4泊5日オーロラ・ドライブ旅行｜北部アイスランドの名所巡り・ミーヴァトン湖など

ツアー初日は移動日・アークレイリ観光日です。

レイキャビク国内線空港から飛行機に乗り、アークレイリ（Akureyri）に向かってください。アークレイリは北部アイスランド最大の町であり、アイスランド第二の都市です。フライト時間は約30分。空港でレンタカーを受け取ったら、あとはアークレイリで自由にお過ごしください。

エイヤフィヨルズル（Eyjafjörður）というフィヨルドを望み、周囲を美しい山々に囲まれたアークレイリの町は見どころがいっぱい。明日から3日間は大自然の中で過ごすので、この日は街歩きを楽しんでみては。

カラフルな街並みが可愛らしく、お店やバー、レストランが軒を並べています。博物館や美術館もたくさんあります。有名なクリスマスハウスや、植物園もおすすめです。

もちろん、アクティブに過ごしてもOKです。郊外のフリィザルフィヤットル（Hlíðarfjall；12月～翌4月目安）はアイスランド一のスキー場です。

車を使えばアイスランドのホエールウォッチングの中心地と言われるフーサヴィーク（Husavik）の町にも行けます。美しい港エリアを散策したり、クジラ博物館を訪ねたり。ホエールウォッチング・ツアーに参加するのもいいですね。

夜は晴れていたら是非オーロラ・ドライブに出かけてみてください。町のネオンが届かない田舎に行くのがポイントです。でも曇っていたり、疲れていたりしたら無理をする必要はありません！ゆっくりと休んで、明日からの冒険に備えましょう。

夜は北部アイスランドの宿に宿泊します。

アイスランド・ドライブ旅行の2日目は、北部一の景勝地ミーヴァトン湖エリア（Mývatn）を目指します。

ホテルで朝食を済ませたら、リングロードでミーヴァトン湖のある地熱地帯に向かいましょう。大きな湖ですが冬は凍結することもあり、雪景色が旅情をかきたてます。

この辺りは不思議な地形が有名で、凍った湖から立ち上がる玄武岩の柱や、偽クレーター、ディムボルギル（Dimmuborgir）の溶岩城塞などを見ることができます。

ディムボルギルは自然の造形もさることながら、文化的にも興味深い場所です。アイスランド版サンタクロースのような存在である13人のユールラッズ（Yule Lads）はこのディムボルギルに住んでいると言われており、クリスマスとは切っても切り離せない場所なのです。最近では人気ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』のロケも行われました。

ミーヴァトンに行く途中で「神々の滝」ゴーザフォス（Goðafoss）に寄り道をするのもおすすめです。ダイナミックな滝で、紀元1000年ごろにアイスランドの法律布告者が古代北欧の神々の偶像を投げ棄て、キリスト教への改宗を宣言した場所としても有名です。

近くには地熱のために草木の生えないナウマスカルズ峠（Námaskarð Pass）という荒野があり、噴気孔や熱泉が広がっています。

観光の後は温泉でリラックスしませんか。希望者はツアーお申込み時にミーヴァトン・ネイチャー・バス温泉（Mývatn Nature Baths）の入場券を追加してください。地熱で温められたお湯はミネラル分が豊富で、露天風呂からは周囲の湖や広大な雪原の大パノラマを楽しめます。

家族連れにも一人旅にも、カップルにもおすすめです。

日の入り後に入浴をしていると、お風呂からオーロラが見られることもあります！

夜は北部アイスランドの宿に宿泊します。

北部アイスランド旅行の3日目は、引き続きミーヴァトン湖エリアで過ごしましょう。

ホテルでの朝食後、北部アイスランドの観光を自由にお楽しみください。ミーヴァトン湖周辺にもまだたくさんの名所がありますし、もう少し遠くまで足を延ばしてもいいでしょう。

この日は宿の移動がないので、荷造りをする必要はありません！

おすすめスポットの一つはグリョタギャゥ（Grjotagja）という溶岩洞窟です。中に温泉が湧いています。熱すぎて入浴はできませんが、幻想的な雰囲気は一見の価値ありです。

フーサヴィーク（Husavik）をまだ訪れていない方は、フーサヴィークに行ってみてもいいでしょう。ホエールウォッチングに挑戦したり、カフェでまったりするのにいい町です。

また、リングロードを更に東に行くとデッティフォス（Dettifoss）があります。高さ40メートル・幅100メートル、欧州一の落水量を誇る迫力満点の滝です。

アイスランド最大の氷河を源流とし、黒い火山岩の崖を流れるデッティフォスは「炎と氷の国」アイスランドを見事に象徴していると言えます。

デッティフォスへの道は一部未舗装のため、冬は慎重に運転してください。このセルフドライブ・ツアーではレンタカーは4WD（四輪駆動車）をご用意していますが、悪天候時は危険ですので天気予報をチェックしてから出発しましょう。

夜は前日と同じ宿に連泊します。オーロラハンティングに挑戦してもいいですね。

北部セルフドライブ・ツアーの4日目は再びアークレイリに戻ります。

ホテルで朝食を済ませたら出発です。アークレイリまでの移動距離は約80㎞なので急ぐ必要はありません。ディムボルギルやゴーザフォスなど、2日目・3日目に行けなかった場所に寄り道しながらのんびり行っても大丈夫です。

アイスランドの歴史に興味がある方は、是非ロイヴァゥス（Laufas）のターフハウスへ。アイスランド国立博物館が管理しているアイスランドの伝統的な芝屋根の家で、入植者たちの暮らしぶりを窺い知ることができます。

アークレイリ郊外のスキー場に行ってもいいですし、フーサヴィークでホエールウォッチングツアーに参加してもいいでしょう。担当者がアドバイスやサポートをしますので、何でもご相談ください。

アークレイリでもできることはまだたくさんあります。例えば地熱プール。アイスランド人はプールが大好き。銭湯感覚なので、どんな小さな町や村にも必ず一つはプールがあります。もちろんアークレイリにも市営プールがあるので、地元の人に混じってリラックスしてみては。

アークレイリ教会も必見です。レイキャビクのハットルグリムス教会（Hallgrimskirkja）とはまた違ったスタイルなので、是非見てみてください。

博物館や美術館もレベルが高いです。お子様連れの方はアークレイリおもちゃ博物館がおすすめ。Fridbjarnarhusという古い建物の中にあります。

北部アイスランド最後の夜はアークレイリ泊です。最後にもう一度オーロラハンティングに挑戦してみては？曇っていたら、アークレイリのナイトライフもおすすめですよ！

最終日はレイキャビク行きのフライトに間に合うように各自アークレイリ空港に向かい、レンタカーを返却してください。

フライトの時間まで余裕がある方は、最後までアークレイリ観光をお楽しみください。

例えばアークレイリ美術館。国内外の様々なアーティストの作品を楽しむことができる優れた美術館です。

寒い日はカフェでゆっくり過ごしましょう。おすすめはBlaa Kannan cafe。暖かいドリンクや美味しいケーキが人気です。

Eymundssonという町一番の本屋さんでは、アイスランド文学の翻訳書が揃います。

名残惜しいですが、フライトに遅れないように時間に余裕を持って空港に向かいましょう。

レイキャビクに着いたらツアーは解散です。また是非北アイスランドに遊びに来てくださいね！