旅費を安く抑えるコツ!アイスランドのスーパーマーケット特集
物価の高いアイスランドで旅行を楽しむには、できるだけ旅行費用を安く済ませたいもの。食費を節約する方法は?食料品はどこで買えば安い?アイスランドにあるスーパーマーケット情報をお届けします。
旅行先では現地のグルメも楽しみたいですが、毎日外食するのは間違いなく出費が多くなります。レンタカーやツアーなどのアクティビティを重視した旅をするには、食費を減らすことが旅費を節安する方法です。何軒かあるアイスランドのスーパーマーケットではどのような特徴があるのか、コスパなどについての疑問をここでお答えします。
早わかりアイスランドのスーパーマーケット
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支払いはクレジットカード又は現金(アイスランドクローナのみ)
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レイキャビクのダウンタウンではボゥヌスというスーパーが便利
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おむつ、生理用品、歯ブラシ、歯磨き粉、コンドームは薬局よりもスーパーマーケットで購入すると安い
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日本とは違いお買い得商品のチラシがなく、値下げする商品の情報は新聞の広告で発信する
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価格が安くなるほど商品の種類が少ない
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スーパーでビールなどの酒類は販売されていない
便利な場所に位置するホテルに泊まり、朝食付きのプランでのんびりと朝を過ごしたい時もあります。一見お得そうですが、昼食と夕食はやはりレストランで食事したりする必要があり、食費が高くなってしまうこともあります。その一方で、アパートメントタイプのホテルやホステル、ゲストハウスでは調理器具が備え付けのキッチンで自炊でき、食費を抑え旅行費用を節約する一つの方法にもなります。
アイスランドのスーパーマーケットでは食料品だけでなく、洋服や化粧品なども購入できる場合もあります。アイスランドなら化粧品をスーパーで購入するとドラックストアよりも値段が安いです。
とはいえ、店それぞれの特徴があり、よく研究をしてから出かけると効率が良いです。
2016年5月に調査された一般家庭でよく購入される品物の価格比較表。赤色で印されたものは最も高い値段、緑色はもっとも安い値段。
安いスーパーマーケット
1.Bónus(ボゥヌス)
ダウンタウンに2店舗、アイスランド全土で30店舗も経営するボゥヌスというスーパー。アイスランドで最も価格が安いスーパーです。
フランチャイズチェーンですので店舗により品揃えが異なりますが、アイスランド全土の店舗で同じ商品が同じ値段で販売します。サービスから店内のデザインまでミニマムにすることにより低価格で商品を提供しています。その一方で、ボゥヌスはアイスランドで最も営業時間が短いスーパーマーケットです。
新鮮できれいな野菜や果物はほとんどありません。
長所:便利な立地(レイキャビクのダウンタウンエリアで2店舗有)、値段が安い、基本的に必要なものがまとめて購入できる短所:鮮度が低い、営業時間が短い(ほとんど18:30まで)スタッフからのメモ:たまに消費期限が切れたものが商品棚に置いてある場合もありますが、スタッフが謝って商品を交換することはほとんどありません。支払う前に消費期限と商品の状況を確認、支払い後レシートをチェックすることをお勧めします。
2.Krónan(クロゥナン)
ボゥヌスよりも少し商品の値段が高いクロゥナンではアイスランド全土で20店舗あります。ダウンタウンにあるフレンムルのバス停から徒歩10分のところに1店舖あります。
ボゥヌスよりも品揃えが豊富で、オーガニックや無添加の食料品がクロゥナンで購入できます。ロティサリーチキンやお寿司など、すぐ食べられるシンプルなお惣菜があります。
クロゥナンのお買い得商品は新聞だけでなく、スマートフォンのアプリ(Android / iPhone)でチェックできます。残念ながら、カテゴリーから商品名までアイスランド語でのみ表示されますので少し使いづらいかもしれません。
長所:アクセスが良い(Hlemmurバス停から徒歩10分に1店舗有)。健康食品が取り揃えてある。基本的に必要なものがまとめて購入できる。ボゥヌスに比べると鮮度が良く、営業時間も長い(20:00~21:00まで)。短所:サービスがやや悪い。
3.Nettó(ネットゥ)
ネットゥは総合スーパーに近い巨大なスーパーマーケットです。食品、生活用品などだけでなく、毛糸等アイスランドでの生活であると便利なアイテムも揃えています。土日営業ももちろん、24時間営業する店舗もあります。
長所:営業時間が長い(24時間)、品揃えが豊富で便利、レイキャビク郊外で店舗数が多い短所:サービスがやや悪い、レイキャビク市内に店舗数が少ない、ダウンタウンからは歩いていけない
ワンランク上のスーパーマーケット
Hagkaup(ハグコイプ)
毛糸、おもちゃ、化粧品、香水等ありとあらゆるものが購入できるハグコイプはアイスランドの総合スーパーです。Bonusと同じグループ会社でありながら、全く違う客層を狙っています。
他のスーパーよりも値段が高いのですが、野菜などの生鮮食品の鮮度が高いです。店舗によって取り扱う化粧品ブランドは異なりますが、YSL、ランコム、クリニーク、ベアミネラル、ゲラン(Guerlain)、アーバンディケイ(Urban Decay)、エリザベス・アーデン、スマッシュボックス(Smashbox)、Sensai(カネボウ)、エヌワイエックス(NYX)等といった日本のデパートで販売されいてるブランドが多いです。アイスランドのブルーラグーン・スパのクリームシリーズやシリカ泥マスク、そして今話題のバイオエフェクト(BioEffect)のラインもHagkaupで購入できます。高級な化粧品を取り扱う一方、衣料品コーナーでは日本のSEIYUにあるような洋服が置いてあり、このギャップは日々疑問に思うところ。
Hagkaup店内にはベーカリーがあり、サワードウのパンからシンプルなケーキまでスーパーで購入できるので便利です。2017年はKrispy Kremeと契約を結び、2つのHagkaupの店舗でKrispy Kremeのコーナーがあります。
長所:豊富な品揃え、営業時間が長い、鮮度が高い、スタッフのサービスがやや良い短所:値段が高い、ダウンタウンからは歩いていけない
Nóatún(ノゥアトゥン)
かつては多数の店舗を展開していたアイスランドのチェーンストアノゥアトゥンですが、現在はAusturverに1店舖が残るのみ。
鮮度の高い野菜やお肉と共に、お昼には温かいランチが店内で食べられます。商品の値段はやや高いですが、昔ながらのアイスランドのスーパーの雰囲気が味わえるお店です。
長所:スタッフのサービスと品揃えが良い、野菜などの鮮度が高い短所:アクセスしにくい、値段が高い
価格の高いお店
Víðir(ヴィージル)
ヴィージルはロゴの通り野菜と果物をメインで食品を販売をしています。毎日10:00から23:00まで営業するのですが、レイキャビクには3店舖しかお店がありません。
高い値段の割には品揃えには少し物足りない感じがするかもしれません。
長所:サービスがやや良い、新鮮な野菜と果物短所:アクセスしにくい、値段が高い
10-11(ティユ・エトレヴー)
スーパーよりもコンビニエンスストアに近いティユ・エトレヴーはケプラビーク空港や、ダウンタウンで見かけたこともあるかもしれません。アクセスの良さの反面、10-11は普通のスーパーよりも品物の値段が2倍高いお店です。レイキャビク市内の店舗では電子値札を使う店舗もあり、週末又は夕食時間には製品の値上げをします。
お店には道路地図、プラグアダプター、車用のシガー電源ケーブルのようなドライブに便利なグッズの他に、サンドイッチやペットボトルなどの携帯できる飲食物、お菓子等があります。野菜や果物はほとんどありません。
ユーロ又はドルで商品を購入ことができ、アイスランドクローナでおつりが帰ってくるので、ピンチの時には便利かもしれません。
長所:便利な場所にある短所:品揃えが少ない、値段が非常に高い、サービスがやや悪い
アイスランドの昔ながらの商店
現代のアイスランド社会は車を使いIKEAやコストコに行き、1週間分の大量の食材を買う傾向がありますが、なんと昔はそのようなスーパーがなく、専門店が多かったらしいです。住宅街を歩く機会があったら、よーく見てみてください。かつてお店のショーウィンドウだった大きな窓がある家が見られるはずです。
アイスランド人と話してみると、いかにレイキャビクの雰囲気、レイキャビクでの生活スタイルが変わったかがわかります。60年代までは近所にお魚屋さん、牛乳屋さんなど、専門店で買ってまわるのは当たり前のことでしたが、70年代後半からは一つのお店で様々な食材が購入できるスーパーマーケットがアイスランドでも普及し始めたそうです。この時から近所のシンプルなスーパーマーケットが登場しました。現在でもMelabúðin、Sunnubúðin、Pétursbúð、Kjötborgといったお店がまだ残っており、営業を続けています。
それぞれのエリアの雰囲気を大切にし、生活する人々のセンスを反映したお店。アイスランドのシンプルな生活の魅力を伝えます。近くにいる際はお店まで足を運んで覗いてみてはいかがでしょうか?
Melabúðin → 住所:Hagamelur 39
Pétursbúð → 住所:Ránargata 15
Sunnubúð → 住所:Mávahlíð 26
Kjötborg → 住所:Ásvallagata 19
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