ディルホゥラエイ岬の観光情報
ディルホゥラエイ(Dyrhólaey)は長さ120メートルの岬で、アイスランド南海岸を一望できる名所として有名です。古い灯台があり、野鳥がたくさん見られます。天然の岩のアーチも同名で親しまれています。
南海岸の日帰りツアーやセルフドライブ・ツアーなどで人気の寄り道スポットです。レンタカーがあれば一年を通して簡単にアクセスできます。
ディルホゥラエイは直訳すると「戸口の丘の島」という意味で、陸続きになる前は島でした。昔の船乗りたちはディルホゥラエイを「ポートランド岬」と呼んでいたそうです。
現在のアイスランド島の最南端にあたります。リングロード(国道1号線)沿いにあるので、ドライブのついでに寄り道する人で賑わっています。近くにはヴィーク・イ・ミールダル(Vík í Mýrdal)という村があります。
レイキャビクから南海岸沿いにディルホゥラエイに行く場合、セリャランズフォス(Seljalandsfoss)とスコゥガフォス(Skógafoss)の滝、エイヤフィヤトラヨークトル氷河(Eyjafjallajökull)などの名所も見られます。
ディルホゥラエイの岩のアーチ
ディルホゥラエイの特徴はなんといってもそのアーチ状の形でしょう。何百年もかけて岩が浸食された結果です。「戸口の丘」という名前もこの形に由来しています。船が楽々通れるほどの大きさで、飛行機でくぐり抜けた怖いもの知らずのパイロットもいます(1993年のことです)。
ディルホゥラエイの野鳥
ディルホゥラエイではたくさんの野鳥が見られます。一年を通して見られるのがワタガモで、アイスランドの人気者パフィンは5月から9月ごろまで見られます。
レイキャビクの近くで確実にパフィンを見られるのはこのディルホゥラエイかファクサフロゥイ湾の島々です(後者はレイキャビク旧港から船が出ています)。
パフィンは人間を怖がらず、かなり近づいても逃げません。でも触ると嫌がるのでやめましょう。一羽がびっくりして飛び立つと、群れ全体が慌てて続くので注意したいところです。
ディルホゥラエイからの眺望
ディルホゥラエイ岬の先端に立つと、きらめく大西洋に縁どられたアイスランドの黒砂海岸を一望することができます。内陸の山並みも見事です。
最もはっきり見える黒砂海岸はレイニスフィヤラ(Reynisfjara)です。レイニスドランガル(Reynisdrangar)の海食柱も見えるでしょう。レイニスフィヤラは散策することもできますが、波が非常に荒いのでくれぐれも水際に近づきすぎないようにしてください。
北を見やるとミールダルスヨークトル氷河(Mýrdalsjökull)が見えます。その真っ白な氷帽の下には幾度も大噴火を繰り返してきたカトラ火山(Katla)が眠っています。休止期間が長いので、いつ噴火してもおかしくないと専門家はみています。
岬の灯台はDyrhólaeyjarvitiと言います。1919年に初めて建てられました。現在の白いコンクリートのものは1927年に完成したものです。今でも休むことなく(10秒に一度)、海の船乗りたちに光の信号を送っています。
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