ボルガルフィヨルズル・エイストリは、人口約130人の東アイスランドに位置するフィヨルドです。主な集落はバッカゲルジで、この地域はその美しい自然で有名です。
このエリアは、アイスランドのセルフドライブツアーで巡るのがおすすめです。
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上の写真は Wikimedia, Creative Commons, by the Rohit より引用。編集は行っていません。
バッカゲルジの主な産業は羊の飼育、漁業、魚の加工で、観光業も夏季を中心に盛んです。
この地域はハイキングがとても人気で、素晴らしいルートが多数あります。中でも特に有名なのはストールルズ（「巨人の岩」）で、山々に囲まれた景観も魅力的です。フィヨルドの南側には流紋岩の山々が広がり、フィヨルドの奥や北側には玄武岩の山々が見られます。バードウォッチングも人気で、多くのパフィンがこの地域で巣作りをします。また、エルフが住んでいるという伝説も残っています。
アイスランドを代表する画家の一人、ヨハネス・キャルヴァル（Johannes Kjarval）はこの地で育ち、町には彼の作品を展示する素晴らしいギャラリーがあります。さらに作品を見たい方は、レイキャビクのキャルヴァル美術館（Kjarvalssafn）もおすすめです。バッカゲルジ教会の祭壇画もキャルヴァルによるものです。
2005年からは、毎年6月にボルガルフィヨルズル・エイストリの旧ニシン工場で音楽フェスティバル「ブレイズラン（Braedslan）」が開催されています。2010年には地方の優れた文化活動に贈られるエイラロス賞（Eyrarros）を受賞しました。これまでにOf Monsters and Men、Belle & Sebastian、Mugison、Emiliana Torrini、Damien Riceなど著名なアーティストが出演しています。
