地球最北の首都レイキャビク。アイスランドの人口の多くが集中する町ですが、ダウンタウンはとってもコンパクト。他のヨーロッパ諸国とはまた雰囲気の違った町です。そんなレイキャビクでのお勧めの過ごし方、観光の仕方をご紹介します。

アイスランドの楽しみ方については、人気ツアートップ10をどうぞ。


目次

ハットルグリムス教会で記念撮影 

ハットルグリムス教会

Photo: Ron Kroetz

レイキャビク観光と言えばハットルグリムス教会。それほどスコーラボルズハイズ(Skólavörðuhæð)の丘の上に建つハットルグリムス教会(Hallgrimskirkja)はレイキャビクのシンボルのような存在感を持ちます。教会の中に立派なパイプオルガンがあり、9月~4月の間、毎週木曜日 12:00~12:30にパイプオルガンの演奏が楽しめます。

ハットルグリムス教会の中にあるパイプオルガン

(Photo by MaxPixel)

2017年ハットルグリムス教会の開館時間:

  5月~9月  09:00~21:00
10月~4月  09:00~17:00

 

ミサに興味のある方は下記の時間に行われるミサに出席することもできます。

アイスランド語  毎週日曜日 11:00
英語     毎月最終日曜日 14:00

メモミサ時間の前後30分の間教会を一時閉鎖しますので、内部見学の目的の方は時間にご注意ください。

教会の内部見学は無料ですが、大人は900 ISK、お子様は100 ISKでエレベーターを使い塔の上まで昇ることができ、上からはダウンタウンが一望できます。他にもオスキュフリズ(Öskjuhlid)の丘にあるペルトラン(Perlan)からも市内を一望できますが、教会からの眺めはおそらくレイキャビクでも一番でしょう。ハットルグリムス教会の塔の開館時間:

  5月~9月  09:00~20:30
10月~4月  09:00~16:30

 

ハットルグリムス教会の塔から見たレイキャビクの風景

この教会はアイスランドで一番大きな教会で、その名前はハトルグリムル・ピエトルソン牧師に由来します。彼は詩人でもあり、パッシウサゥルマゥル(Passiusalmar、英訳The Passion Hymns)を書き上げました。教会の外装はアイスランド南部、スバルティフォスの滝にある玄武岩の柱状節理からインスピレーションを得てデザインされました。教会の前の銅像はレイフ・エリクソン(Leif Ericsson)。コロンブスよりも半世紀早く、西暦1000年頃に北アメリカを発見したヴァイキングです。実はこの銅像、アメリカから寄贈されたって知ってました?

ガーデンミュージアムをチェックしてみる 

エイナル・ヨゥンソンの美術館

ハットルグリムス教会の横にアイスランドの有名な彫刻家、エイナル・ヨゥンソンの美術館があります。1923年に開館したこの美術館はその時代の独特な建築スタイルを表現しています。庭園にある作品は通年無料で見学することができます。

もう少しエイナル・ヨゥンソンの作品について詳しく知りたい方は館内まで。

開館時間:  
火~日 10:00~17:00 (月曜日は定休日)
入場料:
大人 1000 ISK、18歳未満 無料

 

館内の状況はここで覗いてみることもできます:

ショッピングを楽しむ 

レイキャビクのダウンタウンエリアのメインストリート、ロイガヴェーグル

ダウンタウンのメインストリートは4つあり、ロイガヴェーグル(Laugavegur)、オイストゥルストラエティ(Austurstraeti)、ライキャルガタ(Laekjargata)、スコーラボルズスティーグル(Skólavörðustígur)があります。ここはショッピングにぴったりの場所で、特にお勧めなのが、66°North、Cintamani、Zo-On、そして Ice Wear などのアウトドア用品のお店です。アイスランドの厳しい天気に対してデザインされた良質なアウトドアウェアを購入することができます。また、Kraum、 Spaksmannsspjarir、そして今人気を集めているストリートウエアのInklawなどのショップでは、おしゃれなアイスランドデザインのアイテムを見つけることができます。

アイスランドの羊毛を使ったニット製品や、溶岩の石を加工したジュエリー、アイスランドのハーブを使ったコスメなど、お土産にするのにもピッタリなアイテムが豊富にあります。ちょっとオシャレな格好でカフェに立ち寄りながらショッピングに出かけてくださいね!

フリーマーケットに行ってみる

週末をレイキャビクで過ごす予定の方、コーラポルティズ・フリーマーケット(flea market Kolaportid)を覗いてみてはどうですか。ページ最上部でのせたGlowieのMVのロケ地にもこのコーラポルティズの様子まで見ることができます。このフリーマーケットはレイキャビクの港のそばに位置していて、地元の食材を始め、いろいろな面白いアイテムが揃っています。活気溢れる雰囲気の中、お店の人がおまけしてくれるかもしれません。

コーラポルティズのフリーマーケットの中の様子

このフリーマーケットでは食品、お菓子の他にも、アイスランドの時代を感じる絵本・古本、古写真やポストカード、古銭から米軍放出品の衣類やのような古着まで購入できます。【アイスランドのお土産

地下の世界を冒険してみる 

アイスランドの洞窟

写真はRaufarhólshellir | Standard Lava Tunnel Tourから

火山活動が活発的なアイスランドにいるなら、溶岩洞窟も要チェックです。レイキャビクからアクセスの良さはもちろん、短時間で楽しめるケイビングツアーがおすすめです。レンタカーを借りる場合、現地で集合できるツアーではより低価格でツアーに参加することができます。

洞窟の位置により、1年を通して見学できる洞窟もあれば、夏に限り探検できる洞窟もあります。ツアーに参加せずに見学できる洞窟もありますが、ツアーで行くと洞窟に詳しいガイドも付き、ヘルメットの貸し出しもあります。

真夏でも洞窟内の気温が低いので、しっかりした防寒着とハイキングブーツも忘れずに!ケイビングを体験した後、野天風呂に入り体を暖めるツアーもありますよ。

クジラ、パフィンに出会う 

レイキャビクのダウンタウンのすぐそばには、港があります。この港からは毎日ホエールウォッチングの船が出港していて、近くでクジラの観察ができます。ミンククジラ、ザトウクジラやイルカを見ることができます。夏には、パフィン(和名:ニシツノメドリ)がアイスランドに飛来します。オレンジ色の嘴がかわいいパフィン達。クジラとあわせてレイキャビクの海の人気者です。

カワイイパフィン鳥

港はダウンタウンからすぐの場所ですので、散策の際に気軽に楽しめるのもポイントです。町歩きの1日に、パフィンやホエールウォッチングツアーを追加してみてはいかがでしょうか?

ヘイズモルクに行ってみる 

ルピナスの花畑をホーストレッキングする

(写真はÍshestar Riding Toursから)

レイキャビク中心部から車で20分ほどの場所にあるヘイズモルク(Heiðmörk)。通年ロイズホゥラル(Rauðhólar)という溶岩原を歩くことができ、夏に限り紫色がキレイなルピナスの花畑でホーストレッキング体験にも参加できます。2WDのレンタカーで訪れることもOKですが砂利道を走るところもありますので、くれぐれも安全運転をお願いします。入場料はありません。

ヘイズモルクにあるロイズホゥラル(Rauðhólar)溶岩原

(写真はRoman Z、Wikimedia, Creative Commonsから)

空からレイキャビクを見渡す 

首都レイキャビクは、アイスランドの経済や観光の中心の地であり、様々なバスツアーの起点となることはもうご存知ですね。ゴールデンサークルや火山を訪ねるインサイド・ザ・ボルケーノツアーなども、レイキャビクからバスで向かいます。しかし、アイスランドの観光は何もバスやレンタカーに限ったことではありません。ダウンタウン近くにあるレイキャビク空港からヘリコプターに乗り込み、世界最北の首都を空から見てみませんか? 

レイキャビクを見渡せるヘリコプター遊覧

Photo: Reykjavik Summit Helicopter Tour

人口の大部分が住む首都エリアの向こうには、アイスランドの大自然が広がっています。近くの山の山頂に降り立ち、深呼吸。北大西洋に浮かぶ小さな島国、アイスランド。その首都レイキャビクは、あなたの目にどう映るでしょうか?

空から見た夏のレイキャビク

地熱海岸で海水浴を楽しむ 

地熱海岸のノイトホゥルスヴィーク(Nauthólsvík)

非常に水が冷たいアイスランドの海ではこれまで専用のドライスーツを着用しない限り海水浴なんてできませんが、ノイトホゥルスヴィーク(Nauthólsvík)の海岸は違います。無料で訪れることができるこの人工的な海岸は、地熱のおかげで冬は10℃ほど、夏は18~20℃の海水を水着1枚でも楽しむことができます。海に入りたくない人は温水プールに入ることもできます。プール上がりにはすぐそばにある売店でホットドッグやアイスクリームを買って食べましょう。更衣室がありますので安心!

※営業時間は時期により異なります:
夏(5月15日~8月15日)
毎日10:00~19:00
冬(8月16日~5月15日)
月 11:00~14:00 17:00~20:00
木 11:00~14:00 17:00~20:00
金 11:00~14:00
土 11:00~16:00

ダウンタウンレイキャビクから少し距離がありますが、アイスランドエアー・ホテル・ナトゥラのホテルからは徒歩15分です。

プールに行く 

レイキャビクのプールで過ごす夏

アイスランド人の大好きなプール。もちろんダウンタウンエリアにも2か所あり、1年を通して多くの人が訪れます。馴染みの仲間とプールで泳いだり、ジャグジー風呂で色々な話に花を咲かせるのは、日本の銭湯にちょっと似てるかも。夏は日光浴にもいいですが、氷点下になった冬にもお勧めです。野外プールも地熱を利用したお湯が使われているので寒くはありません。レイキャビクのプールの記事も参考に、ぜひ一度訪れてみてくださいね!

かの有名なホットドック屋さんで昼食 

バエヤリンス ベストゥ (Baejarins bestu)はその名も "町で一番" という意味で、アイスランドで一番美味しいホットドック屋さんと言われています。このお店はレイキャビクの港のそばにあり、お昼時や週末には長い行列ができることもあります。外国人観光客の皆さんによると、世界一美味しいということですよ。元アメリカ大統領 ビル・クリントン氏や、ミュージシャンのジェイムズ・ヘットフィールド氏も食べに訪れたことがあります。

常に行列ができるホットドッグ屋さん

オーダーの基本は "エイナ メズ オットゥル" (eina med ollu)というもので、ソース&トッピングが全部付いてきます。レモラーデと呼ばれるマヨネーズのようなソース、マスタード、ケチャップに、フライドオニオンと生のオニオンがトッピングされます。ホットドックが好きという方はぜひ試してみてくださいね。2017年のBaejarins bestuホットドッグが一個450 ISKです。

レイキャビクで食べるならココ!Top10もチェックして、安くておいしい地元の人にも人気のご飯をどうぞ!

いい雰囲気の素敵なレストランがいい!という方はレイキャビクのお勧めレストランを参考に。

クジラの肉や羊の頭を試食 

さて、北太平洋の孤島アイスランドは、ご想像の通り厳しい自然環境にあり、食料を得ることも簡単なことではなく、様々な動物が食料として食べられてきました。もちろん、クジラも例外ではありません。多くのレストランでクジラ肉を提供しているほか、スーパーマーケットでもクジラ肉を手に入れることができます。

アイスランドの伝統料理のスヴィーズ(羊の頭)

また、ちょっと変わった料理に興味があるのであれば、伝統料理を食べてみてはどうでしょう。アイスランドでも一番悪名高いのは醗酵させた鮫肉!アンモニア臭が鼻をつくこの鮫肉はブレンニビン(Brennivin)と呼ばれる度数の高いお酒と一緒に、一気に喉に流しこみます。慣れない外国人には一種の我慢大会みたいなものですが、アイスランド人の中には心からこの鮫肉を愛する人たちも多いんですよ!

羊の頭は、貴重な家畜を無駄にしないための知恵。とくに目玉が美味しいというのが定説です。食が豊かになった現在でも、スーパーマーケットで手に入るほか、BSIバスターミナルのカフェでも食べることができます。

レイキャビクでお酒に酔いしれる 

アイスランドのクラフトビール

レイキャビクのダウンタウンには、多くのレストランやバーが軒を連ねています。夏は白夜となるので、遅くまで飲んでいても暗くなることを心配する必要はありません。美味しいお酒を片手に真夜中に沈みゆく太陽を見る、なんていうのも、ちょっといいものじゃありませんか? ここ数年はクラフトビールの人気も高まり、多くの小さなビールメーカーが様々な種類のビールを出しています。安い居酒屋はありませんが、オリジナルのカクテルやアイスランドのハーブを使ったリキュールなども多く、美味しいお酒が楽しめます。

冬は路面が凍結しますので、酔っぱらって転んじゃった!なんてことのないように気をつけてくださいね。コンパクトなダウンタウンなので、運転してホテルに帰ることも無いと思いますが、飲酒運転はもちろん禁止です。

レイキャビクでオーロラの夜空を見る 

アイスランドは世界でも有数のオーロラの国。特徴的なのは、首都レイキャビクからでもオーロラ観察ができることでしょう。運がよければダウンタウンのビルの間からでもオーロラを見ることができます。また、街からちょっと離れてセルチャルトナルネス(Seltjarnarnes)の海岸から眺めるのも、ダウンタウン住民のお気に入り。

レイキャビクの西端にあるセルチャルトナルネス。そこでは街灯が無い暗闇の中で、オーロラの美しい姿を目にすることができます。

カルチャーナイトを楽しむ 

毎年8月18日以降の第1土曜日にカルチャーナイト(アイスランド語:Menningarnótt・メンニンガルノゥット)というイベントが開催されます。文化の夜と意味を持っても、当日は午前中からレイキャビク・マラソン大会があり、各種の屋外無料ライブをはじめとする屋外イベントが街全体、一斉に行われます。この日に限り、黄色の市内バスも無料で乗ることができます。レイキャビクにいる人たちは外で、夏が過ぎ去る8月末を精一杯楽しむ日になります。最後にハルパ・コンサート・ホールから花火を打ち上げ、真夜中を過ぎた時間にイベントを終了します。

いかがでしたか? コンパクトなレイキャビクの町は散策がしやすくて、ちょっとの迷子も怖くありません。ぜひ色々な場所に足を運んで、あなたのお気に入りを見つけてみてくださいね!