ひとり旅でも安心!アイスランド一人旅ガイド
一人旅にお勧めの国、アイスランド。世界一安全な国として知られていますが、本当に治安はいいのか?言葉は通じるのか?実際一人で旅行する時の予算は?一人のアイスランド旅行に関わる様々の疑問にここでお答えします!
自分と世界と向き合える「一人旅」。訪れる場所から食べる料理まで自分で決め、ピンチになったら自力で問題を解決するまさに魅力的な旅行の仕方。グループで行く旅行とは全く違い、他人の要望や不安を気にすることなく、自由気ままに活動できる解放感に満ちた日々が過ごせます。
アイスランドの治安
アイスランドの治安はいいの?と聞かれたら、単純な答えは「いいよ!」です。
世界でも安全な国ランキング1位、幸福度ランキング3位という世界トップを誇るアイスランドは治安が非常に良い国です。女性として真夜中に一人で歩くと怖い!と思ったことはありませんが、日本でよく見かけるスマートフォンやバッグで席を確保することはまずありません。犯罪率が非常に低く、常に気を張らないといけないことはもちろんありませんが、リスクを意識した行動をすると痛い目に合うことはないでしょう。
アイスランドの公用語
アイスランド人はアイスランド語を話します。ですが、よほどの高齢の方でなければ誰でも英語が話せます。特に2010年から続いているアイスランドの観光ブームの影響によって、世界各地から来た観光客と接する機会が多くなり、例えばレイキャビクのダウンタウンエリアに行くとほとんどのお店では英語で声を掛けてくれます。一方、アイスランド語が話せない店員さんもいますので英語が話せると気軽に旅行できる国になってきています。
出発する前に知っておきたい旅のヒント
アイスランドの移動手段
車社会、アイスランドは他の北欧の国ほど交通機関は発達していません。電車や地下鉄がなくタクシーの他には公共バス、Straetoしかありません。バスの少ない本数と限られているルートでバス利用の利便性が低い一方、タクシーを利用すると日本ではありえないほどの値段がします。
アイスランドは国民の約70%が首都のレイキャビクに在住していますので特にレイキャビク郊外に行く交通手段が少ないです。例えば北アイスランドにあるアークレイリの町に行きたい場合はレイキャビクにあるミョゥッド(Mjódd)バスターミナルからStraetoに乗ると6時間半もかかり、運賃10,120 ISK(2018年)もします。レイキャビク国内空港からフライトを使いアークレイリに行くと運賃8,735 ISK~15,000 ISKかかりますが、移動時間はたったの45分となります。このためレイキャビク郊外へのStraetoの利用はお勧めできません。
現金vsクレジットカード
他の北欧諸国と同様に、アイスランドはキャッシュレス化が進んでいます。観光スポットにあるカフェやインフォーメーションセンターからスーパーマーケットやコンビニまで、ありとあらゆる場所でクレジットカード決済ができ、常に現金を持ち歩く必要がありません。その一方で、現金しか持っていかないと両替所や銀行で現地の通貨「アイスランドクローナ」へ両替しないといけません。空港にある両替所はフライトがある限り営業していますが、街中にある銀行は平日の09:00~16:00のみ営業するためツアーに参加すると間に合いません。
注意:アメリカンエキスプレスのカードを対応しない店がありますがほとんどのお店ではVISAとマスターカードで支払いが可能です。アイスランドではサインではなくPINコードが必要ですので事前に確認しておくと良いでしょう。
激しい天候の変化に備える旅行プラン
まるで1日で四季を体験できるよう、コロコロと天気が変わりやすいアイスランド。壮大で手つかずの自然を満喫するには余裕を持って行動をしましょう。いきなり台風のためツアーが中止となってしまう場合もありますのでバックアップのプランを用意することが大切です。また午後から晴れていくパターンも異常ではありませんので、午後に出発するツアーに参加して日程を調節することも可能です。
ツアーがキャンセルになり、おすすめのアクティビティの相談はお気軽に弊社までお電話ください。
アイスランド旅行の仕方:ツアーvsレンタカー
交通手段に限りあるアイスランドは公共バスに頼り効率よく移動することが難しいです。バスツアーに参加しない場合はレンタカーが必要となります。バスツアーとレンタカー、実際どちらの方が良いでしょうか。
北海道と四国を合わせたくらいの大きさのアイスランドですが、想像以上にも運転する距離があります。例えば弊社が計画したセルフドライブツアーは1日に約200㎞の運転が予定されていますので日本で日常的に運転していない方には疲れを感じてしまうかもしれません。また、日本と大きく異なる点、アイスランドは右側通行の国です。特に冬には道路が凍結してしまいますので運転に慣れていない方はバスツアーがお勧めです。
アイスランドに参加できるバスツアーは最少人数条件がある会社が少ないですのでほとんどのツアーは一人でも気軽に参加できます。また、Guide to Icelandを通し予約したツアーは人数が少ないために中止されてしまうことはなく、安心して旅を計画することができます。
宿泊施設と様々なツアーやレンタカーを研究して一番良い組み合わせを見つけるのは時間がかかります。時は金なりのこの時代に備え、Guide to Icelandでは便利なパッケージツアーとセルフドライブツアーを用意しております。熟練ガイドがご案内するバスツアーに参加したい方はツアーと宿泊込のパッケージツアー、自由気ままにドライブを楽しみたい方はレンタカーと宿泊込のセルフドライブツアーを検討してみてください。
- パッケージツアーの申込方法、注意点等は【完全ガイド】アイスランドのパッケージツアー
- セルフドライブツアーの申し込み方法、よくある質問等は【完全ガイド】アイスランドのセルフドライブツアー
一人旅の予算
実際アイスランド旅行に行けるかどうか、旅に必要な予算を知りたいものですね。まずはアイスランドまで行く航空券とアイスランドに滞在する時の費用、二つに分けてみます。
1.航空券代
時期によっては航空券代が異なります。日本からアイスランドまでの航空券は真夏と真冬のハイシーズンには20万円ぐらい、春と秋のローシーズンには11万円程度の値段になります。一番安い時期にアイスランド旅行に行きたい!という柔軟性のある方には航空券代比較・予約サイトdohop等がお勧めです。
2.滞在中の出費
滞在期間によって滞在中の出費が左右されることは当然ですが、宿泊施設のタイプによってかかる費用も異なります。例えば格安ホステルに泊まる場合、朝食は付きませんがキッチンが共用できる場所が多く自炊することができます。ホテルは確実にホステルよりも高い値段がしますが、バイキング形式の朝食があるので便利です。
ブルーラグーン、ゴールデンサークルと南海岸を巡り、ホテルで4泊する夏のアイスランド旅行にかかる旅費は23~25万円が目安となります。冬には少し安くなる場合もありますが、クリスマスと年末年始には夏のハイシーズン価格となりますのでご注意ください。
旅費を節約する方法
予算オーバーを防ぐには出費に注意すべきの一人旅。物価の高いアイスランドでは旅費を節約する方法は以下の通りです。
クレジットカードを使い支払いすること
日本円やユーロからアイスランドクローナへ両替する時は両替所や銀行によっての為替レートが違う場合もあります。両替に出てくるロスや余ってしまうおつりは旅行中に思わぬ出費の一つになってしまいますのでクレジットカードが便利でお得です。クレジットカード会社によって海外利用の手数料と利用上限額が異なりますのでマイル・ポイントの貯め方と共に事前に確認することをお勧めします。
注意:アイスランドではサインを記入するよりも暗証番号を入力して支払いをするパターンが非常に多いです。暗証番号を確かめてからカードを使いましょう。
ペットボトルの水を購入しないこと
アイスランドの水道は非常にきれいで、お店で水を買う必要はありません。日本と同じくレストランでお冷も無料です。スーパーマーケットで1本200~300 ISKのペットボトルを何度も買ってしまうとお金の無駄遣いになりますので水筒を持参して出かけましょう。
イギリスとは違い、アイスランドはお湯と水が同じ蛇口から出ます。お湯には硫黄の匂いがしますが、水を流しっぱなしにするときれいで冷たい水が出てきます。水筒を持っていけばどこに行っても冷たい水が飲めますし、お金もかかりません。
お酒は入国時、空港の免税店で購入すること
帰国する度に免税店でビール、ワイン、タバコを買ってくるアイスランド人。一人につき購入できる本数が限られているほど人気です。アイスランドではアルコールが政府専売制となりますので、国内では「ヴィンブージン」というアルコール専売店でしかお酒を入手できません。短い営業時間の他、高い値段でお酒を販売しているヴィンブージンよりは、入国する時に免税店でお気に入りの酒類を買っておくとお得です。
早めにサービスを予約すること
アイスランドのホテルとレンタカーは到着日に近づほど料金が高くなる傾向にあります。ツアーは突然の値上げはありませんが、ホテルとレンタカーのように空きがなくなるとワンランク上のものを予約せざるを得ない場合もあります。利用したいサービスがありましたら、できるだけ早めに予約をしておくと最善です。また、Guide to Icelandを通し予約したレンタカーと日帰りツアーならピックアップ時間の24時間前まで無料でキャンセル・日付の変更できます。
さて、一人のアイスランド旅行について他にわからないことはありますか?お気軽にinfo@guidetoiceland.isまでお問い合わせください。
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