5泊6日極北旅行パッケージ｜アイスランド南部、グリーンランド日帰り観光も

2日目はレイキャビクを出発して、アイスランドの大自然を満喫しに行きましょう。ホテル又は最寄りのバス停までガイドがお迎えに上がります。参加者が全員揃ったら氷河や黒砂海岸、滝で有名な南海岸のバスツアーに出発です。

南海岸を進むと壮大な火山や氷河が見えてきます。そのうちの一つが2010年に大噴火してヨーロッパの航空網を麻痺させたエイヤフィヤトラヨークトル（Eyjafjallajokull）です。

セリャランズフォス（Seljalandsfoss）とスコゥガフォス（Skogafoss）の滝も訪れます。すらりとしたセリャランズフォスと豪快なスコゥガフォスと、どちらも甲乙つけがたい美しさです。

セリャランズフォスは背後の洞窟から裏見ができます。スコゥガフォスは霧のような滝しぶきによく虹がかかります。

次にヴィーク村（Vik）とレイニスフィヤラ（Reynisfjara）のブラックサンドビーチを訪れます。大西洋の波は大迫力。レイニスドランガルの奇岩を見ながらガイドが地元の昔話を披露してくれるでしょう。

ヴィークはかわいらしい海辺の村です。地産品を売っているお土産屋さんもあります。

アクティビティをプラスしたい方は是非ソゥルヘイマヨークトル（Solheimajokull）氷河ハイキングのオプションにお申し込みください。真っ青なクレバスや雪をかぶった峰、南海岸の絶景が見られます。

夜はヨークルスアゥルロン氷河湖（Jokulsarlon）近くのホテルに宿泊します。氷河湖は翌日に観光予定です。

南海岸ツアーの2日目です。「アイスランドの至宝」と呼ばれるヨークルスアゥルロン氷河湖（Jokulsarlon）を訪れます。アイスランドに来たら見ずには帰れない絶景スポットです。

この一帯はヴァトナヨークトル国立公園の一部です。ブレイザメルクルヨークトル（Breidamerkurjokull）という氷河の雪解け水が湖を作り出しました。深さは約200mあります。青と深のグラデーションが見事です。

絶景と名高いのは、無数の氷山が浮かんでいるからです。色や形は様々で、中には二階建てのビルほどもあるものもあります。

渡り鳥やアザラシもいます。野生動物なので、適切な距離を守って静かに観察してください。

氷山を間近で見てみたい方は水陸両用ボートツアーにご参加ください（オプション）。ゆったりしたクルーズ船なので家族旅行や風景写真撮影にもぴったりです。

ヨークルスアゥルロン氷河湖の隣には通称ダイヤモンドビーチという砂浜があります。氷河湖を漂っていた氷山のかけらが漂着する場所です。黒い砂浜ときらきらと輝く氷のコントラストが幻想的な風景を作り上げています。

観光の後はレイキャビクに戻り、南海岸バスツアーは解散となります。レイキャビクへの帰着時間は夕方～夜を予定しています。夜はレイキャビク泊です。

この日はいよいよお待ちかね、グリーンランド日帰りツアーです！グリーンランドの東にあるクルスク（Kulusuk）という村を訪れます。

レイキャビクからクルスクまでは飛行機で2時間です。晴れていれば真っ青な海、グリーンランドの山や流氷、氷床が見えます。

北極圏の自然は本当に美しく、最果ての風景に息をのむことでしょう。

地元ガイドがまずはクルスク村をご案内します。カラフルな家が並ぶ道を歩きながら、イヌイット文化について解説します。

現代の北極圏での生活や、カヤック造り、アザラシの毛皮を使った道具などの伝統について話を聞いてみてください。

村人はとても温かく、日々の暮らしについて色々教えてくれます。言葉を交わせば自然との向き合い方や人生観を感じられるはずです。

村の周りを歩くネイチャーウォークも予定しています。手つかずのフィヨルドや原野が広がっており、アイスランドのヨークルスアゥルロゥン氷河湖同様、クルスクの海にもたくさんの流氷が漂っています。

ガイドは地元の動植物や地質学にも詳しいので、クルスク独特の自然環境についても学べます。

夕方再び飛行機に乗ってレイキャビクに戻ります。夜はレイキャビク泊です。

5日目はゴールデンサークルのバスツアーにご参加いただきます。ゴールデンサークルはアイスランドで一番人気の観光名所と言っても過言ではないでしょう。シングヴェトレル国立公園、ゲイシール間欠泉のある地熱地帯、そしてグトルフォスの滝という三つの絶景を結ぶルートです。

朝バスに乗ったら、まずはシングヴェトリル国立公園（Thingvellir National Park）に向かいます。UNESCO世界遺産に登録されたこの公園は溶岩台地が美しいだけでなく、西暦930年にアイスランド人が民主的な議会を創設した地でもあります。

次はハウカダルルの谷（Haukadalur）へ向かいます。ゲイシール間欠泉（Geysir）を中心にたくさんの温泉が湧く地熱地帯です（入浴はできません）。現在最も活発なのはストロックル（Strokkur）という間欠泉で、5～10分置きに20メートルもの高さまで熱水を噴き上げています。

最後にグトルフォスの滝（Gullfoss）へお連れします。氷河を源流とするクヴィータゥ川（Hvita）が深さ32メートルの大渓谷に轟音を立てて流れ落ちるスポットです。

この日は有料オプションとしてアクティビティを追加することができます。一つ目のオプションはシングヴェトレル国立公園にあるシルフラの泉でのシュノーケリング体験です。世界屈指の透明度を誇るシュノーケリングの名所です。参加者は水中で落ち着いていられること、自力で泳げることが基本条件となります。

二つ目のオプションはラングヨークトル氷河（Langjokull）のスノーモービル体験、三つ目のオプションは自然の中を歩く乗馬体験です。

四つ目のオプションとして、レイキャネス半島で噴火を終えたばかりのファグラダルスフィヤットル山（Fagradalsfjall）のハイキング・ツアーをご用意しています。

経験豊富なガイドが案内しますので安心してお申し込みください。黒い荒野が広がり、溶岩流の跡や火口跡、深い淵などを見ることができます。5時間ほどの体験です。

観光後、バスでレイキャビクに戻ります。

夜はレイキャビク泊です。

最終日は各自フライトの時間に合わせてケプラヴィーク国際空港に向かってください。フライト時間に合わせてシャトルバスを手配します。

フライトの時間まで余裕がある方は最後までレイキャビク観光をお楽しみください。

カラフルな家々を見ながらハットルグリムス教会（Hallgrimskirkja）まで歩いてみては。塔に上るとレイキャビクの大パノラマが見られます。

近くにはガラス建築が美しいハルパ・コンサートホール（Harpa）、ソゥルファリズの彫像、ペルトラン博物館（Perlan）などがあります。ペルトランは入場料がかかります。

B級グルメならアイスランド流ホットドッグがおすすめです。クリントン大統領も訪れたBaejarins Beztu Pylsurという屋台が人気です。

アイスランドはロブスター・スープや、獲れたての魚を揚げたフィッシュ・アンド・チップスなど、シーフードも有名です。カフェで美味しいコーヒーとペストリーを注文してゆっくりするのもいいですね。

お土産のショッピングならアイスランド・ウールのセーター、ロパペイサ（lopapeysa）をチェックして。ハンドメイドのジュエリーや溶岩で作ったお土産、ヴァイキング・グッズなども定番です。

バスの時間に遅れないようご注意ください。快適なバスから、最後にもう一度アイスランドの風景をどうぞ。

空港には免税店や食事処もあります。これでツアーは解散です。どうぞお気をつけてお帰りください。また是非アイスランドに遊びに来てくださいね。