Kjarnaskógur)
- ゴーザフォスの滝(Godafoss)
- ミーヴァトン湖エリア(Myvatn area)
- Namaskard Pass
- グリョタギャゥ洞窟(Grjotagja)
- Dimmuborgir Lava Formations
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アイスランドのセルフドライブツアーの5日目は美しいダイヤモンドサークル観光ルートを巡ります。
アークレイリを出発して隣接するフィヨルドの北岸を走り、最初の目的地である漁業の町フーサヴィーク(Husavik)に向かいます。フーサヴィークは、ウィル・ファレルの映画ウィル・フェレル主演の『ユーロビジョン歌合戦 〜ファイア・サーガ物語』の主なロケ地でした。
また欧州一と評判のホエールウォッチングの名所でもあり、夏は特に多くの海の生き物が見られます。
ここでホエールウォッチング・ツアーに参加すれば、ボートまたはRIB船に乗って、クジラを探しに大海原に出ることができます。ザトウクジラ、マッコウクジラ、ナガスクジラ、ミンククジラ、そして運が良ければシャチに出会える可能性があります。
ホエールウォッチングに興味がない方は、町にあるジオシー地熱風呂(Geosea geothermal baths)に行ってみては。地熱水と海水を利用した浴槽からは北に広がる大海原の素晴らしい景色を眺めることができます。数日間のアドベンチャーの疲れを癒し、アイスランド流のリラックス法を楽しめるおすすめの体験です。
どちらにするか決めきれない方は両方申し込むこともできます。一方、人里離れた雄大な自然を堪能したい方は62㎞離れたアゥスビルギ渓谷(Asbyrgi)を目指しましょう。
アゥスビルギは馬蹄のような形をしています。民間伝承によると、この谷はオディン神の八本足の愛馬が地面を踏みつけたときにできたのだそうです。様々な動植物が見られる穏やかな場所で、観光客が少ないとっておきの寄り道スポットです。
そしてミーヴァトン(Myvatn)湖エリアに向かう前に、渓谷から30㎞ほどのところにあるデッティフォスの滝(Dettifoss)を立ち寄ります。デッティフォスはヨーロッパで最も強力な滝で、名作SF映画『プロメテウス』の冒頭シーンはその不気味な存在感を見事に捉えています。
時間に余裕がある方は10分ほど上流に歩いて、セルフォスの滝(Selfoss)も見に行ってみましょう。デッティフォスほどの規模はありませんが、等しく美しい滝です。
最後に有名なミーヴァトン・ネイチャーバス(Myvatn Nature Baths)で温泉に入っても。火山地帯にある伝統的な天然温泉で、旅の疲れを癒すのにぴったりです。空の低い位置にある白夜の太陽に照らし出された幻想的なミーヴァトン地方の風景を楽しむこともできます。
夜は北アイスランドの宿でお休みください。
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6日目 - イーストフィヨルド
- イーストフィヨルド
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- デッティフォスの滝(Dettifoss)
- アウスビルギ渓谷(Asbyrgi)
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アイスランドのセルフドライブツアー6日目の朝は、ミーヴァトン湖(Lake Myvatn)周辺の美しいスポットをじっくり堪能しましょう。
大きな湖の水辺には多様な植物が見られ、夏には多くの鳥が営巣します。一帯をドライブするとこの大きな火山地域の景色を特徴づけるクレーターや岩石に気が付くでしょう。
まずはディムボルギル(Dimmuborgir)の岩層を訪れます。実際に砦として使われたことはありませんが、その奇岩はまるで城塞のようです。昔の噴火で流出し、櫓や壁さながらの形に冷え固まった溶岩が見られます。
どことなく不気味な雰囲気から、初期のアイスランド人がここを地獄の入り口と考えたのも納得です。
次の目的地は約10.5km離れたナゥマスカルズ(Namaskard)の地熱地帯です。数々の噴気孔が吐き出す煙がたなびき、その噴出の様子を間近で観察することができます。
その後、東に160㎞ドライブしてエイイルススタジル(Egilsstadir)の町に向かいます。宿にチェックインする前にラーガルフリョゥト湖(Lake Lagarfljot)とハットルオルムススターザスコゥガルの森(Hallormsstadaskogur)を回ってみましょう。
この湖は東アイスランドで最も美しい場所のひとつです。地元の言い伝えによればこの湖の奥底にはLagarfljot Wyrmというミミズのような謎の生き物が棲んでいるのだとか。アイスランド版のネッシーとも言われる怪物です。
一方ハットルオルムススターザスコゥガルはヴァトナヨークトル国立公園(Vatnajokull national park)に隣接するアイスランド最大の森です。アイスランドの手つかずの大自然の中でハイキングをするには絶好のスポットです。野生のトナカイを見られる、アイスランド屈指のエリアでもあります。
夜休む前に美しいヴォーク・バス(Vok Baths)を訪れることもできます。ハットルオルムススターザスコゥガルの森から約30㎞のところにあります。湖に浮かぶこの温泉プールはこの世のものとは思えないほど美しい雰囲気で、ミネラル豊富な癒しの湯でリラックスしていっては。
夜は東アイスランドの快適な宿に宿泊します。
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7日目 - 観光情報:アイスランド南東部
- 観光情報:アイスランド南東部
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- ラーガルフリョゥト湖(Lagarfljot)
- ハットルオルムススターザスコゥガルの森(Hallormsstadaskogur)
- ヴェストラホルン(Vestrahorn)
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アイスランドのロードトリップの7日目は、アイスランドでも訪れる人の少ない穴場、イーストフィヨルド地方(Eastfjords)をゆっくりと旅します。
野生動物、雄大な山、光り輝く滝、趣のある漁師町など、東フィヨルド地方のドライブはアイスランドの知られざる名所の連続です。
南を目指しつつ、ボルガルフィヨルズル・エイストリ(Borgarfjordur Eystri)という辺境のフィヨルドに寄り道をしてみては。民話が息づく、アイスランドで最も美しい場所のひとつで、素晴らしいハイキングコースもあります。
また、エイイルススタジルからわずか26.7㎞、絶景フィヨルドの奥に佇むセイジスフィヨルズル(Seydisfjordur)という町もおすすめです。大きな山々に囲まれ、きれいな滝がたくさんあります。最も有名な見どころは可愛らしい水色の教会で、教会に続く通りは虹色に塗られています。インスタでも人気の風景です。
さらに南に旅を続け、それぞれ美しいフィヨルドに抱かれた数々の漁師町を通ります。なかでも注目はデューピヴォーグル(Djupivogur)とファウスクルーズスフィヨルズル(Faskrudsfjordur)です。デューピヴォーグルは三つのフィヨルドに囲まれた景観が壮大で、写真撮影にもおすすめです。
ファウスクルーズスフィヨルズルは東フィヨルド海岸の中ほどにあるアイスランドの最東端の町です。1880年に貿易拠点となり、頻繁に来航していたフランス人漁師たちとの関わりが深い場所です。フランスの伝統が色濃く残る町として知られ、街中では今でもフランス語の看板を見ることができます。
東フィヨルドのドライブも終盤に差し掛かると、エイストラホルン(Eystrahorn)とヴェストラホルン山(Vestrahorn)の印象的な峰が見えてきます。夕日やオーロラ、白夜を眺めるのに最適なスポットです。
おもしろいことにエイストラホルンとヴェストラホルンはいずれも斑レイ岩の山です。斑レイ岩はマグネシウムと鉄分を豊富に含む黒くてごつごつした溶岩です。エイストラホルンの砂利の急斜面は登るのが難しいので、麓からその雄大な美しさを眺めましょう。
一方のヴェストラホルンはヴァトナヨークル国立公園周辺の山々から離れて立つ独立峰で、その全貌を容易に楽しめます。
充実した一日を過ごした後は、南東アイスランドの宿泊施設で夜を過ごします。
宿泊施設
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8日目 - 南海岸
- 南海岸
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- ヨークルスアゥルロゥン氷河湖(Jokulsarlon)
- ダイヤモンドビーチ(Diamond Beach)
- スカフタフェットル自然保護区(Skaftafell Nature Reserve)
- スヴァルティフォスの滝(Svartifoss)
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アイスランドのセルフドライブツアーの8日目は美しいヴァトナヨークル国立公園を観光します。
この日最初のおすすめスポットは、しばしばアイスランドの至宝にたとえられるヨークルスアゥルロゥン氷河湖(Jokulsarlon glacier lagoon)です。海に向かって流れていく無数の氷山が眺めることができます。
道路を渡って1.4㎞ほどゆくと湖に隣接する海岸、有名なダイヤモンド・ビーチを楽しめます。浜辺に打ち寄せられた氷山が太陽の光を浴び、溶けて輝く様が 宝石のようだということでこの愛称がつきました。荘厳な美しさ漂うビーチを散策し、氷河の大きなかけらを間近で観察してみましょう。
夏の間は氷河湖のクルーズに参加することもできます。オプションは水陸両用ボートツアーとゾディアックボート・ツアーの二種類です。
水陸両用船ツアーはヨークルスアゥルロゥン氷河湖の巨大な氷山の間を滑るように進みます。人数は多めで、美しいラグーンを間近で体験することができます。
対するゾディアックボート・ツアーは少人数で氷山から氷山へと湖を自在に走ります。爽快な体験を楽しみつつ、氷の上で遊ぶアザラシにも目を光らせておきましょう。
その後11.6kmほど行き、あまり知られていないもう一つの氷河湖、フィヤトルスアゥルロゥン(Fjallsarlon)へ。観光客が少ないので、静かに氷河湖の魅力に浸りましょう。
この日の最後の目的地はスカフタフェットル自然保護区(Skaftafell Nature Reserve)です。溶岩原、山、氷舌などを見られるハイキング・トレイルが豊富なことで知られるエリアなので、車を降りて徒歩での旅を楽しむのにぴったりの場所です。
一番人気があるのは美しいスヴァルティフォスの滝(Svartifoss)に至るトレイルです。この滝は火山性の玄武岩の六角柱に縁どられており、珍しい景観を楽しめます。比較的容易なハイキング・コースです。
もっとアドベンチャー感のある体験に挑戦したい方は、スカフタフェットルの溢流氷河を歩く3時間の氷河ハイキング・ツアーを追加しては。ガイドがヘルメット、アイゼン、ピッケルを貸し出し、安全上の注意事項を簡単に説明してから氷の上に連れていってくれます。
深いクレバスを見ながら氷河の上を歩き、一帯で最も素晴らしい眺望を見る大興奮のアクティビティです。
このオプショナルツアーに参加される方は、是非水筒をお持ちください。今まで飲んだこともないようなピュアな水を味わうことができます!
夜は南アイスランドの宿に宿泊します。
宿泊施設
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9日目 - 観光情報:アイスランド南西部
- 観光情報:アイスランド南西部
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- レイニスフィヤラのブラックサンドビーチ
- レイニスドランガルの海食柱(Reynisdrangar Sea Stacks)
- ディルホゥラエイ(Dyrhólaey)
- Solheimajokull Glacier
- スコゥガフォスの滝(Skogafoss)
- セリャランズフォスの滝(Seljalandsfoss)
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アイスランド・セルフドライブツアーの9日目は南海岸の素晴らしい名所を巡ります。
この日最初のおすすめスポットは壮麗なフャズラオルグリューブル峡谷(Fjadrargljufur)です。前夜の宿泊先から車ですぐのところにあり、垂直に切り立った崖とその間を縫うように流れる急流は一見の価値があります。人気ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』最終シリーズで、ジョン・スノウとカリーシがドラゴンで飛んでいた谷、といえばピンと来る方もいるでしょうか。
フャズラオルグリューブル峡谷を出ると、1783年のラキ火山の大噴火によってできた溶岩地帯が広がっています。7か月近く続いた噴火では多くのアイスランド人や家畜が犠牲となりました。
更に当時は大量の火山灰が西欧諸国まで飛び、その結果生じた大凶作はフランス革命の遠因にもなったと言われています。
この日にアドベンチャーを追加したい方は氷の洞窟ツアーに参加することもできます。ガイドがヴィーク村(Vik)でピックアップ後、ヘルメットとアイゼンを貸し出し、安全上の注意事項を説明してミールダルスヨークトル氷河(Myrdalsjokull)の頂上に連れていってくれます。
頂上に着いたら、アイスランド最大の火山、カトラ山(Katla)にある天然の氷の洞窟を見学します。アイスケーブは氷河の動きによって少しずつ変化しているため、ツアーのときと同じ洞窟を二度と見ることはできません。
次に、ミールダルスヨークトル氷河から約26㎞ほどのところにある有名なレイニスフィヤラ黒砂海岸を見に行きます。火山性のビーチに、海に迫る断崖絶壁、玄武岩の洞窟、そして誰もが知っているレイニスドランガルの海食岩が情趣を添えています。アイスランドの昔話によるとこの奇岩はうっかり太陽の光を浴びてしまったトロールの姿だと言われています。
ビーチから18㎞ほど行くとディルホゥラエイ(Dyrholaey)という岩のアーチがあります。散策に最適な美しいエリアであるだけでなく、夏はアイスランド有数のパフィン・ウォッチングの名所です。パフィンはほとんど人を怖がらないので、かなり近くまで寄れるかもしれません。
この日最後のおすすめスポット2か所はスコゥガフォス(Skogafoss)とセリャランズフォスの滝(Seljalandsfoss)の滝です。どちらも落差が約60メートルですが、迫力があるのはスコゥガフォスです。
大量の滝しぶきが上がり、そこに光の加減でよく美しい虹が現れます。スコゥガフォスの民間伝承によれば、滝の背後に宝の箱が隠されているのだとか。
対するセリャランズフォスは優しげな滝です。この崖にはグリューブラブーイ(Gljufrabui)の隠れ滝を始めいくつかの滝がありますが、その中で圧倒的な存在感を誇ります。背後にはきれいにえぐれた洞窟があり、裏見を楽しめるのも特長です。
観光と冒険の素晴らしい一日を終えたら、アイスランド南西部の宿泊施設に宿泊します。
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10日目 - レイキャビク
- レイキャビク
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- ケリズ火口湖(Kerid Crater)
- グトルフォスの滝(Gullfoss)
- ゲイシール地熱地帯(Geysir geothermal area)
- シンクヴェトリル国立公園(Thingvellir National Park)
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セルフドライブツアーの10日目はアイスランドで最も人気のある観光ルート、ゴールデンサークルを巡ります。
レイキャビクに近く、自然の驚異が揃っていることで有名です。ゴールデンサークルを見るとアイスランドがなぜ「炎と氷の国」と呼ばれるのかがよくわかります。
この日の最初の目的地はユネスコ世界遺産にも登録されているシンクヴェトリル国立公園(Thingvellir National Park)です。森林、滝、渓谷、峡谷や泉などがあります。自然が美しいだけでなく、西暦930年に世界初の議会が設立された歴史的にも重要な場所です。
アイスランドの地質学に興味がある方は、近くのシルフラという大地の割れ目で行われるシュノーケリング・ツアーに参加しては。シルフラの泉は相対する大陸プレートの壁を実際に見られる数少ない場所の一つです。水中で落ち着いていられること、自力で泳げることが条件となります。
氷河を源流とするクリスタルのように透き通った水は透視度は100mもあり、潜ると水中の岩の造形が信じられないほどくっきりと見えます。
次にシルフラから約59㎞のところにある火山のワンダーランド、ゲイシール地熱地帯(Geysir geothermal area)を訪れます。ぶくぶくと煮え立つ泥湯や噴気孔があり、足元に眠る火山の力を感じさせてくれます。
ここの人気者はなんといってもストロックル間欠泉(Strokkur)で、5分から10分おきに高さ20メートルまで熱湯を噴き上げます。頻繁に噴出するので噴出の光景を何度も楽しめます。
この日の最終目的地は壮大なグトルフォスの滝(Gullfoss)です。近くのラングヨークトル氷河(Langjokull)の雪解け水を流すクヴィータ川(Hvita)の一部で、轟き渡る落差32メートルの滝です。二段の段差を経て、眼下の壮大な峡谷に流れ込んでいます。
アドレナリンを求める方はここでスノーモービルツアーに参加することができます。グトルフォスのビジターセンターのすぐ外でガイドと合流し、安全に関する説明を受けた後、全地形対応車で近くのラングヨークトル氷河の頂上まで行きます。
頂上に着いたら一面の銀世界を駆け抜け、山や谷の絶景を楽しみましょう。
夜はレイキャビク泊です。
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11日目 - レイキャビク
- レイキャビク
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アイスランドのセルフドライブツアーの11日目。一日をフルに使えるのはこの日で最後です。オプションを活用して、お好きなようにお過ごしください。
ホリデーの最後をゆっくり過ごしたい方は活気あふれるレイキャビクの街を散策してみては。有名なランドマークや見どころを訪れたり、ギャラリーやアトリエ、美術館をチェックしたり、地元のカフェでまったりしてダウンタウンの雰囲気をエンジョイしたり。
レイキャビクの趣のあるブティックやショップを覗いてみたり、帰国前に最後にお土産のショッピングをすることもできます。
二つ目の過ごし方は、スリーフヌカギグル(Thrihnukagigur)という休火山のマグマ溜まりの中に入るツアー・オプションです。普通の火山と異なり、スリーフヌカギグルのマグマ溜まりは休火山になったときに崩壊せず、マグマが流出して洞窟が残りました。
火山のマグマ溜まりに入れるのは地球上でもここだけです。
火口から炭坑用リフトで広大な洞窟に降りていきます。洞窟の床に近づくと空気が温かくなるのがわかるでしょう。
底に着いたら洞や岩層を見て回る時間がたっぷりあります。また、信じられないような色彩にも出会えるのも魅力。アイスランドで間違いなく最高の体験の一つです。
レイキャビクで丸一日過ごす代わりに、半日を使って2時間の乗馬ツアーに参加することもできます。レイキャビク郊外にある厩舎を訪れ、アイスランド人の無二の友であるアイスランド在来馬にまたがって広大な原野でホーストレッキングをします。乗馬ツアーなら、アイスランドの自然と文化を味わいながら旅を締めくくることができるでしょう。
もう一つのオプションとして、有名なFlyOverライドに挑戦することもできます。20メートルもある湾曲したスクリーンの前に足をぶらぶらさせて宙づりになり、投影されるアイスランドの絶景を楽しむ臨場感たっぷりの30分間の4D体験です。
見事な山々からフィヨルドの奥まで、アイスランドの自然の美しさに圧倒されることうけあいです。様々な大地や名所を見ながら、今回の旅で訪れた思い出の場所をスポットを探してみてください。
この日の宿もレイキャビクです。最後の夜をお楽しみください。
宿泊施設
体験
12日目 - レイキャビク
- レイキャビク - 出発日
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- クレイヴァルヴァトン湖(Kleifarvatn)
- クリースヴィーク(Krýsuvík)
- グンヌクヴェル(Gunnuhver)
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アイスランド・セルフドライブツアーの12日目はアイスランドで過ごす最後の日です。帰国の途に就きましょう。
早い時間の便で帰国される方は朝食後空港に向けて出発してください。レイキャネス半島を通ってケプラヴィーク国際空港に行き、レンタカーを返却して出発ロビーへ。
飛行機のチェックインや荷物を預ける時間も考慮し時間に余裕をもって移動するようにしてください。
飛行機の時間まで余裕があり、今日ブルーラグーン温泉を訪れることにしている場合は最後にゆっくりとくつろいでから空港に向かいましょう。
ブルーラグーン地熱スパはミネラル豊富な温泉に浸かってリラックスするのに最高のスポットです。炎と氷の国での大冒険を振り返るのにもぴったり。
活気あふれるレイキャビクの街にもまだたくさんの見どころがあります。旧市街を探索してハットルグリムス教会(Hallgrimskirkja)を訪れ、塔のてっぺんからレイキャビクのパノラマを楽しんでみては。
目抜き通りであるロイガヴェーグル(Laugavegur)を散策し、素敵なレストランで地元グルメに舌鼓を打つのもいいですね。
アイスランド国立博物館(National Museum of Iceland)でアイスランド文化に触れたり、レイキャビク美術館(Reykjavik Art Museum)で首都のアートシーンをチェックするのもおすすめです。
体験
持ち物
備考
セルフドライブ・ツアーはレイキャビク市、またはケプラヴィーク国際空港から出発となります。運転する方は有効な運転免許証と1年以上の運転経験が必要です。アイスランドご到着日時に合わせて一部旅程を調整させていただく場合がございます。予めご了承ください。
一部ホステル・ゲストハウスには朝食が含まれません。予めご了承ください。
オプションのアクティビティの中には有効な運転免許証が必要なものや、トラベルプランナーに関連情報を事前送付しなければいけないものもあります。シュノーケリングでは健康状態を証明する書類等が必要な場合があり、また自力で泳げること、水中で落ち着いていられることが基本条件となります。
アイスランドは夏でも天候が非常に変わりやすいため、適切な衣服をお持ちください。
レンタカーはトヨタ Aygo(または同等の車種)を選んだ場合、飛び石保険はつきません。
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