オーロラ写真22選 夜空に舞う神秘の光
オーロラという神秘的な響きに心を躍らせる人も多いはず。美しい星空同様、暗闇に舞うオーロラの姿は何度見ても素晴らしいものです。アイスランドでは木や建物が少なく、比較的高い山も無いことから、夜空も大きく感じます。国のどこからでもオーロラを見ることができるのは、世界でもアイスランドだけなんです。
高校生の時、いつかはオーロラを見に行きたいと、旅行会社のパンフレットを家に持ち帰り眺めていた自分。みなさんの中にもオーロラを一度は見てみたいと願っている人がいるはずです。
オーロラは気まぐれな自然現象で、絶対に見られる国や地域というのはありません。ですが運が良ければアイスランドでオーロラを見られるかもしれません。
オーロラは星空のよく見えるような環境で観察できます。雲がなく、街の明りが少ない暗い夜が最適です。ですが、星空のような普遍性はなく、オーロラは常に形を変え、色を変え、消えたりまた現れたりと、見る人を翻弄するかのよう。
緯度の高いアイスランドでは、地平線上ではなく頭上にオーロラが現れることもあります。オーロラと自分の距離の近さ、オーロラの繊細な動きと迫力に圧倒されます。
オーロラの色は薄い白い色や緑色であることが多く、その色は写真で撮影するとより一層濃くなります。
アイスランドの真冬の気温はマイナス5℃程度。極端に寒くはありませんが、頬に突き刺さるような冷たい風の中で、何時間もオーロラを待ちます。暖かいダウンと防風の上着はもちろん、タイツとパンツを重ね着したり、ニット帽や手袋を2枚重ねたり、防寒対策はしっかりとしましょう。
アイスランドのオーロラはレイキャビクを含め、アイスランド各地で観察のチャンスがあります。ですが、経験豊富で毎日連携してオーロラをハンティングしているガイドについて、オーロラを探しに行けば、オーロラ観察のチャンスはぐっと高くなります。【オーロラツアーで、プロと一緒にオーロラを探し】
アイスランド各地に広がるユニークな地形。ヨークルスアゥルロゥン氷河湖などはオーロラ写真の構成要素としても人気があります。様々な大地の様子を一緒に写真に収めるのも、アイスランドでのオーロラ・ハンティングの楽しみのひとつです。
アイスランドの天候は変わりやすい。雲の切れ目から鮮やかなオーロラが見えることも珍しくはない。
だれにも邪魔されず、オーロラを独り占め。レンタカーがあればそんな願いもかないます。冬の運転は心配という人は、スーパージープのオーロラツアーやプライベートツアーがお勧め。少人数でこのロマンチックな風景を楽しむのはどうでしょうか。
オーロラの一般的な色は緑ですが、時に紫、青、ピンクや赤と濃い色になることがあります。オーロラの活動が非常に強いことを表しており、このような色を見ることができたら、とてもラッキーです!
写真ばかり見ていると、オーロラの色や形ばかりに目が行ってしまいますが、オーロラの魅力はその動き方にもあります。オーロラが舞う、というように、オーロラの動きは予測できない不思議な動き方。命が宿っているかのように直線となったり、円を描いたり、時にはさっと消えたり..。見る人を惹きつける不思議な魅力があります。
写真撮影技術やカメラの設定が良ければ、オーロラと星空を一緒に撮影できるかもしれません。
オーロラと暮らしてきたアイスランドの人々ですが、実はオーロラに対する考え方は私たちとちょっと違います。ひとつには、小さい頃から慣れしてしんだ「当たり前のもの」になっていること。
もうひとつには、オーロラは北欧の神々の争いを表している、お腹の中の赤ちゃんに良くない影響がある、というネガティブな言い伝えがあるためかもしれません。もちろん、この言い伝えはあくまでも古い昔の話であり、現代のアイスランド人たちは信じてはいません。ですが、オーロラに強い興味のある人以外は、わざわざオーロラを見にでかけるアイスランド人は少ないようです。
オーロラは自然現象であり、いつどこで見られるか、どれくらいの確率で見られるかというのは難しい現象です。オーロラを目的としたアイスランド旅行も間違ってはいませんが、それ以外の美しい風景やユニークな見どころも含めて、冬のアイスランド旅行を楽しむのがお勧めです。
スナイフェルネス半島にあるブージルの教会は、昼も夜も、素敵な風景を作り出します。氷河を冠したスナイフェトル火山、裾野に広がる溶岩の大地、その先には美しい海岸線が広がるスナイフェルネス半島は、季節を問わず美しい眺めを楽しめる場所です。【スナイフェルネス半島とは?】
アイスランド南東部の湖、ヨークルスアゥルロゥン氷河湖も写真撮影に人気のスポット。昼夜を問わずカメラを構える人を見かけるでしょう。
ゴールデンサークルの一部でもあるシンクヴェトリル国立公園。ここもオーロラ撮影の人気スポットです。
アイスランドの地形のほかに、建物を入れる構図もオーロラを引き立たせます。オーロラだけだとそのサイズが分かりにくいので、木や建物などを一緒に入れると奥行のある写真が撮影できます。
シンクヴェトリル国立公園はレイキャビクから小1時間ほど。運転しやすく、あまり遠くないのでレンタカーの人にも便利です。
アイスランドは世界でも有数の人口密度の少ない国。首都圏エリアを出れば、小さな町や村が点在するばかりです。国立公園をはじめその他のエリアでも、オーロラや星空の写真を撮影することができます。
オーロラは太陽風が宇宙空間を移動し、地球の大気中に降り注いだ時、大気にある分子にぶつかって起きる化学反応です。太陽風の状況、つまりはそれを発生させる太陽フレアなどの活動をモニターすることで、オーロラの活動を予測しますが、その仕組みはまだ解明されておらず、現在進行形で研究が進んでいます。【アイスランド気象局のオーロラ予報】
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