魔法の6日間！アイスランドのオーロラ・セルフドライブ（レイキャビク連泊プラン）

アイスランドで最も有名な観光ルート、ゴールデンサークルの名所を巡ります。

ゴールデンサークルには3つの見どころがあります：シンクヴェトリル国立公園、ホイカダルルの谷にあるゲイシール地熱地帯、そしてグトルフォスの滝です。

まずはシンクヴェトリル国立公園（Thingvellir National Park）に向かいましょう。ごつごつした山、広大な平原、清らかな川、見事な滝などがあるユネスコ世界遺産です。世界最古の民主的に選出された議会であるアルシング（Althingi））発祥の地でもあります。

この国立公園はユーラシア大陸プレートと北米大陸プレートの境界にあり、プレートが引っ張り合う力によってたくさんの洞窟や亀裂ができています。こうした割れ目の一つであるシルフラ（Silfra）ではシュノーケリングができます。ツアーお申込み時に追加できる素晴らしい体験ツアーをご用意しています。このシュノーケリング・オプションに参加する方は水中で落ち着いていられること、自力で泳げることが条件となります。

水晶のように透き通った氷河の雪解け水の中を泳ぎ、最大100メートルの水中視界をお楽しみください。水の中にある壮大な岩柱や不思議な地質構造を見ることができます。

次の目的地はゲイシール地熱地帯（Geysir geothermal area）です。ゲイシールとは、英語で間欠泉を意味する geyser の語源となった大間欠泉です。ゲイシール間欠泉は現在休眠中ですが、近くにあるストロックル間欠泉は数分おきに噴出し、熱湯の柱を空高く噴き上げています。カメラをお忘れなく！

ゴールデンサークル最後の名所は豪快なグトルフォスの滝（Gullfoss）です。グトルフォスは「黄金の滝」という意味で、ここからこの観光ルートが「ゴールデンサークル」と呼ばれるようになりました。約32メートルの高さから流れ落ちる二段滝です。轟音を聞き、地響きを感じながら観光や写真撮影をお楽しみください。

グトルフォスからは二種類のオプショナル・ツアーのいずれかに参加できます。アイスランド在来馬と仲良くなって、アイスランドの雄大な田園地帯を歩く2時間のホーストレッキング体験。またはラングヨークトル氷河でのアドレナリン全開・スノーモービル体験です。

もっと観光を楽しみたい方は6500年前の噴火口に真っ青な水が溜まっているケリズ火口湖（Kerid）を訪ねてみては。

その後レイキャビクの宿に戻ります。オーロラを探しながら帰りましょう。

今日はアイスランドの南海岸をドライブして黒い砂浜や滝、山、氷河、海の景色を見に行きます。

レイキャビクで朝食を済ませたら車でセリャランズフォスの滝（Seljalandsfoss）を目指します。落差約60メートルの滝は冬は氷雪を纏い、ファンタジー映画からそのまま出てきたかのようです。写真撮影などを楽しみ次のスポットに行きましょう。

海岸沿いにもう少し行くとスコゥガフォス（Skogafoss）という滝があります。高さはセリャランズフォスと同じくらいですがもっと恰幅の良い滝です。その姿は壮観で、セリャランズフォスとの雰囲気の違いもまた印象的です。

さらに進むとミールダルスヨークトル氷河の溢流氷河であるソゥルヘイマヨークトル（Solheimajokull）を通り過ぎます。ここでは氷河ハイキングができます。アイスランドの氷河を間近で見て、詳しく知る絶好の機会です。歩いていくと氷冠の幻想的な景色を楽しむことができます。

そのまま海岸沿いにリングロードを更に東に進み、ディルホゥラエイ半島（Dyrholaey）を目指します。途中、荒涼とした溶岩原に墜落した米海軍機の残骸を見に立ち寄ることもできます。

ディルホゥラエイではレイニスフィヤラの黒砂海岸を眼下に眺め、どこまでも続く大西洋の写真を撮ることができます。レイニスフィヤラに行けば漆黒の火山砂を間近で見ることができます。危険なので水際には近づかないようにしてください。

次の目的地はヴィークという海辺の村で、ランチや休憩におすすめのスポットです。町は海に面しており、丘の上には絵のように美しい教会があります。

ヴィークからは、氷の洞窟の神秘的な世界を見られるオプショナル・ツアーに参加することもできます。氷の洞窟は氷河が定期的に融解・凍結を繰り返す中で自然に形成されます。氷の洞窟はひとつとして同じものはなく、いつ訪れても一期一会の体験です。ツアーではこうした氷の洞窟に入り、その想像を絶する美しさを実際に見ることができます。中の氷の壁はまるで大理石のような模様を描き、クリスタルのように輝いています。

時間によっては、南海岸を更にドライブしてアイスランドの「至宝」と呼ばれるヨークルスアゥルロゥン氷河湖（Jokulsarlon Glacier Lagoon）まで行けるかもしれません。氷舌から崩落した氷山が浮かぶ絶景氷河湖です。

氷河湖まで足を延ばす方は安全にレイキャビクの宿まで戻れるよう帰りの時間にご注意ください。オーロラを探しながら来た道を戻りましょう。

セルフドライブ・ツアーの5日目はアイスランド西部のスナイフェルスネス半島（Snaefellsnes Peninsula）の見どころを巡ります。

小さなエリアに多彩な自然の景観が詰まっていることからアイスランド人はこの半島のことを「アイスランドの縮図」と呼んでいます。

この日はまずレイキャビクからリングロードを北上し、西側に伸びる半島に入ります。そして見どころに立ち寄りながら北部の海岸線沿いの道を進みましょう。

人気の名所としては雄大なキルキュフェットル山（Kirkjufell）があります。アイスランドで最もフォトジェニックな場所の一つです。先がきゅっと尖った円錐形の姿が珍しく、非常に特徴的です。HBOの人気ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』では「矢じりの山」として登場しました。

そのまま進み、スナイフェルスヨークトル国立公園（Snaefellsjokull National Park）まで行きましょう。アイスランドに三つある国立公園の一つです。この公園には70万年前に形成された氷河に覆われた成層火山、スナイフェルスヨークトルがあります。ジュール・ヴェルヌはその名作小説『地底旅行』でこの火山を地下世界の入り口として描きました。

国立公園を自由に観光してから半島巡りを続けましょう。近くにはいくつかの小さな村があり、それぞれに魅力、個性、歴史があります。例えばアルナルスタピ（Arnarstapi）とヘトルナル（Hellnar）では美しい海岸の景色を楽しむことができます。

デューパロンサンドゥル（Djupalonssandur）の黒砂海岸も一見の価値ありです。浜は迷路のように入り組んだ不思議な溶岩の地形やドラマチックな崖を抜けた先にあります。そこでは美しい海岸の景色と、アイスランドの有名な黒い砂浜を間近で見ることができます。

このビーチはまた、滑らかな黒い小石で覆われています。お土産に拾って帰りたくなりますが、環境保護の観点から地元の法律で禁止されていますのでやめましょう。

近くにはもう一つ、イートゥリ・トゥンガ（ Ytri-Tunga）というビーチもあります。こちらはアイスランドでは珍しい黄金の砂が見られます。アザラシにも人気の休憩スポットなので、アザラシが見られないかどうかカメラを片手に探してみましょう。

スナイフェルスネスの絶景スポットを堪能したら、レイキャビクの宿泊施設に戻り最後の夜を過ごします。オーロラ予報をチェックして、光のカーテンが見えないか夜空を見上げるのを忘れずに。