観光情報:ロイヴァゥス
写真提供:Regína Hrönn Ragnarsdóttir
ロイヴァゥス(Laufás)は北部アイスランドの芝屋根のターフハウスです。「北の都」アークレイリから車で20分ほど行ったところにあります。
アイスランドのセルフドライブ・ツアーの寄り道にぴったりです。
ロイヴァゥスの歴史
ロイヴァゥスは『入植の書』にも記載があるので、ここには千年以上前から芝屋根のターフハウスがあったと考えられています。かつてはアイスランド各地にみられたターフ・ハウスは20世紀にはほとんどが廃墟となり、歴史的に重要なものはほとんど残っていません。
ターフハウスは石造りの建物のように耐久性があるものではなく、土と芝を使っているのですぐ荒れ果ててしまいます。従ってロイヴァゥスのターフハウスも、何度も立て直され、様々な様式を経てきたものでしょう。現在の建物は、一部は1840年までさかのぼりますが、大部分は1866年から1870年にかけてBjörn Halldórsson牧師によって建てられたものです。
ロイヴァゥスは30人まで住めるよう設計された家です。ターフハウスは家人や使用人、貧者や季節労働者、浮浪者や旅行者(宿に困っている人を泊めないことはアイスランド社会では大きなタブーとされていました)など、常にたくさんの人が住んでいました。この人数を収容するためにロイヴァゥスではいくつかの家をつなげており、周囲にもいくつかの建物が点在しています。
ロイヴァゥスがアイスランド建築史上重要なのは、複数の切妻を隣り合わせに並べているためです。現在ではこうした構造の建物を見ることはほとんどできません。
その重要性から20世紀にアイスランド国立博物館がロイヴァゥスを買い取り、現在は国が保存・管理を行っています。きれいに修復し、1900年前後の家具や道具などを整えて博物館として一般に公開されています。産業革命以前のアイスランドの暮らしを窺い知ることができる貴重な史跡です。
敷地内には美しい教会もあります。1869年に建てられたこの教会には、17世紀に作られた説教壇があります。
教会は無料で入場できます。博物館の入場料は大人1,600ISK、シニア800ISKです。10人以上のグループは15%の割引があります。
Getting to Laufás
Laufás is accessible throughout the year, although the museum is only open during the summer months between 09:00 and 17:00. Winter travellers may have their chance to explore if they contact the museum before and request a visit.
To reach it, drive Route 1 travelling west from Akureyri, then right onto Route 82. After a short drive along the coast of Eyjafjörður, Laufás will be signposted to the right. There is a carpark at the museum.
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