桜咲くチョルトニン湖
アイスランドで桜?
そう、アイスランドにも桜があって、お花見ができるんです!
2017年の「お花見」は5月19日に予定されています。アイスランド日本協会によるもので、日本に興味のあるアイスランド人の方々も参加されます。一般の方々の参加ももちろんOKです。
日時:5月19日 17時から。
場所:チョルトニン湖(ブログ下参照)
この桜の木はレイキャビクのダウンタウンにあるチョルトニン湖にあります。チョルトニン湖といえば、まさにダウンタウンに広がる憩いの場。普段から散歩をしたりジョギングを楽しむ人々がいますが、お天気の良い日にはピクニックをしたり、芝生の上でゴロゴロする人も多いんです。また、祝日にはイベントも開かれていて、ニューヨークのセントラルパーク、東京の代々木公園的な存在かもしれませんね。
冬の寒い日には凍った池を歩いたり、サッカーやアイスホッケー、フィギアスケートを練習する人の姿も見られます。市庁舎に近い部分にはお湯を流しているために凍りません。そのため白鳥や鴨など水鳥が沢山集まり、その姿を見に来る子供達の姿も少なくありません。
ダウンタウンから徒歩5分ほどで、湖のほとりにある桜の木を見に行くことができますので、お散歩がてらに桜の木を目指してみてはいかがでしょうか。
さてこの桜の木、実は皆さんがイメージしているものとは随分違うはずです。
なんといっても、まだ桜の木が小さい!
2m弱の細い木ですが、何本もありますので近寄って、それぞれの桜を鑑賞します。目線の高さでじーっと眺めるというのも、新しいお花見スタイルではないでしょうか。
ハットルグリムス教会を背景に撮影。携帯のカメラではあまり上手に撮れませんでした。こちらは5月5日の様子ですが、ようやく咲き始めたという感じでした。
アイスランドの桜は日本の桜に比べて、開花は遅く5月を過ぎてからとなります。もちろん他の草花も遅く、たんぽぽやチューリップも5月以降となります。3月はまだ雪、4月はようやく芽がでてくる、そんな季節の流れだと思います。
下の写真は5月8日の様子です。お天気が良かったので沢山開花しました。小さな桜の木であっても、やはり嬉しいものです!
この桜の木はチョルトニン湖の端、ダウンタウンやレイキャビク市庁舎とは反対側にあり、アイスランド大学のそばにあります。
桜の木から徒歩2分でアイスランド国立博物館があります。この博物館ではヴァイキングの時代からのアイスランドの変遷を展示品を通して知ることができ、かなりオススメです。事前にアイスランドの歴史をざっくりと勉強した後に行くと、なかなか面白いですよ!
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