西アイスランドの観光情報
西アイスランドは、首都レイキャビクのほかに、ヨーロッパで最も勢いのある温泉、アイスランド最大の溶岩トンネル、魅力的な氷河、美しい滝、歴史的に重要な場所など見どころたっぷりのエリアです。首都圏のほか、ボルガルフィヨルズル(Borgarfjörður)、スナイフェルスネス半島(Snӕfellsnes)、ブレイザフィヨルズル(Breiðafjörður)という3つの主要エリアに分かれています。
このエリアの景観は本当に素晴らしく、訪れていただきたい場所がたくさんあります。主要な観光スポットであるスナイフェルスネス半島を巡るツアーも数多くあり、ゆっくりと旅したい場合は、西アイスランドの宿泊施設を予約することをおすすめします。
尚、西部に位置しているウエストフィヨルド地方とレイキャネス半島は、通常は別の地域として扱われます。
首都圏
アイスランドの首都レイキャビクは、西暦870年にIngólfur Arnarsonによって設立された人口12万人(大レイキャビク圏では20万人以上)の街で、国内で最も古い居住地です。
Sónar、Airwaves、Secret Solsticeなどのフェスティバルや、文化的なイベントが定期的に開催されており、数多くの博物館やギャラリーが点在する文化の中心地です。また、ライブハウス、キャバレー、ドラッグクイーンショーなど活気あるナイトライフや、ストリートアート、さまざまな彫刻、そして美食の街としても知られています。
ハットルグリムス教会(Hallgrímskirkja Church)やハルパ・コンサートホール(Harpa Concert Hall)など、印象的な建物にも注目です。
レイキャビクは、旅行者にとっての観光拠点であり、ほとんどのツアーの出発点になっています。レイキャビクの観光情報のチェックもお忘れなく。
ボルガルフィヨルズル地方
ボルガルフィヨルズルは、レイキャビクの北にあるフィヨルドで、見どころが豊富にあります。たとえば、レイクホルト(Reykholt)は、『スノッラ・エッダ(Snorra-Edda)』と『ヘイムスクリングラ(Heimskringla)』の著者である中世の歴史家で詩人のスノッリ・ストゥルルソン(Snorri Sturluson)が暮らしていた小さな村です。ボルガルフィヨルズルの主要な村であるボルガルネス(Borgarnes)は、アイスランドで最も古い町の1つで、入植者センター(Settlement Centre)があります。
またボルガルフィヨルズルには、国内で2番目に高いグリームル滝(Glymur)があります。その他、神秘的で静かなフロインフォッサル滝(Hraunfossar)と、すぐ近くにある激しい急流のバルナフォス滝(Barnafoss)も大変美しい滝です。この地域には、国内で最も長い溶岩洞窟であるヴィズゲルミル(Viðgelmir)、ヨーロッパ最大の温泉であるディルダルトゥングクヴェル(Deildartunghver)があり、内陸部にはアイスランドで2番目に大きいラングヨークトル氷河(Langjökull)もあります。
スナイフェルスネス
スナイフェルスネス半島は、西アイスランドにある風光明媚な地域です。最西端にスナイフェルスヨークトル氷河(Snӕfellsjokull)と国立公園を有します。
この地域は、アイスランドで最も写真を撮られる山の一つキルキュフェットル山(Kirkjufell)や、ゲルズベルグ(Gerðuberg)の断崖のような地質学的な見どころ、そしてロゥンドランガル(Lóndrangar)の不思議な岩や海岸地形など、多様な見どころがあることから、「ミニチュア・アイスランド」とよばれています。
ブレイザフィヨルズル
ブレイザフィヨルズルは、ウエストフィヨルドとスナイフェルスネス半島を分けるフィヨルドです。無数の小島がある自然保護区で、パフィンを含む何千もの鳥の生息地となっています。
ブレイザフィヨルズルの内部には、エイリクススタジル(Eiriksstadir)のヴァイキング住居(Viking Longhouse)があります。これは、西暦984年にグリーンランドに上陸した最初のヨーロッパ人であるエリック・ザ・レッドの家です。彼の息子のレイフ・エリクソンは、西暦1000年にアメリカに上陸した最初のヨーロッパ人でした。
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