5日間セルフドライブ 北アイスランド＆レイキャビク周遊ツアー｜旅程カスタマイズ可

アイスランドへようこそ！北アイスランド5日間セルフドライブツアーは、ケプラヴィーク国際空港到着から始まります。

レンタカーを受け取り、まずはレイキャネス半島をドライブ。溶岩大地と荒々しい海岸線が広がる景観の中、レイキャビクへ向かう約45分の道のりは、まさにアイスランドらしい大自然の幕開けです。

時間に余裕があれば、アイスランドの象徴的なブルーラグーン訪問もおすすめ。真っ黒な溶岩原と立ち上る地熱の湯気に包まれた屋外温泉は、まるで別世界のような体験です。

乳白色でミネラル豊富な温泉に浸かり、旅の疲れを癒やしましょう。ブルーラグーンには入場プランが複数あり、お好みに合わせてアレンジ可能です。後日訪れたい場合も、旅行コンシェルジュにご相談ください。

夏（6～8月）は日が長いため、遅い到着でもブルーラグーンに立ち寄れます。冬（10～3月）は明るいうちに温泉で温まり、暗くなったらレイキャビクまでの帰路でオーロラ鑑賞も狙えます（天気次第）。

レイキャビク到着後は、ご宿泊ホテルにチェックイン。残り時間はご自身のペースで首都の散策を楽しみましょう。まずはハットルグリムス教会へ。溶岩柱をイメージした美しい外観で有名なこの教会は、展望台からエシャン山や大西洋、レイキャビク市街地が一望できます。

徒歩圏内にあるハルパ・コンサートホールも必見。幾何学的なガラスのファサードがアイスランドの変わりやすい光を映し出します。ウォーターフロント沿いにはサン・ボイジャー（ソゥルファリズ）も。スタイリッシュな鋼鉄製アートはアイスランドの航海史へのオマージュで、特に夕暮れ時が美しいスポットです。

レイキャビクはグルメやカルチャーシーンも充実。カフェやベーカリー、本格レストランで伝統の魚料理・ラム肉も堪能できます。

夏は夜遅くまで明るく、港沿いをのんびり散策したり屋外ディナーもおすすめ。冬はカフェやフードホール、ダウンタウンのバーで温かいアイスランドグルメやドリンクを楽しめます。

リラックスした雰囲気で旅のスタート。初日は無理せず、レイキャビクの魅力をマイペースで満喫しましょう。明日からはいよいよ北アイスランドへ出発です。

本日から北アイスランド本番のセルフドライブ旅がスタート。レイキャビクを出発し、北の都アークレイリへ向かいます。道中は西アイスランドの自然・歴史名所が充実しています。

最初の目的地は、ヨーロッパ最大級の地熱泉ディルダルトゥングクヴェル。熱気と蒸気の立ち込める遊歩道を歩けば、毎分180リットルもの熱湯が湧き出す迫力を肌で感じられます。

温泉好きな方は、併設のクロイマ・スパ温泉で入浴体験もおすすめ。源泉の熱水と氷河の雪解け水を絶妙にブレンドした極上の湯が楽しめ、特に冬場は身体も芯から温まります。

次は、アイスランド史において重要な村レイクホルトへ。中世の学者スノッリ・ストゥルルソンが居住したこの地では、アイスランド文学と温泉文化が融合した歴史的スポットが目白押し。天然の温泉「スノッラロイグ（スノッリの浴場）」を見学したり、地元博物館で文学遺産に触れることもできます。

すぐ近くには、連なる2つの美しい滝フロインフォッサル滝とバルナフォス滝があります。遊歩道を歩いて、溶岩の割れ目から何本もの流れが湧き出すフロインフォッサル滝を間近に鑑賞。

さらに上流には、伝説と悲劇の物語を今に伝えるバルナフォス滝があります。急流が峡谷を激しく流れる様子と、看板に描かれた民話をぜひお楽しみください。

冒険好きの方は、近くのハットルムンダルフロイン溶岩原に広がるヴィズゲルミルの洞窟探検ツアーもおすすめ。国内有数の規模を誇る溶岩チューブに入り、色とりどりの岩壁や氷の彫刻、火山噴火が生み出した奇岩を間近に体感できます。

たっぷり西アイスランドを満喫したら、国道1号線に戻り北上を開始。もし時間があれば、静かな滝グラニやビフロスト近くのグラゥブロゥク火口丘まで足を延ばしてみてはいかがでしょう。どちらも手軽に立ち寄りできる穴場スポットです。

北へ向かう途中は、広大な谷や遠くの氷河、ダイナミックな山並みが続きます。

夏は日照時間が長く、立ち寄りやハイキングもゆっくり楽しめます。冬は暗くなる前にアークレイリ到着を目指し、晴れていればオーロラ鑑賞もお忘れなく。

アークレイリ到着後はホテルチェックイン。郊外のキャルナスコウグルの森でのんびり散策もおすすめ。鳥のさえずりやフィヨルド沿いの気持ちいい遊歩道が楽しめます。

到着が早ければアークレイリ市内のウォーキングツアーにも参加可能。歴史やストリートアート、趣のある家並みなど、徒歩ならではの魅力を発見！

冬は、アークレイリ発のスーパージープで行くオーロラハントツアーも人気。山や峡谷の奥深くまで足を運ぶと、光害のない場所でオーロラ鑑賞のチャンスが高まります。

地熱や歴史、大自然を味わいながら、北アイスランドの奥地へと旅が進む1日です。

3日目は、北アイスランド屈指の絶景ルート『ダイヤモンドサークル』をめぐります。ここは力強い滝、ドラマチックな峡谷、地熱帯が続く大満足のドライブコースです。

全長約250km（155マイル）の周回ルートで、南部のゴールデンサークルに対抗する存在。人里離れた大自然と地質・歴史をじっくり体感したい方にぴったりです。

まずは「神々の滝」ゴーザフォス滝へ。無料駐車場から滝両岸の遊歩道へ行けるので、どこからでも壮大な景色や写真が楽しめます。

落差約30m、幅約30mの優美な滝は、その美しさはもちろん、1,000年前にアイスランドがキリスト教に改宗した史実とも結び付いた特別な場所です。冬は氷と雪に包まれ幻想的、夏は苔むす崖が新緑に輝きます。

続いて約47km（29マイル）先、ホエールウォッチングの本場フーサヴィークへ。カラフルな港町にはクジラ博物館やカフェ、観光名所が立ち並びます。

希望者はRIBボートでのホエールウォッチングツアーに参加できます。夏はザトウクジラやシロナガスクジラの目撃例が多く、忘れられない体験に。また、乗馬ツアーでフィヨルドや自然に親しむのもおすすめです。

落ち着いたひとときを過ごしたい方は、ジョシー・ジョサーマルシーバスで入浴を。北極海とスキャゥルファンディ湾を一望できるミネラル豊富な源泉は癒しの絶景スポットです。

フーサヴィーク観光の後は、アウスビルギ峡谷へ。馬蹄形の大峡谷はオーディン神の馬の足跡とも言われ、白樺・柳・野花が咲き誇る別世界のオアシスです。

さらにデティフォス滝へ。ヨーロッパ最大級の水量を誇るこの滝は、高さ約45m・幅約100m、毎秒193立方メートルもの水が轟々と流れ落ちます。

滝両側の遊歩道からアクセス可能。近づくと大地が震えるような轟音と水煙が体感できます。春・夏は雪解けで水量が増し、冬は4WD車のみアクセス可の場合もあるので事前に道路情報をご確認ください。

隣接する穴場セルフォス滝も、静かなトレッキングで訪れてみてはいかがでしょう。

夜はミーヴァトン湖のエリアへ。約2,300年前の火山爆発による湖で、夏は希少な野鳥が多く、冬は一面の銀世界＆オーロラ鑑賞の名地です。癒やしを求めるならミーヴァトン・ネイチャー・バスで火山風景を眺めながら温泉体験を。

夜はミーヴァトン周辺の宿でゆっくり。地球の力、大自然、地元文化まで味わえるダイヤモンドサークルは、アイスランド旅のハイライトになること間違いなしです。

4日目は、アイスランド北部の中でも特に幻想的な地熱と火山の世界へ。ミーヴァトン地域のハイライト観光後、夕方までにレイキャビクへ戻ります。

スタートはナゥマフィヤトル山。蒸気と硫黄が立ち上るカラフルな山肌が印象的です。ふもとのナゥマスカルズ峠では、泥温泉や地熱噴気孔、色の変化が美しい大地を歩いて観察できます。

ユニークな立ち寄りスポットはグリョタギャゥ。溶岩洞窟内にコバルトブルーの温泉が隠れる神秘的な場所。温度変動が激しいため入浴はおすすめしませんが、独特な雰囲気を手軽に楽しめます。

次は、溶岩原からそびえる巨大なテフラクレーター・クヴェルフィヤットル。クレーター縁まで登れば、ミーヴァトン湖や火山地帯の絶景が広がります。

車で10分ほどのディムボルギルには、火山噴火による奇妙な溶岩柱や天然洞窟群が広がります。複数のトレイルが整備されているので、自由に散策を。

さらにミーヴァトン湖畔のホフディ半島は、湖からそびえる奇岩や白樺の森が美しい穴場です。

スクートゥスタザギガル偽クレーターもぜひ。湿地に溶岩流が流れ込んでできた円形クレーターの遊歩道で、湖と野鳥を眺めながらのんびりできます。湖畔散策で心を落ち着かせたい方にぴったりの場所です。

周辺エリアでは、火口湖エスキュヴァトンやヴァトナヨークトル氷河上空を遊覧飛行で眺める絶景フライトも手配可能。普段行けない秘境のパノラマを空から楽しみたい方にオススメです（オプション）。

午後からはレイキャビクへ約480km（298マイル）のロングドライブを開始。途中の絶景スポットにも立ち寄りながら、移動時間もゆったりお過ごしください。

人気の寄り道スポットはクヴィートセルクル。ヴァッツネス半島沿いにそびえ立つ高さ約15m（49フィート）のバサルトの奇岩で、まるで海に住む怪獣のような姿です。国道1号線から短い回り道でアクセスしやすく、記念撮影にも最適です。

夜はレイキャビクの宿にチェックイン。北部大自然の旅を締めくくったら、市内散策を楽しんでください。

ちょっと変わった体験をお求めなら、アイスランドペニス博物館（Phallological Museum）にもどうぞ。哺乳動物の標本コレクションが展示されているユニークな観光スポットです。

食文化で旅の締めくくりをしたい方は、レイキャビクのフードウォークツアーへ。伝統のアイスランド料理を食べ歩きながら、街のカルチャーも体感できます。最高の思い出とともに旅の最終夜をお過ごしください。