レイキャビクの観光情報
レイキャビク(Reykjavík)はアイスランドの首都です。世界最北の首都でもあります。
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レイキャビク市の人口は約12万人、周囲の町を合わせた首都圏の人口は約20万人です。世界的には決して大きな都市ではありませんが、アイスランドの金融、文化、政治の中心地であり、世界で最もクリーンで安全な都市の1つとしても評判です。そんなレイキャビクを訪れる観光客は年々増え続けています。
地理
レイキャビク市はアイスランド南西部のファクサ湾(Faxaflói)に面しています。Reykjavik=「煙が出る港」という名前の通り、地熱地帯にあり、氷河、地震、噴火などの作用によって現在の地形ができました。
現在のレイキャビクのほとんどはかつては氷の下に埋もれていました。最終氷期はアゥルフタネス半島まで氷河が伸びていたのです。昔は海だった部分もあります。氷河期が終わると地層が隆起して氷河が退行し、現在の地形ができました。
レイキャビク周辺の海岸線にはたくさんの岬や半島、入り江、海峡があり、沖合にはヴィーズエイ島(Videy)を始めとする島々があります。海鳥やクジラを観測できます。海から見た山並みも見事です。
レイキャビク近郊で最も標高が高い山はエシャン山(Esjan)と言います。頂上が平らなので、遠くからもすぐわかります。エシャン山はレイキャビクからアクセスしやすく、登山道も整備されているため、大変人気のハイキング・スポットです。港から見える他の山には、アクラフャットル山(Akrafjall)やスカルズヘイジ山(Skarðsheiði)などがあります。
晴れた日には、スナイフェルスネス半島の端にあるスナイフェルスヨークトル氷河まで見渡せるかもしれません。
レイキャビクを流れる川はエリダアゥ川(Elliðaá)で、この川はサーモン釣りの名所としても有名です。
交通手段
アイスランドには電車がないため、大半の人が車を利用します。市営バスもあります。港は2か所:市の中心部にあるオールドハーバーと東側にあるスンダホプン(Sundahöfn)です。
ヴァトンズミーリン(Vatnsmýrin)には国内線が発着するレイキャビク空港があります。市の中心部に近く、ペルトラン(Perlan)やオスキュフリズの丘(Öskjuhlíð)のすぐ近くです。一方、国際空港であるケプラヴィーク空港は市内から50km以上離れた場所にあり、レイキャネス半島の西端、Miðnesheiðiというエリアに位置しています。
レイキャビクでは車やジープ、自転車のレンタルもできますが、主要な観光スポット間は徒歩でも移動できます。
レイキャビクの見どころ&アクティビティ
レイキャビクは小さな都市ながら、毎年たくさんのイベントやフェスティバルが開催され、多くの世界的なアーティストを輩出しています。
イベントで特に有名なのは、Iceland Airwaves、Reykjavík Pride, RIFF(レイキャビク国際映画祭)、The Reykjavík Literature Festival、Culture Night、 the Reykjavík Arts Festival、Food & Fun、Reykjavík Fashion Festival、 Sónar music festivalなど。
レイキャビク出身の有名人にはビョークやシガー・ロスといったミュージシャンや、ノーベル賞作家ハルドゥル・ラクスネス(ロイガベーグル通りに生家があります)ややはり作家であるアルナルドゥル・インドリザスソン(Arnaldur Indriðason)などがいます。
アイスランド文化に触れたい方は市内の博物館や美術館を巡ったり、カフェやバーのライブをチェックしてみては。ハルパ・コンサートホールなどの劇場もありますし、グロッタの灯台から見える景色を楽しんだり、ロイガヴェーグル通り(Laugavegur)やオールド・ハーバー、蚤の市でショッピングをするのもおすすめです。
バードウォッチング&ホエールウォッチング・ツアーや、ヴィーズエイ島ツアーもあります。
オイストゥルヴォットルル広場(Austurvöllur)も要チェックです。アイスランドの国会議事堂(アルシング)や国立教会、独立運動の指導者ヨン・シグルズソンの銅像があり、たくさんのカフェ、バー、レストランはいつも人で賑わっています。議事堂の前ではしばしばデモがあります。2008年の経済危機とパナマ文書の流出の時も議事堂広場でデモがありました。
レイキャビクの象徴、ハットルグリムス教会も見逃せません。塔に上るとレイキャビクを一望できます。
散歩ならチョルトニン湖(Tjornin)が人気です。市庁舎の近くにあり、白鳥やガチョウ、カモメなど多くの野鳥がみられる憩いの場です。コンサートが開かれることもあります。
チョルトニン湖を過ぎてダウンタウンを少し離れるとアイスランド大学のキャンパスやノルディックハウスがあります。Vatnsmýrinという湿地帯も素敵です。散策の際は環境保護のため遊歩道を歩くようにしましょう。
天気が良い日には、ノイトホゥルスヴィーク(Nauthólsvík)のビーチに繰り出してみては。一部を地熱で温めており、快適に海水浴を楽しめます。ロイガダールル公園には、レイキャビクで一番大きなプールがあり、こちらもおすすめです。公園内にはÁsmundarsafnギャラリーや植物園、こども動物園があり、週末は地元の人で賑わいます。
レイキャビク西部には古い漁師小屋が残るÆgissíða というビーチもあります。 Bessastaðirにある大統領邸も見えます。元々はアイスランドの教育の中心地だった歴史ある建物です。
レイキャビクを一望できるもう一つの場所はオスキュフリズの丘(Öskjuhlíð)の上にあるペルトランです。最上階にはカフェとレストランがあり、おもしろい展示なども行われています。オスキュフリズの森はレイキャビクの賑わいから離れた落ち着いた場所。176,000本もの木があり、周辺には多くのハイキング&サイクリングコースもあります。
レイキャビク近郊の観光やツアーもおすすめです。ゴールデンサークルやブルーラグーンはレイキャビクから車で簡単にアクセスできます。レイキャビクっ子に人気のヘイズモルク保護区(Heimork)や、スキーができる「青い山」という名のブラゥフィヨットルもあります。
さらに詳しくレイキャビクについて知りたい方はこちらをご確認ください。コンパクトながらも魅力あふれるレイキャビクを思う存分お楽しみください!
よくある質問
レイキャビクとは?
レイキャビクはアイスランドの首都であり、最大の都市。アイスランド島の南西部、大西洋に面した都市です。
レイキャビクで人気の観光スポットは?
レイキャビクにはたくさんの観光スポットがあります。特に人気なのはハットルグリムス教会(Hallgrimskirkja)やハルパ・コンサートホール&会議場(Harpa)、ソゥルファリズの彫刻、アイスランド国立博物館、レイキャビク市立博物館、ペルトラン博物館など。こうした名所の他にもたくさんのレストランやバー、お店があります。
レイキャビクの天気は?
レイキャビクの天気はとても変わりやすいのですが、気温は0~15℃と全体的に涼しく、雨が多めです。夏は白夜現象が起き、反対に冬はとても日が短いです。
レイキャビクのベストシーズンは?
レイキャビクで最も観光客が多いのは、天気が穏やかで日が長い6~8月です。その分宿なども高く、人気観光地は混んでいる可能性があります。冬はオーロラやウィンターアクティビティが楽しめるというメリットがありますが、日が短く、寒いです。雪が降ることもあります。
レイキャビクの現地移動手段は?
レイキャビクは比較的小さな都市なので、徒歩で移動できます。バスやタクシー、レンタサイクルもできます。周辺エリアを観光する場合などはレンタカーもおすすめですが、冬は積雪・凍結もあるのでご注意ください(尚、アイスランドは右側通行です)。
レイキャビクでおすすめのグルメは?
レイキャビクではラム肉や魚介、スキール(アイスランド風のヨーグルト)などのアイスランド伝統料理が人気です。他にもアイスランド流ホットドッグやライ麦パン(スモークサーモンと頂くのがおすすめ)もおいしですよ。アイスランド料理はシーフードも多いので、是非好みの味を探してみてください。
レイキャビクでおすすめのフェスティバルやイベントは?
レイキャビクでは年間を通じてたくさんのイベントが行われています。レイキャビク国際映画祭、レイキャビク芸術祭、 Iceland Airwavesというフェス、レイキャビク・プライド・パレードなど。国民の祝日(特に6月7日の独立記念日、6月24日のアイスランドの日)も盛り上がります。
レイキャビクに泊まるならどのエリアがおすすめ?
レイキャビク滞在なら、やはりダウンタウン・エリアがおすすめです。レストランやお店、バー、観光名所に近く、観光に便利です。レイキャビクのホテルはこちら。
レイキャビクでやりたいこと
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ハットルグリムス教会を見る:見事な現代建築の教会はレイキャビクのランドマークでもあり、塔に上るとレイキャビク市の大パノラマを楽しめます。
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ダウンタウンの街歩き:北欧らしくカラフルでかわいらしいダウンタウンにはたくさんのお店やレストラン、カフェがあり、ストリートアートも個性的です。
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地熱プールや温泉でまったり:アイスランド人は温泉が大好き。銭湯感覚で楽しめる地熱プールやブルーラグーンのような本格的な温泉スパなど、たくさんのオプションがあります。
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アイスランド国立博物館で歴史文化を学ぶ:ヴァイキングによる入植から中世文学、現代美術・文化まで充実した展示が楽しめます。
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ハルパ・コンサートホールを見る:ガラス張りの建物はとても美しく、様々なコンサートや劇・舞台、カルチャーイベントが催されています。
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ホエールウォッチングに挑戦:アイスランド沿岸にはザトウクジラやシャチ、イルカなどたくさんの海洋哺乳類がいます。レイキャビク港からはたくさんのホエールウォッチング・ツアーが出ています。
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オーロラを探す:冬にレイキャビクを訪れる方は、オーロラを見られるかもしれません。レイキャビク発着のオーロラ探しツアーもチェックしてみてください。
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ゴールデンサークルの日帰り観光:グトルフォスの滝、ゲイシール地熱地帯、シンクヴェトリル国立公園の三大名所は必見です!
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アイスランド料理を楽しむ:アイスランドのラム肉や魚、スキール(ヨーグルトのような乳製品)、ライ麦などを是非ご賞味あれ。
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南海岸のドライブ旅行:黒砂海岸や溶岩台地、フィヨルドなどが見られます。レンタカーでも行けますし、ガイド付きツアーもあります。
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