デッティフォスの滝の観光情報
デッティフォス(Dettifoss)はアイスランド北部にある滝です。欧州で2番目の水量を誇り、ダイヤモンドサークル・ツアーの定番スポットとして人気です。
デッティフォスの滝とその周辺エリアを観光したい方はアークレイリの現地ツアーや、冬の10日間セルフドライブ・ツアーなどのドライブ旅行プランを利用するのがおすすめです。もちろん、レンタカーだけ借りて自分でプランを組むこともできます。夏の冒険10日間のような添乗員同行周遊ツアーの旅程にも含まれています。
地理
デッティフォスは欧州最大の氷河ヴァトナヨークトルを源流とするヨークルスアゥ・アゥ・フィヨットルム川( Jökulsá á Fjöllum)の一部です。高さ43メートル、幅100メートル、平均落水量は毎秒193m3で、雷鳴のような轟音をたててヨークルスアゥルグリューフル峡谷(Jokulsargljufur)に流れ落ちています。
アイスランド最大の国立公園、ヴァトナヨークトル国立公園の北部にあります。
この峡谷には、やはりヨークルスアゥ・アゥ・フィヨットルム川の一部であるセルフォス(Selfoss;南部に同名の町があるので注意)とハフラギルスフォス(Hafragilsfoss)という滝もあります。
周辺の見どころ
デッティフォスの滝はリングロードの北の方にあります。リングロードは西部のウェストフィヨルド地方とスナイフェルスネス半島を除き、アイスランド島をぐるりと一周する幹線道路です。そのリングロードとデッティフォスを結ぶ道は2本あるのですが、いずれも冬は四輪駆動車でも通行が困難な場合があります。
デッティフォスに最も近い町は「北の首都」と呼ばれるアークレイリ(Akureyri)です。人口は約2万人、レイキャビク首都圏以外ではアイスランドで最も大きな集落なので、北部観光やアイスランド周遊旅行の寄り道スポットとして人気です。
欧州一のホエールウォッチングの名所として有名なフーサヴィーク(Husavik)という港町もあります。夏は目撃率100%というツアーも少なくありません。ザトウクジラ、ミンククジラ、ハナジロカマイルカ、ネズミイルカなどが見られます。運が良ければシロナガスクジラ、ナガスクジラ、アカボウクジラ、ベルーガ(シロイルカ)やシャチが姿を現すことも。
アークレイリとデッティフォスの滝の間にはミーヴァトン湖(Myvatn)があります。湖周辺は大変美しく、植生が豊かで、カモ類を中心に数十種の野鳥もたくさんいます。
偽クレーターや玄武岩の柱が点在する不思議な場所で、ディムボルギル(Dimmuborgir)という溶岩原には「13人のサンタクロース」として知られる悪戯好きのトロールたちが棲んでいるとされています。
ディムボルギルと三―ヴァトン湖では人気ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』のロケも行われいました。多くは「壁の北側」のシーンです。デッティフォスは2012年公開の映画『プロメテウス』のオープニングシーンにも登場し、黒い崖と広大な原野が遠い惑星の雰囲気を演出しました。
アークレイリとミーヴァトン湖の間にあるゴーザフォスの滝(Goðafoss)も必見です。デッティフォスより水量は少ないですが、西暦1000年にアイスランド議長がキリスト教への改宗を内外に示すため、北欧の神々の偶像をこの滝に投げ捨てたという歴史的な事件があった場所です。
デッティフォスの北側にはアゥスビルギ渓谷(Asbyrgi)があります。緑豊かな、巨大な馬蹄型の谷です。あまりに完璧な蹄型なので、地元では北欧神話の神オーディンの八本足の愛馬の足跡だと言い伝えられてきました。
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