
ブルアゥルフォス(Bruarfoss (橋の滝))は、南アイスランドにある小さな滝で、多くの旅行者にはまだあまり知られていません。この隠れた名所は「アイスランドで最も青い滝」として有名で、その澄んだ明るい青色の水は、ゴールデンサークル観光の際にぜひ見ておきたい絶景です。
ブルアゥルフォスの滝は、南アイスランドにある小規模ながらも力強い滝で、その美しい青色が特徴です。ゴールデンサークルエリアに位置し、人気のゴールデンサークルツアーの追加立ち寄りスポットとしても組み込まれています。たとえば、こちらの人気レイキャビク発ミニバスツアーなどがあります。
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ブルアゥルフォスへの行き方や現地での楽しみ方、途中に立ち寄れる観光スポットなど、気になる方も多いはず。アクセス方法や歴史、この小さな滝が南アイスランドの隠れた名所と呼ばれる理由を詳しくご紹介します!
知っておきたいポイント
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ブルアゥルフォスは「アイスランドで最も青い滝」と呼ばれ、ラングヨークトル氷河の雪解け水が生み出すターコイズブルーの美しい水が特徴です。
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ゴールデンサークルルートの一部で、一年中訪れることができます。
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滝のすぐそばに駐車場があり、どなたでも簡単にアクセスできます。また、全長約7kmの美しいハイキングコースを歩いて行くことも可能です。
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近くのラウガルヴァトンの町には宿泊施設や地熱スパも充実しています。
ブルアゥルフォスの滝を訪れる理由
ブルアゥルフォスの滝は、シンクヴェトリル国立公園とゲイシールの間に位置し、ゴールデンサークルルートの途中で気軽に立ち寄れるスポットです。グトルフォスの滝を訪れる際の追加観光にも最適です。
滝はブルアゥラ川沿いにあり、この川はクヴィータ川とラングヨークトル氷河から流れ出ています。滝は高さ2~3メートルの暗い火山岩の割れ目に流れ落ち、川底の色と澄んだ水が美しいスカイブルーの急流を生み出し、周囲の植物と見事なコントラストを描きます。
ブルアゥルフォスの滝は、静かな自然体験を求める方にぴったりの場所です。アイスランドの中でもあまり知られていない滝のひとつなので、混雑も少なく、観光地化されていません。
滝の美しさは写真映えも抜群。静かな環境なので、ゆっくりとベストショットを狙うことができます。
ブルアゥルフォスの歴史

ブルアゥルフォスの名前は、かつて旅人が渡った天然の石橋に由来しています。この橋は1602年、スカールホルト司教座の役人によって壊されたと伝えられています。橋が撤去されたことで、飢饉の際に貧しい農民が教会の土地に行けなくなったそうです。
現在は、滝の上に新しく造られた橋があり、そこから絶景を楽しめます。
この地域では、1433年7月20日に歴史的な事件が起こりました。その日、デンマーク人司教ヨン・ゲレクソン(Jón Gereksson)が、アイスランドの豪族ソルヴァルズル・ロフツソン(Þorvarður Loftsson)とテイトル・グンラウグソン(Teitur Gunnlaugsson)によって、ブルアゥルフォス近くの川で溺死させられました。
これは、マルグレート・ヴィグフースドッティル(Margrét Vigfúsdóttir)の復讐のためでした。彼女の兄が殺され、彼女の農場が司教の庶子マグヌスとの結婚を拒否したことで襲撃されたのです。
正義を求めたマルグレートは、兄の仇を討った者と結婚することを誓いました。実際にはマグヌスではなく司教が殺されましたが、彼女は約束通り豪族ソルヴァルズル・ロフツソン(Þorvarður Loftsson)と結婚しました。
ブルアゥルフォスの滝への行き方

ブルアゥルフォスの滝は、レイキャビクから約94km東、最寄りの町ラウガルヴァトンから約15kmの場所にあります。周辺には宿泊施設も豊富です。
ブルアゥルフォスへは、ゴールデンサークルツアーに参加したり、レンタカーでセルフドライブツアーを楽しんだり、レイキャビク発のガイド付きツアーに参加する方法があります。
車で行く場合、レイキャビクからはシンクヴェトリル国立公園経由、またはリングロード経由の2ルートがあります。ラウガルヴァトンの町を目指し、37号線を進んで滝への左折ポイントを探してください。
公式駐車場は滝のすぐそばにあり、2023年に整備されたため、滝まで徒歩5分ほどでアクセスできます。駐車料金は1台あたり約5米ドル(750アイスランドクローナ)で、現地の維持管理や観光客増加への対応に使われています。
駐車場からも滝が見えますが、滝までの道は短く平坦で、ほとんどの方が無理なく歩けます。2023年以前は、滝まで片道7kmのハイキングが必要でした!
夏はどんな車でもアクセス可能ですが、冬は4WD車のレンタルが必要です。
ブルアゥルフォスの滝でできること
アクティブに楽しみたい方には、ブルアゥルフォスまでのハイキングがおすすめです。近年、専用の遊歩道や駐車場が整備されましたが、駐車場を利用せず、ハイキングコースを歩くこともできます。
往復約7kmのコースは、体を動かしたい方にぴったり。ほぼ平坦で年齢問わず楽しめますが、雨の後はぬかるみやすいので、防水性のあるハイキングシューズやブーツが必須です!
道中には、フラウプトゥングフォスやミズフォスという2つの滝もあり、ハイキングの楽しみがさらに広がります。
ブルアゥルフォスに到着すると、水上にかかる橋から滝を上から眺めることができ、絶景と写真撮影を満喫できます。
ブルアゥルフォス周辺の宿泊施設
最寄りの町ラウガルヴァトンは滝からわずか15kmなので、ブルアゥルフォス観光の際の宿泊にも便利です。
夏季には、地元の寄宿学校がHeradsskolinn Historic Guesthouseとして宿泊客を受け入れています。他にもコテージやサマーハウス、ホステル、ゲストハウスなど多彩な宿泊施設があります。
ラウガルヴァトンの宿泊施設一覧はこちらをご覧ください。
ブルアゥルフォスに関するよくある質問10選
ブルアゥルフォスの滝を訪れる際に知っておきたいポイントを10個ご紹介します。
1. ブルアゥルフォスがこんなに青い理由は?
ブルアゥルフォスの鮮やかなターコイズブルーは、ラングヨークトル氷河からの雪解け水によるものです。水に含まれる微細な氷河の砂が太陽光を屈折させ、独特の青色を生み出します。
2. ブルアゥルフォスの歴史的な意味は?
「ブルアゥルフォス」は「橋の滝」という意味で、かつて川に天然の石橋がかかっていたことに由来します。この橋は数百年前に壊されましたが、16世紀の文献にも記録が残っています。
3. ブルアゥルフォスは他のアイスランドの滝と何が違う?
グトルフォスやスコゥガフォスのような大規模で迫力ある滝とは異なり、ブルアゥルフォスは小さく繊細です。火山岩の間を流れる独特のカスケードが、まるでおとぎ話のような雰囲気を醸し出しています。
4. 入場料はかかりますか?
ブルアゥルフォス自体は無料で見学できますが、駐車料金は1台あたり約5米ドル(750アイスランドクローナ)です。
5. 見学にかかる所要時間は?
新しい駐車場を利用すれば、往復30~45分ほどで見学できます。旧ハイキングコースからの場合は2~3時間かかります。
6. ベストシーズンはいつですか?
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夏(6月~8月):天候が安定し、日照時間が長く、トレイルも歩きやすいです。
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冬(11月~3月):人が少なく静かですが、道が凍結することも。アイゼンなど滑り止めが必要な場合があります。
7. 訪問時の服装は?
夏でもアイスランドの天気は変わりやすいので、防水ハイキングブーツ、ウィンドブレーカー、重ね着がおすすめです。冬はアイゼンやスパイクを持参し、凍結した道でも安全に歩けるようにしましょう。
8. 安全に見学できますか?
基本的には安全ですが、川岸は流れが速いので注意が必要です。必ず整備された道を歩いてください。
9. トイレやレストランなどの施設はありますか?
駐車場にはトイレや売店、カフェなどの施設はありません。最寄りの施設はラウガルヴァトン(約15km)やゲイシール(約30km)にあります。
10. ブルアゥルフォスで泳げますか?
いいえ。ブルアゥルフォスは流れが速く、氷河水で非常に冷たいので遊泳は禁止です。決して整備された道から外れないようにしましょう。
アイスランドで最も青い滝を訪れよう
ブルアゥルフォスの滝は、ゴールデンサークル観光のハイライトであり、南西アイスランドを旅する自然好きには必見のスポットです。ダイナミックな大自然と迫力ある滝が多いアイスランドの中で、ブルアゥルフォスは静けさと神秘的な青さが際立ちます。濃い青色の水と黒い火山岩のコントラストは、まるで別世界のような美しさです。






