観光情報:ロイガルダルル
写真提供:Regína Hrönn Ragnarsdóttir
ロイガルダルル(Laugadalur)はアイスランド語で「温泉の谷」という意味で、レイキャビク市民の憩いの場になっています。
アイスランドのドライブ旅行で立ち寄ってみては。
ロイガルダルルの歴史
アイスランド語で「煙の湾」を意味するレイキャビクという町の名前は、アイスランドに初めて入植したIngolfúr Arnarsonがロイガルダルル周辺の温泉から立ち昇る湯気から付いたのではないかと言われています。
ロイガルダルルを直訳すると「プールの谷」となります。レイキャビクの人々は昔はここで洗濯をしていたからです。ロイガルダルルに来るために女性たちが通った通りが「水の通り」、つまり今は目抜き通りとなっているロイガヴェーグル(Laugavegur)です。
レイキャビクにはこのようにして暮らしを支えた女性たちを讃える像がたくさんあります。洗濯場としてのロイガルダルルの役割は1930年に水道が普及するまで続きました。
以来、市民のレクリエーションの場として再開発が進み、今では周囲に住宅街も広がっています。
ロイガルダルルのレクリエーション施設
写真提供 Regína Hrönn Ragnarsdóttir
ロイガルダルルで一番有名なのは、アイスランド最大規模を誇る地熱プールでしょう。ロイガルダルスロイグ(Laugardalslaug)といい、滑り台やジャグジーもあります。隣にはスポーツジムがあります。
コンサートにも使われるアリーナもあります。アイスランドで人気のスポーツはハンドボール、バスケットボールなどで、最近はサッカーも人気です。
アイスランドのサッカー代表チームが練習するホームスタジアムでもあります。
ロイガルダルルとアリーナの周囲に広がるのは大きな緑地帯です。キャンプ場もあり、毎年ここでSecret Solsticeというフェスが開かれます。公園内には植物園とファミリーパーク&動物園があります。
これはアイスランド唯一の動物園で、アイスランドの気候に適応したヤギや馬といった家畜が中心です。ミンクなどの侵略的な外来種や、トナカイのように持ち込まれた家畜、そして人間が入植する前からいるアザラシやホッキョクギツネといった在来種も見られます。アイスランドの動物ではありませんが、爬虫類館と鳥類館もあります。
Near the Family Park and Zoo are more activities tailored to families. A carousel, a train, and boating activities are all available; segways can be rented; and there is a playpark.
動物園の周りはファミリー向けのゾーンです。メリーゴーラウンド、小さな電車、遊具のある公園などがあり、ボートやセグウェイも借りられます。
アートや文化に興味がある方は、Ásmundarsafnという美術館を訪ねてみましょう。アイスランド人彫刻家Ásmundur Sveinssonの作品が館内だけでなく野外にも展示されており、現代アートの企画展も開催されています。Sigurjón Ólafssonの彫刻を展示する美術館もあり、こちらでは夏に様々なカルチャーイベントが開催されます。
おなかがすいたら、プールの外にホットドッグの屋台があります。動物園の近くにも、アイスクリームや軽食を売るカフェがあります。
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