アイスランド一周4日間ガイド付きツアー｜ヨークルスアゥルロゥン氷河湖＆ミーヴァトンも訪問！

アイスランド東部は、国内でも特に落ち着いた雰囲気が漂うエリアです。絵本のように美しい小さな町や村が点在しており、それぞれが個性的で魅力あふれる空間を形作っています。

この日の旅は、アイスランド最深の湖、ヨークルスアゥルロゥン氷河湖（Jökulsárlón）から始まります。ヴァトナヨークトル氷河（Vatnajökull）から流れ出る水で満たされたこの湖には、無数の氷山が浮かび、大西洋へとゆっくり流れていきます。その一部は岸に打ち上げられ、黒砂の浜辺に煌めくことからダイヤモンド・ビーチ（Diamond Beach）というニックネームで親しまれています。

ご希望の方は、水陸両用ボートによる氷河湖ツアー（所要約45分）を追加することも可能です。氷山の間近まで接近し、運が良ければ泳ぐアザラシに出会えることも。きっと忘れられない体験になるでしょう。

その後は、アイスランドで最も美しい山のひとつとされるヴェストラホルン山（Vestrahorn）を訪れます。雄大な海を背にそびえる姿は、まさに絶景です。

さらに、16世紀から交易の歴史を持つフィヨルドの町、デューピヴォーグル（Djúpivogur）や、豊かな自然と伝承に彩られたラーガルフリョゥト湖周辺（Lagarfljót）も巡ります。

この日の終着地は、東部の中心都市エイイルススタジル（Egilsstaðir）。ホテルでゆっくり休むこともできますし、もうひとつ特別な体験を追加することも可能です。美しいウリッザヴァトン湖（Urriðavatn）の湖畔にあるヴォーク・バス（Vök Baths）での地熱温泉入浴はいかがでしょうか？湖の下深くから湧き出る温泉の自然の恵みに包まれ、心身ともに癒されるひとときをお過ごしいただけます。

エイイルススタジルを出発し、ツアーは北へと進みます。ここからの2日間は、宇宙的とも言える風景、世界的に知られる自然の絶景、豊かな地質と北欧神話の歴史が融合する、アイスランド北部を巡ります。

最初の訪問地は、アイスランドで近年注目を集めている秘境、ストゥズラギル渓谷（Stuðlagil Canyon）。ターコイズブルーのヨークルスアゥ川（Jökulsá）が流れるこの渓谷は、国内最大級の柱状玄武岩の群れとして地質学者の間で高く評価されています。

この日のハイライトは、ヨーロッパ最強の水量を誇るデティフォスの滝（Dettifoss）。毎秒500立方メートルもの水が、高さ45メートルから轟音を立てて落ちる姿は圧巻です。

3日目は、アイスランドの奇跡のひとつ、ミーヴァトン湖（Mývatn）周辺を巡ります。北部の静かな地域に位置するこの湖は、多様で色鮮やかな動植物と、他に類を見ない絶景で知られています。

地熱地帯のクヴェーリル（Hverir）では、泥沼、噴気孔、カラフルな大地が織りなす地球の鼓動を肌で感じられます。その後は、グリョタギャゥ（Grjótagjá）地熱洞窟、奇岩群ディムボルギル（Dimmuborgir）、クヴェルフィヤットル火山（Hverfjall）、クラプラ火山（Krafla）などを巡ります。

ミーヴァトン湖とアークレイリ（Akureyri）の間には、「神々の滝」という意味のゴーザフォス滝（Goðafoss）があります。スキャゥルファンダフリョウト川（Skjálfandafljót）から流れ出る澄み切った水が、バルザルダルル渓谷を抜け、高さ12メートルから優雅に落下し、緑色の渦巻きを描きながら流れ落ちる姿は神秘的です。

アイスランドらしい癒しを体験したい方には、ミーヴァトン・ネイチャー・バス（Mývatn Nature Baths）がおすすめです。ミルキーブルーの温泉に浸かりながら、ミーヴァトン湖の絶景を一望できます。

この日の終着地は、北アイスランドの首都、アークレイリです。

ツアー最終日は、北アイスランドの玄関口・アークレイリから始まります。人口約2万人を超えるこの街は、レイキャビクに次ぐアイスランド第2の都市であり、北部地域のビジネス・文化・サービスの中心地として、「北の首都」とも称される魅力的な街です。

オプションとして、エイヤフィヨルズル（Eyjafjörður）でのホエールウォッチング・ボートツアーを追加することも可能です。氷のように冷たい海に生息するクジラを探すこのクルーズは、貴重な自然体験になることでしょう。

その後はいよいよレイキャビクへと帰路につきます。道中では、アイスランド北海岸ならではの美しい風景を楽しみながらのドライブとなり、途中にはクヴィートセルクル（Hvítserkur）の奇岩や、壮大な滝を擁するコゥルグリューフル渓谷（Kolugljúfur）にも立ち寄ります。

レイキャビクへの到着は、21:00頃を予定しています。