絶景を遊び尽くす！アイスランド一周8日間のガイド付きサマーパッケージツアー

2日目は、有名なゴールデンサークル観光ルートを探索し、シンクヴェトリル国立公園(Thingvellir National Park)、ゲイシール地熱地帯(Geysir)、そしてグトルフォス滝(Gullfoss)という3つの主要な見どころに立ち寄ります。

現地ガイドが、朝早くお迎えにあがります。

最初の目的地は、大陸間を歩くことができるシンクヴェトリル国立公園です。この公園は、ユーラシアプレートと北アメリカプレートの間の地溝帯に位置しています。

シンクヴェトリル国立公園の見事な景色は、プレートの動きによって谷全体に裂け目や亀裂が生じるという、その独特な場所を反映しています。

シンクヴェトリルは、ユネスコ世界遺産に認定されており、930年に設立された世界最古の現存する議会、アルシング(Althingi)の発祥の地として、大きな歴史的意義を持っています。この自然の美しさと深い歴史の組み合わせは、アイスランドの旅には欠かせないものとなっています。

そこから、ゲイシール地熱地帯に向かいます。温泉のストロックル間欠泉(Strokkur)は、数分おきに20メートルの水柱を噴き上げます。ストロックルとの自撮りはアイスランド訪問の際の必須アイテムなので、カメラの準備を忘れずに。

最後に、クヴィータアゥ川(Hvita river)にあるグトルフォス滝に到着します。ミニバスを降りるとすぐに、氷河の冷たい水が32メートル下の古代の渓谷に落ちる轟音が聞こえてきます。

グトルフォス滝は、アイスランドで最も息をのむような場所の一つで、きっと感動を覚えることでしょう。

また、カフェを併設する家族経営の酪農場、エフスティダルール(Efstidalur)にも立ち寄ります。ここで足を伸ばし、軽食や飲み物を取ったり、農場の牛の乳で作られたアイスクリームを味わったりすることができます。

この日は、南西アイスランド地域に宿泊します。

3日目は、氷河、滝、そして黒砂海岸など、南海岸の多くの見どころを探検します。

大きな氷河火山のエイヤフィヤトラヨークトル(Eyjafjallajokull)に向かって進みます。近くには、断崖の洞窟の上から落ちる高くて細いセリャラントスフォスの滝(Seljalandsfoss)があります。この滝は裏側を歩くことができ、滝と周囲の田園風景のユニークな眺めを楽しむことができます。

次に、スコゥガフォス滝(Skogafoss)に向かいます。セリャラントスフォスの滝よりも幅が広く、より力強い滝ですが、こちらも魅力的な滝です。

今日は、氷の洞窟も訪れます。氷の洞窟は自然に形成される現象で、通常は冬だけの体験とされています。この日見る洞窟は、夏でも訪れることができる数少ない洞窟の一つとして特別なものです。

氷の洞窟には、青と白の大理石模様の氷の壁があります。それぞれが唯一無二で、氷の洞窟は常に変化しているため、同じ景色を二度と見ることはできません。

この日のもう一つの立ち寄り先は、ディルホゥラエイ海食崖(Dyraholaey)のアーチです。この岩の形成は、海岸から海へと突き出ています。地元の野鳥の楽園であり、素晴らしい写真を撮るのに最適な場所です。

ヴィーク・イ・ミールダル(Vik)の村やその近くの宿泊施設に向かう前に、レイニスフィヤラ(Reynisfjara)の黒砂海岸に立ち寄ります。ここでは、漆黒の火山砂、六角柱の断崖、海から立ち上がる巨大な海食柱、そして様々な野鳥を見ることができます。

夏の間はパフィンが近くで営巣することで知られているので、探してみてください。

また素晴らしい一日を過ごした後、南アイスランドの宿泊施設でお休みください。

4日目は、ヴァトナヨークトル国立公園(Vatnajokull National Park)を探索し、美しいヨークルスアゥルロゥン氷河湖(Jokulsarlon)に向かいます。

ヨークルスアゥルロゥン氷河湖は、アイスランドで最も美しい場所の一つです。近くの氷河から分離した巨大な氷山で満たされており、それらの青と白の氷山は、海に向かって移動する際に夏の太陽の下で輝きます。

5月から8月の間に訪れる場合は、氷河湖での水陸両用ボートツアーを楽しむこともできます。氷山と共に、氷河湖で泳ぐアザラシにも出会えるかもしれません。

氷河湖から少し歩くとダイヤモンドビーチ(Diamond Beach)があり、ここでは氷河湖からの氷山が岸に打ち上げられています。黒い火山砂の上で太陽の下に横たわる氷山がダイヤモンドのように輝くことから、このビーチの名前がついています。輝くような青い氷と黒い砂のコントラストが非現実的で絵のような風景を作り出ています。

また、ヴァトナヨークトル国立公園内にあるスカフタフェットル自然保護区(Skaftafell Nature Reserve)も訪れます。この保護区域には、ハイキングコース、豊かな植生、そして連なる滝があります。

主な見どころは、ヴァトナヨークトル氷河の派氷河である美しいスカフタフェルスヨークトル氷河で、氷河ハイキングを体験します。

経験豊富なガイドが安全装備と詳しい説明を行った後、北極の探検家のように巨大な氷のシートを登ります。頂上では周囲の景色を楽しむ十分な時間があります。

この日は、ヨークルスアゥルロゥン氷河湖近くの宿泊施設で締めくくります。

6日目は、ミーヴァトン(Mývatn)湖エリアとアークレイリ(Akureyri)の町を探索する北部への旅の日です。

ただし、東アイスランドを離れる前に、ヴォーク・バス(Vök Baths)の素晴らしい地熱温泉に浸かることができます。

次の目的地は、デティフォス滝(Dettifoss)です。この滝は、リドリー・スコット監督のSF映画「プロメテウス」のオープニングシーンに登場したことで国際的な知名度を得ました。

また、ヨーロッパで最も力強い滝として知られており、次の目的地へ向かう際も、その轟音が耳に残ることでしょう。

それから、アウスビルギ渓谷(Ásbyrgi)に立ち寄ります。この地は、かつて北欧神話の神オーディンの8本足の馬、スレイプニルによって作られたと信じられていた場所です。最大100メートルの高い崖が、馬蹄形の渓谷内の豊かな森を囲んでいます。

そこから、静かな漁村フーサヴィーク(Húsavík)へ向かい、古い港や魅力的な村の中心部を探索できます。この町には、カラフルな家々と温かい雰囲気があります。

1907年に建てられた木造のフーサヴィーク教会など、歴史的な建造物をご覧ください。町の海事の歴史は、印象的な海洋関連の展示物を誇るフーサヴィーク・ホエール・ミュージアムで紹介されています。

ミーヴァトン湖エリアにあるナゥマスカルズ峠(Námaskarð)の地熱地帯を探索します。蒸気を上げる噴気孔と泡立つ泥池のある不思議な景観は、まるで別の惑星のようです。

次に、「北の首都」とも呼ばれる魅力的な町アークレイリを探索します。

途中、「神々の滝」として知られるゴーザフォス滝(Goðafoss)に立ち寄ります。この印象的な名所は、紀元1000年頃にアイスランドがキリスト教を採用した場所でもあります。

夜はアークレイリの快適な宿泊施設でお過ごしいただきます。

7日目は、ホイガネス(Hauganes)の町など、素晴らしい見どころに立ち寄りながらレイキャビク(Reykjavik)へ戻ります。この日は、パッケージ料金に含まれているホエールウォッチングツアーにも参加します。

朝食を楽しんだ後、アークレイリ(Akureyri)に別れを告げ、趣のある北部の漁村ホイガネスへ向かいます。

北アイスランド最長のフィヨルド、エイヤフィヨルズル(Eyjafjörður)に位置する小さな美しい集落です。

滞在中は、散策しながら地元の観光スポットや文化に触れることができます。

海洋生物が好きな方のために、このパッケージにはホエールウォッチングツアーが含まれています。ホイガネスの港からボートに乗り、フィヨルドに出て海の優しい巨人たちを探します。

このツアーでは、ザトウクジラ、ミンククジラ、シャチなど、さまざまな種類のクジラを見かける可能性が高いです。

ホイガネスでの観光を終えると、クヴィートセルクル(Hvítserkur)の岩の形成物へ向かいます。この玄武岩の岩柱には民話が伝えられています。

地元に伝わる有名な話によると、悪さをしようと海岸を歩いていたトロールが、時間を忘れて日の出を迎えてしまい、石になって永遠にそこに留まることになったとされています。

今日、クヴィートセルクルの岩の形成物は、この地域で最も写真に撮影される名所の一つとなっており、すぐにその理由がわかることでしょう。

多くの人がその形を、海から水を飲む竜や恐竜に似ていると考えており、それがさらなる神秘性と魅力を添えています。この印象的な形成物とその素晴らしい周辺環境を撮影できるよう、カメラの準備をお忘れなく。

ここでの海岸線の観賞を終えたら、レイキャビクへ戻ります。時間に余裕があれば、地元のレストランでの食事もお楽しみいただけます。

この夜は、レイキャビクの快適な宿泊施設でお過ごしいただきます。