丘に建つ教会が目印のレイキャビク

アイスランド旅行のやるべきこと、やってはいけないこと、なんだと思いますか?もちろんそのリストは延々と書き続けることができますが、ここでは簡単に5個ずつ紹介しましょう。もっと色々知りたい人は観光情報ページを良く読んで予習してくださいね。


アイスランド必読運転ガイド

何を持っていく?荷造りガイド

到着の瞬間までイメージ出来る?ケプラビーク国際空港ガイド


アイスランドはとっても小さな国で、人口はわずか33万人。ですがそのユニークな自然は人口の何倍にもなる数の人を世界中から惹きつけています。それでもアイスランド各地はまだまだ無人の、「さびしい」自然地帯。厳しいルールもなければ監視する人もいない、誰も見ている人がいない自然の中でやりたい放題やる人もいるから困りものです。

穢れの無い自然の風景に心奪われるアイスランド

アイスランドは今でこそ観光ブームで盛り上がっていますが、それはここ数年のこと。漁業から始まり、安価な電気を利用したアルミ精製とその輸出など、アイスランドの主要産業は変化し続けています。観光ブームがこのまま一定の力を持つ恒久的な産業へと成熟するには、政治的なモチベーションだけでなく、アイスランド一般市民からの社会的なサポートも欠かせません。アイスランド人が驚く行動ばかりしていると、観光客に対するイメージはマイナスなものとなってしまいます。

未知の環境だからこそ身を引き締めて              

会社の仕事に追われ、周囲からあれをしろ、これをしろ、と言われる日々から逃れるバケーション。せっかくアイスランドという地の果てのような国に行くのなら、気分の赴くままに旅行してリラックスしたい。ですが、好き勝手に行動していいわけではありません。バケーション先として人気のアイスランドですが、そこには当然住んでいる人がいて、あなたの行動を見ているわけです。羽目を外しすぎな行動は気を付けましょう。

ひとりがやれば、続いてやりたくなる危険な行動Photo from: Funniest Mistakes Tourists Have Made in Iceland.

好き勝手になんて、さすがにそんなことはしないよ。そう思っている人も多いでしょう。ですが、アイスランドではそんなことしては駄目だよ!と叫びたくなる観光客も少なくないのです。

やるべきこと、やってはいけないこと、それぞれどんなものでしょうか?

出発前の準備は必須             

アイスランド南部の小さな町ヴィーク

アイスランドのボーイスカウトのモットーは、「Ávallt viðbúinn!(常に準備万全!)」。Ávallt viðbúinn!と声をあげるボーイスカウトの子供たちを見かけることもあるかもしれません。

このスローガンはましょう、ということですアイスランド旅行をする人にも当てはまります。前もって旅行の計画をしっかり立てるということはアイスランド旅行には欠かせません。

パスポート、搭乗券、お金の準備はもちろんのこと、旅程は決まっているかなど…出発前に確認することは沢山あります。

出発直前まで準備を怠るとあまりいいことはありません。せっかくのバケーション、十分満喫できるように、余裕を持って準備を始めましょう。

物価の高いアイスランドでは忘れ物はしたくないPhoto Credit: Alexas_Fotos 

町中を薄着で歩いている観光客を見かけますが、アイスランドは寒いところなので暖かい服は必需品。ショートパンツとTシャツだけではなく、セーターや厚手の靴下などが役に立ちます。

レンタカーを借りる人は、オフロード走行、スピード違反や飲酒運転はもちろん禁止。せっかくの旅行中に警察に捕まったり、罰金を取られたくはないですよね。

アイスランドに着く前の情報収集は必要です。主な観光スポット探し、宿泊施設の検索と予約や旅程に合った車のレンタルなど、特にレンタカーを借りる場合は事前準備がたくさんあります。ハイランドにアクセスできるのは4WD車で夏の間のみ、冬にはアイスランド一周は難しいなど、このような情報は事前に調べてかないと泣きを見ることになるでしょう。

レンタカーを借りない人でも、交通手段がない場所に、景色がきれい(らしい)からとホテルを予約してしまうことは残念ながら少なくありません。事前の調査はアイスランド旅行の命運を分ける鍵となります。

滞在期間によっても旅程は変わってきます。アイスランドには多くの美しい自然や様々なアクティビティがありますので、具体的な計画を立てておかないと、時間が足りなくなったり、予定通りに進まなくなってしまいます。

あなたは自分の国の代表として振舞いましょう             

旅行をするといろんな国の人々に出会い、国によって態度や対応に違い・特徴があることに気づくでしょう。自覚はなくても、あなたの行動はそんな印象を周囲に与えているかもしれません。



残念なことに周囲への配慮ができない観光客も見かけます。自国を代表して旅行しているという意識がなく、周囲に悪い印象を与えてしまう場合も少なくありません。

フランス人は失礼で堅苦しいことで有名、アメリカ人は声が大きくて文句が多い。イギリス人は不機嫌、ロシア人は恩知らずでオランダ人は指示に従うことが苦手。

ドイツ人は旅程に予期せぬ変更があると混乱しやすく、中国人は迷子になりやすい。

本当かどうかはいざ知らず、こんなステレオタイプがあるのも事実です。

個人に焦点を当てる前にステレオタイプで判断してしまうのは、不公平で正しいことではないかもしれませんが、出身国というカテゴリーにあてはめ、ラベルを張り付けるのは人間性の一部であり、すぐに改善できるものではありません。

他人の目をあまり気にしすぎてもいけませんが、せっかくなら良い印象を与えるような行動をしたいものです。

アイスランドでは細かな社会的ルールやマナーはあまり多くはありませんが、ひとりの人間として良いふるまいはするようにしましょう。

プールに入る前にシャワーを浴びましょう            

プールが大好きなアイスランド人Photo from The Best Swimming Pools in Reykjavik.  

アイスランドでプールに入ってリラックスする。これは地元の人々にとっても大切なアクティビティです。厳しい気候の中、アイスランド人が温かいプールに頻繁に通うのも理解できるでしょう。



アイスランドを訪れたらプールはお勧めです。なかなかアイスランド人の人と交流する機会はないかもしれませんが、プールには観光地では会えないたくさんのアイスランド人が来ます。

プールに行くことは一種の社会的な交流です。友達、家族、そして新しい人々と出会う機会にもなります。街のバーやクラブなどの熱狂した雰囲気とは違って、落ち着いた時間が過ごせます。

町のプールや秘湯など様々な楽しみのあるアイスランド

その上、アイスランドのプールからは近くの山々や海岸沿いの美しい景色が堪能できます。市内のプールでしたらジャグジー、大きなプール、子供用プール、サウナやウォータースライドなどが楽しめます。

プールなら誰でも入ったことがあると思いますが、アイスランドのプールには絶対守らなければならないルールがひとつあります。

プールに入る前には、ボディーソープを使って汚れている体をしっかり洗い、シャワーで洗い流すのがルール。もちろん、水着は着用せず、裸でシャワールームに入ります。これは特に感染症の蔓延を予防するためです。

人前で裸になる文化の無い国からの観光客の人は、そんなプールでの出来事に驚いてしまうようです。

水着着用でシャワーを浴びると注意されるアイスランドPicture from IcelandWeatherReport.

ですが更衣室には、利用者全員がしっかり体を洗っているかどうかを確認する係員がいます。水着でさっとシャワーを浴びただけですと注意されますので気をつけてください。もちろん、髪の毛からつま先まで全身洗います。

見過ごされることはほとんどなく、皆の前で係員に注意されることは本当に恥ずかしいものです。

裸でシャワールームへ、石鹸を使って全身を洗い、水着を着る。

この注意点を守って、アイスランドのプール体験を楽しみましょう。

ツアーに参加しましょう              

ツアーでしか訪れることができない氷の洞窟

アイスランドを旅行すると言っても、実際にはアイスランド到着後にどのアクティビティを選択するかが肝心です。ありがたいことに選択肢は多種多様、こんなことできるの!?というアクティビティもたくさんあります。

参加するツアーによって、アイスランドの自然をユニークな角度から観察できます。例えば、シュノーケリングやスキューバダイビングでは、シルフラの泉の美しい水中の景色が楽しめます。また、アイスランドの地質学的歴史を学ぶには、火山の中に入って岩壁に広がる万華鏡のような色彩を観察するのがベスト。

アイスランドのガイドは、それぞれのアクティビティにおいて経験豊かで専門の資格を持っています。応急処置や緊急時の対応もしっかりトレーニングしています。

アイスランドの自然の中には、洞窟や氷河など一見わからない隠れた危険が潜んでいる場所もあります。そのような場所には専門の知識を備えたガイドが必要で、ガイドなしで訪れることはできません。

「ツアー」というと参加する価値があるのか、自由に行動できないのではないかと迷ってしまいますが、アイスランドではツアーに参加しないとアクセスできない場所もあることは覚えておきましょう。

責任ある行動を取りましょう                 

海外旅行中に自己責任ということを考えるのは難しいですよね。旅行を楽しんでいる時に、正しい行動や振る舞いなど指摘されたくないと思いますが、アイスランドの自然を守るために、ここで自己責任の重要さをお伝えしたい理由がしっかりあります。

その理由の一つはアイスランドの自然。アイスランドの自然はとても脆弱で、今ある姿を保つには保全することが何よりも重要だからです。例えばどこにでもある苔。どこにでもありますが、苔の成長には何十年という歳月がかかります。またごみのポイ捨てなども、人口を遥かに超える数の観光客が訪れるアイスランドでは大きな問題となってしまいます。

ほかにも、崖や波打ち際、流氷の上など、危険な場所で、いい写真を撮りたいために行き過ぎた行動をとる人たちがいます。アイスランドのレスキュー隊を呼ぶ羽目になるなど、危険な迷惑行為は思わぬ事態になることがあります。

読むもの全てを鵜呑みにしない            

アイスランドにはシロクマが住んでいるというのは大きな間違いPhoto Credit: PublicDomainPictures.

事前に目的地について情報収集をして、基本知識を得ることは大切なことです。それにより、滞在中の計画を立てることができ、歴史、文化、人々について色々学ぶことができます。

これは観光する者としては当然の行為ですが、読んだ情報が全て正しいとは限りませんので注意も必要です。

Guide to Icelandもアップデートを頻繁にしてはいますが、アイスランドのルールや情報も変化が目まぐるしくしており、すぐにはアップデートできないこともあります。出版されているガイドブックなどは古い情報があることがあり、困惑する原因になるかもしれません。

また、アイスランドについて真実ではない様々な情報がインターネットに流れていることもありますが、それが修正されることはあまり期待できません。

女性を口説きやすかったり、アイスランド人女性との婚礼を奨励しているというのは真っ赤なウソPhoto From Happy Hour | Reykjavik's Cheapest Beers. 

例えば、アイスランド政府が外国人男性にアイスランド女性と結婚するためにお金を払うというデマが流れたことがありました。ここまで悪意のないものでも、ちょっとした噂がまことしやかにインターネットに流れていることには驚きます。インターネットの情報というのは鵜呑みにしないほうが良いでしょう。

アイスランド語で会話することを恐れない               

アイスランド人は言語に長けていると言われています。古いサガを始め、ハルドル・ラクスネスの「独立の民」など、物語を口頭や文書で伝える特筆すべき文化があり、国民のほとんどは流暢な英語を話し、多くの人はデンマーク語や他のヨーロッパの言語にも堪能です。



発音から文法まで複雑なルールが支配するアイスランド語Photo Credit: Girni. 

アイスランドでは英語が通じるおかげで、旅行中はコミュニケーションが取りやすく誤解も少ないです。道順を尋ねたり、アドバイスを求めたり、食べ物を注文したりするのも難しくありません。

もしかしたらアイスランド会話集など、既に調べた人もいるかもしれません。これも旅行する準備のひとつですよね。


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私は〜から来ました ...    Ég er frá ...
こんにちは ...     Halló ...
よい一日を ...    Eigðu góðan dag ...
もう一度お願いします ...   Gætirðu sagt þetta aftur? ...
これはいくらですか? ...   Hvað kostar þetta? ...
ありがとうございます...   Takk / Takk fyrir ...

アイスランド語は、国の入植時からほとんど変わらず、古ノルド語の姿を濃くのこしています。何百年も変化がほとんどなかった世界的にも珍しい言語です。世界中に話者は30万人程度ととってもマイナーな言語ですが、だからこそアイスランド人はアイスランド語をとても誇りに思っています。

英語で会話はできますが、せめて最後はTakk(ありがとう)で締めくくりましょう。お礼の気持ちがもっと伝わるでしょう。発音はタック!簡単でしょう?

東アイスランドを見逃さないで!             

東アイスランドは、アイスランド最大の地域であり、人口が最も少ない地域です。首都レイキャビクやケプラヴィーク国際空港から遠く離れているので、観光客は多くありません。しかし、東アイスランドは特色のある地域なのでお勧めです。

アイスランド東部にあるラーガルフリョート湖

キラキラ輝く氷塊と穏やかな雰囲気に包まれた「アイスランドの至宝」と呼ばれるヨークルスアゥルロゥン氷河湖や、隣接するダイヤモンドビーチまでは訪れる人も多いでしょう。

間違いなく絶景スポットですが、レイキャビクからの道のりは往復10時間程かかります。ヨークルスアゥルロゥンはほとんどの旅行者にとってアイスランド観光の最終地点になっています。

しかし、リングロードをさらに進むとユニークで美しい風景が沢山待っています。東アイスランドと言えば、ラーガルフリョゥト湖( Lake Lagarfljót)、ストゥルウルズ(Stórurð )、ヴィティの火口湖(Víti Crater Lake)、ヘインギフォス( Hengifoss )の滝、ドーム型のブーランスティンドゥル(Búlandstindur)の山やハットルオルムススターザスコゥガル国有森林( Hallormsstaðaskógur National Forest)などがあります。さらに、温水プールがある( Laugarvellir )の滝やベストラホルン( Vestrahorn.)の印象的な海岸の山並みもお勧めです。

雪をかぶったヴェストラホルンの山

デンマークからフェリーで東アイスランドの海岸にあるセイジスフィヨルズル(Seyðisfjörður)の町に到着する旅行者もいます。フェリーのノラエナ(Norræna)は、フェロー諸島経由で毎週デンマークとセイジスフィヨルズルを往復しています。

セイジスフィヨルズルは東アイスランドに点在する典型的な漁村の一つです。滝やハイキングコースに囲まれた人口およそ700人の町には、郵便局、プール、ホテル、スーパー、2つの映画館、2つの博物館や病院があります。

アイスランド料理を避けないで!             

地中の蒸気で蒸しあげたパンと、スモークサーモンPhoto from The World's Most Disgusting Icelandic Food. 

アイスランドには独特な料理がいくつかあります。その一つに、BSIバスターミナル内のカフェで食べられる伝統料理の羊の頭、スヴィーズ(Svið)があります。ちょっと気が引けるかもしれませんが、アイスランド人には人気の料理。他にも様々な伝統料理がありますので、挑戦してみて下さい。

魚はアイスランド料理に欠かせません。農業に適さないアイスランドでは、海の幸は生活を支える大事な食糧でした。その後もアイスランドの経済は漁業を中心に発展し、今の豊かなアイスランドを作る基礎となりました。

そんな、アイスランドの最も有名な魚料理は、間違いなく、ハウカットル( Hákarl)という発酵したサメの肉です。地元の酒であるブレニヴィーン(Brennivín)と一緒に食べます。初めてアイスランドを訪れる多くの人にとって、この「珍味」の試食はチャレンジのようなもの。ハウカットルは、アイスランド古来の国民的な料理、ソーラマトゥル(þorramatur)に含まれています。



ほとんどのスーパーやコンビニでも、魚の干物が販売されています。地元の人々には大変人気があり、おやつにもなります。伝統的な料理に加え、アイスランドの高級レストランに行ってみるのもお勧めです。レストランでは鼻をつまむような料理ではなく、伝統料理をモダンにアレンジした品々が楽しめます。



10-11では買い物しない!           

便利で高いコンビニ、10-11Photo Credit: 10-11 Facebook

アイスランドは物価が高い国であることはもうご存知でしょう。生活水準が高いだけでなく、島国であり、食料品などがほとんど外国から輸入されているのも物価が高い原因のひとつです。

それでも、一般的な価格で食料品を購入できるスーパーは Bónus、 Hagkaupや Krónanなどでは、牛乳やパンなど基本的な食べ物がある程度の値段で購入できます。しかし、全国に広がる24時間営業の10-11という店は声を出して驚くような値段をつけています。



この店は10-11と書いてある緑の看板ですぐわかります。夜もずっと開いているいわゆるコンビニ。便利なのはともかく、問題は無知なお客さんが大損をしているという事実です。

夜間特別料金でさらに値上げをする10-11Photo Credit: 10-11 Facebook

情報不足の観光客の皆さんは、はるかに品物が安いBonusが近くにあっても、10-11にすぐ飛び込んでしまうでしょう。そんなことでは、ちょっとした買い物なのに、あっという間にお金がなくなります。

10-11では、夜間は商品の価格を8%値上げしているようです。これを知らずにパーティー後のお菓子を買いに行ったら、思いがけない出費となります。日中でも、ここで買い物をしたら、通常のスーパーの価格より約50%多く支払うことになりますので要注意。

10-11には、警備員が入り口付近に立っていて、常に万引きの警戒をしています。

一見充実しているコンビニの10-11ですが、緊急時以外は利用しないようにしましょう!

少し歩けば安いスーパーBonusがありますよ!


アイスランド旅行のやるべきこと、やってはいけないこと、参考になりましたか?