6日間でアイスランド一周！リングロード＆ブルーラグーン少人数ツアー|レイキャビク発

2日目は朝食後、リングロードを東へ進みヴィークへ。黒砂のビーチと切り立つ海食崖に囲まれた人気の町で、赤い屋根の教会やレイニスドランガルの奇岩が印象的です。

午前のハイライトは、ミールダルスヨークトル氷河下のカトラ火山の氷の洞窟探検（オプション）。認定ガイド同行で、氷と火山灰が織りなす青いトンネルを進みます。

ヘルメットやアイゼンなど必要な装備は貸与されますが、防寒着・手袋・防水ブーツのご用意をおすすめします。

アイスケーブに参加しない場合は、ヴィークの海岸散策やカフェ・ショップ巡りで自由時間。海風と黒砂、断崖の景色が心を癒します。

昼食後はフャズラオルグリューブル渓谷へ。氷河の融水が数千年かけて作り上げた絶景で、上部の遊歩道から苔むした断崖と川の流れを一望できます。足元が不安定なため、しっかりした靴が必要です。

本日のクライマックスはヨークルスアゥルロゥン氷河湖。巨大な氷山が青い湖面を静かに漂い、ボートツアーでは氷の間を進みながらアザラシに出会えることも。

道路を挟んだ向かいにはダイヤモンドビーチ。湖から流れ出た氷塊が黒砂の上で輝き、特に夕暮れ時は絶好のフォトスポットです。

宿泊はホプンの港町。ヴァトナヨークトル氷河の絶景と新鮮なシーフードが名物。チェックイン後は港でのんびり過ごしたり、ロブスター料理を堪能したりして、明日に備えてお休みください。

朝食後、リングロードを東のフィヨルド地帯へ。3日目は切り立つ山々、曲がりくねった海岸線、静かな漁村を巡り、東部ならではの素朴な魅力を体感します。

最初の目的地はデューピヴォーグル。ピラミッド型のブーランスティンドゥル山に抱かれた小さな漁村で、カラフルな家並みと穏やかな港が東アイスランドのスローな時間を感じさせます。

港沿いを散策し、地元の鳥をモチーフにした屋外アート「エッギン・イ・グレディヴィーク」を鑑賞。海風と静かな水面、アートが調和する印象的なスポットです。

山々がなだらかな丘に変わると、東部最大の町エイイルススタジルが現れます。ランチやラーガルフリョゥト湖畔の散策に最適。湖には伝説の大蛇が棲むという言い伝えも。

次はボルガルフィヨルズル・エイストリ。断崖と海が出会う静かなエリアで、夏はパフィンの営巣地としてバードウォッチャーやハイカーに人気です。

エイイルススタジル近郊では、湖畔のヴォーク・バス（オプション）で温泉体験も可能。山々を望む温泉プールで、旅の疲れを癒しましょう。

ヴォーク・バス利用時は水着とタオルをご持参ください（現地レンタルも可）。一年中快適な温度で、夏の夕暮れや冬の静かな時間にもおすすめです。

夜はエイイルススタジルのホテルで宿泊。地元レストランでの夕食や、部屋でのんびりと旅の思い出を振り返るのもおすすめです。

4日目はリングロードを北へ。滝や渓谷、地熱地帯が織りなすダイナミックな景観を巡ります。ガイドが火山活動による地形の成り立ちや北部の自然について解説します。

最初のハイライトはストゥズラギル渓谷。柱状節理の絶壁と氷河ブルーの川が織りなす絶景で、展望台や川岸まで歩いて間近に楽しめます。足元が不安定なため、しっかりした靴が必要です。

続いてヨーロッパ最大級の水量を誇るデティフォス滝。轟音とともに渓谷へ流れ落ちる迫力は圧巻。水しぶきが舞い上がり、大地が震えるようなエネルギーを体感できます。

ナゥマスカルズ地熱地帯では、地面から蒸気が噴き出し、泥沼が泡立ち、オレンジや黄色の鉱物が大地を彩ります。硫黄の香りが火山国アイスランドを実感させます。

次はディムボルギル。溶岩の奇岩や洞窟が広がる不思議な景観で、エルフやトロールの伝説も残る神秘的な場所です。

スクートゥスタザギガル偽クレーターでは、苔むした丘陵とミーヴァトン湖の湿地帯を散策。夏は渡り鳥の楽園となります。

アークレイリへ向かう途中、ゴーザフォス滝にも立ち寄ります。馬蹄形の美しい滝で、かつてノルウェー神話の偶像が投げ込まれたという伝説も。

夜は「北の都」アークレイリで宿泊。港町のカフェや植物園を散策し、北国の長い夕暮れを楽しみましょう。

5日目は「北の都」アークレイリからスタート。港や植物園、展望台を散策したり、オプションでホエールウォッチングツアーに参加したりできます。エイヤフィヨルズルではザトウクジラやミンククジラに出会えることも。

ツアー参加時は防寒・防水ウェアの着用がおすすめ。ツアー終了後は各自でランチを楽しみ、アイスランド西部へ向かいます。

途中、グロインバエルの芝屋根の農家（野外博物館）を見学。18～19世紀の暮らしや伝統的な建築技術を体感できます。

復元された室内では、当時の家具や農具も展示。厳しい気候に適応した先人の知恵とクラフトマンシップに触れられます。

さらに南下すると、ボルガルヴィルキの天然要塞へ。六角形の玄武岩でできた自然の砦は、ヴァイキング時代の防衛拠点として使われていました。

頂上まで登れば、広大な平原を一望。ガイドが歴史や伝説を交え、要塞の重要性を解説します。

西部では、ヴァッツネス半島近くのクヴィートセルクルにも立ち寄ります。波間から現れるドラゴンのような奇岩は、写真愛好家に人気の絶景スポットです。

最後はコゥルグリューブル渓谷。伝説の巨人コーラにちなんだ渓谷で、コルフォッサル滝が流れ落ちる自然美を堪能できます。

夜はロイガルバッキのホテルで宿泊。地元食材を使った夕食や、静かな田園風景の中でリラックスしたひとときをお過ごしください。

アイスランド一周リングロードツアーの最終日、朝食を楽しんだ後は、西アイスランドへと出発します。このエリアは地熱の驚異、滝、そしてヴァイキングの歴史が色濃く残る地域です。南へ進むにつれ、火と水が何世紀にもわたりこの国を形作ってきた火山の大地が広がります。

最初のハイライトはグラゥブロゥクの火口です。苔むした斜面と古代の溶岩原に囲まれたこの火山は、短いトレイルを登ると火口の縁に到着し、アイスランドのダイナミックな大地の美しさを一望できます。

そのすぐ近くには、ビフロスト近くの静かなグランニ滝があります。ここでは、穏やかな小川が溶岩の岩を流れ、自然の中で静かに過ごすのにぴったりの落ち着いた雰囲気が広がります。

さらに進むと、フロインフォッサル滝が現れます。無数の小川が溶岩原から流れ出し、見事な景観を作り出しています。近くのバルナフォス滝は狭い渓谷を勢いよく流れ、その水音が谷の静けさに響き渡ります。

この日の旅は、アイスランドの愛される小型で力強い馬たちが暮らすストゥルルレイキル・ホースファームへの訪問で続きます。馬の歴史や5つの自然な歩き方、そしてアイスランドの暮らしに深く根付く文化的なつながりについて学びましょう。

次はヨーロッパで最も湧出量の多い温泉、ディルダルトゥングクヴェルへ。地表から絶え間なく沸き上がる熱湯は、近隣の町の暖房にも利用されています。指定された道を歩き、立ち上る蒸気の温かさを体感してください。

首都へ戻る前に、海沿いの静かな町ボルガルネスでひと休み。足を伸ばしたり、軽食を取ったり、周囲のフィヨルドの景色を楽しんだりして、リングロードの旅の最後のひとときを過ごしましょう。

旅の締めくくりは、アイスランドを代表する世界的な温泉スパ、ブルーラグーンです。入場料には、入場、シリカ泥パック、タオル、ドリンクが含まれています。黒い溶岩原に囲まれた温かくミネラル豊富な湯に浸かり、心身ともにリラックスしましょう。

ラグーンの心地よい熱と天然ミネラルが肌を柔らかく、リフレッシュさせてくれます。旅の疲れを癒し、アイスランド一周の思い出を振り返るのに最適な場所です。レイキャビクへ戻り、アイスランドの冒険がいよいよ完結します。