ロイヴァルホゥルスヘトリル窟の観光情報
ロイヴァルホゥルスヘトリル(Raufarhólshellir)はアイスランドで四番目に長い溶岩洞窟です。内部が広く歩きやすいので、比較的容易に洞窟探検が楽しめます。
写真:レイキャビク発|ロイヴァルホゥルスヘットリルの溶岩洞窟探検(1時間)
ロイヴァルホゥルスヘトリルはアイスランドで最も長い溶岩洞窟の一つで、長さは1,360メートルあります。幅は10~30メートル、高さ最大10メートルと非常に広々とした地下空間です。
Threngslavegurという道沿いにあります。レイキャビクから車でわずか30分なので、レイキャビクでレンタカーを借りる方、セルフドライブ・ツアーでアイスランドを周る予定の方は比較的簡単に訪れることができるでしょう。
洞窟内の大部分は照明に照らされた遊歩道がつけられており、とても歩きやすいです。見学するにはロイヴァルホゥルスヘットリルの溶岩洞窟探検(1時間)、または更に奥まで探検できるロイヴァルホゥルヘトリル溶岩洞窟3時間ツアーを利用するといいでしょう。
ロイヴァルホゥルスヘトリル溶岩洞窟の成り立ち、地質学的特徴
ロイヴァルホゥルスヘトリルは5000年以上前の噴火により形成されました。溶岩流が一帯を埋め尽くし、外側だけが冷え固まって、深層部ではマグマが流れ続けたのです。
外側の壁はどんどん硬く厚くなり、マグマが流れ切った後に空洞が残りました。これが溶岩トンネルの正体です。
ロイヴァルホゥルスヘトリルの中では、溶岩がゆっくりと冷え固まることによってできたカラフルな岩の造形や不思議な質感の岩を見ることができます。また、洞窟の天井が崩れて空が見える箇所もあります。
ロイヴァルホゥルスヘトリル溶岩洞窟を見学する
ロイヴァルホゥルスヘトリルの内部を見学するには入場券が必要です。ヘルメットやライトなどの安全装備はその時に貸し出しがあります。足元はしっかりしたハイキングシューズがいいでしょう(特に3時間ツアーに参加する場合)。また、水滴が垂れている箇所もあるので防水ジャケットがあると安心です。
入場券は事前予約がおすすめです。当日現地で購入することもできますが、ツアーに空きがあるとは限りません。
1時間ツアーは手軽に参加できますが、3時間ツアーは体力に自信がない方にはおすすめしません。凸凹した岩場を歩くのでバランス感覚が必要です。お子様は12歳から参加できます。
ロイヴァルホゥルスヘトリルに似た洞窟
画像:Leidarendi Lava Tube | Cave Adventure from Reykjavik
ロイヴァルホゥルスヘトリルのような溶岩洞窟は他にもあります。
例えばアイスランド南西部のレイザレンディ(Leidarendi)。厳密には別の時期にできた二つの洞窟から成り、カラフルな岩石や変化に富んだ造形が非常に溶岩トンネルらしい洞窟です。
ヴィズゲルミル(Vidgelmir)はアイスランド西部にある洞窟で、長さは1.5キロもあります。内部には大きな空間が開けており、不思議な岩や氷の造形、色とりどりの鉱質沈着物が見られます。
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