一度は体験したい!アイスランドなら外せない厳選アクティビティ8選
やらないと本当に後悔する!アイスランドでできるアクティビティが多くて選べられないという方はまずこの記事をチェック。アイスランド旅行で外せないツアーやここでしかできない体験など、初めてのアイスランド旅行を立てる時の疑問を解決するために、一生に一度は体験したいアクティビティを厳選してご紹介します。
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アイスランドに行きたい!張り切って航空券を予約したのはいいけれど、ツアーや体験はたくさんあるし、行きたいところややりたいことがたくさんあってなかなか旅程が決まらない…そんな方はいませんか?
アイスランドは大西洋の北に浮かぶ火山性の島で、「火と氷の国」ともよく言われています。地熱のエネルギーや海の幸など豊かな自然に恵まれて、独自の文化を築いてきた国です。
夏は琥珀色の白夜。冬は真っ暗な夜空にゆらめく緑色のオーロラ。黒曜石のような砂漠を縫うように雄大な川が流れ、青々としたオアシスを古代の氷河が見守っています。
そんなアイスランドで楽しめるアクティビティは本当にたくさんあり、ここでご紹介するものはほんの一部にすぎませんが、特に旅心をくすぐるベスト8を選びました。一生の思い出に残るような体験ばかりですので、是非最後までご覧ください。
8. レイキャダルルの湯の川でまったり
アイスランド人が海外に出るとまず恋しくなるのが、その水です。
蛇口をひねれば当たり前のように出てくるひんやり冷たい氷河の水も、硫黄臭のする温泉水も、水はアイスランドの文化や人々の心の中にある故郷ときっても切り離せない存在なのです。
どんな小さな町でもたいてい一つはプールがあります。アイスランドでは政治も商談も、井戸端会議ならぬ地元の「プール会議」で決まるのだと言われているくらいです。
当たり前ですが昔からタイル張りの綺麗なお風呂やバーがあるプールなどがあったわけではなく、アイスランドの開拓者たちは熱い源泉が川に流れ込み、ほどよい温度になっている場所を探して泳いだり、洗濯をしたりしていました。
アイスランド語で「湯気の谷」を意味するレイキャダルル(Reykjadalur)はそんな自然のままの温泉を楽しめる場所で、アイスランド南西部にあるクヴェラゲルジ(Hveragerði)という町から3キロほどの距離にあります。ハイキング・ルートの起点はDalakaffiという小さなレストランの駐車場です(このレストランは帰りに一息入れるのにぴったりです)。
トレイルに沿って歩いていくと、遊歩道が整備された温泉川に着きます。上流・下流で水の温度が変わるので、好みの湯加減のところを探してみてください。
座り心地のいい岩や石を見つけるのもポイントです。大空の下、のんびりお湯に浸って空を仰げば、アイスランドの自然・歴史・文化を全て一度に楽しめます!
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7. シルフラで地球の割れ目を漂う
UNESCO世界遺産にも登録されているシンクヴェトリル国立公園(Þingvellir)にあるのが、シルフラ(Silfra)の亀裂です。北米プレートとユーラシア・プレートが引っ張り合ってできた地球の割れ目でダイビングやシュノーケリングができる、本当に特別な場所なんです。
水の透明度は世界トップクラス。水中にできた生まれたての大地を見るために世界中から観光客が訪れます。
シルフラの水源はアイスランド第2の氷河、ラングヨークトル(Langjökull)です。溶けた氷河の水が何十年もかけて溶岩に濾過され、シンクヴェトリル国立公園の地下から湧き出ています。
二つのプレートは年間2センチずつ開いており、この圧力の変化によって地下水がシルフラに吸い上げられます。ハワイや沖縄でも透明度50メートルといえば相当なものですが、透明度100メートルの世界を体験できるのは地球上でもこのシルフラの他にはわずか数か所しかありません。
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6. 世界で最も美しいハイキング・ルートのひとつ、ロイガヴェークル
クラブやバーがひしめく首都レイキャビクの目抜き通りもロイガヴェーグルと言いますが、ここでお勧めしたいのはナイトライフではありません。総距離55キロ、ランドマンナロイガル(Landmannalaugar)からソゥルスモルク(Þórsmörk)に至るハイランド地方きっての人気トレッキング・ルート、ロイガヴェーグル・トレイル(Laugavegur hiking trail)です。
ランドマンナロイガルはアイスランド南部にあるハイランド地方の中核をなすエリアで、アイスランド独特の景色が広がる美しい地方です。流紋岩の岩肌が露出した山、数々のハイキング・ルート、至るところに湧き出る温泉を目当てに多くのハイカーや観光客が訪れます。
ソゥルスモルクは北欧神話に登場する癇癪持ちの雷の神、ソー(トールとも)に由来する渓谷やその周りを囲む尾根を言います。黒い溶岩台地に鮮やかな緑が広がる光景は世界的にも非常に珍しいものです。
一帯には苔やシダ、樺など亜寒帯特有の植物が見られ、地平線には雪をかぶった山々が臨めます。
ランドマンナロイガルはNational Geographic誌のランキングでも世界で最も美しいトレッキングルートの一つとして紹介されています。テント又は山小屋(寝袋持参)泊で平均4~6日間のルートです。
その年の天候や道路状況によりアクセスできる時期が変動しますが、目安として6月25日から9月15日の間オープンしています。
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5. ソゥルへイマヨークトル氷河でアイスクライミング
写真:ソゥルヘイマヨークトル発|氷河ハイキングとアイスクライミング体験
ソゥルへイマヨークトル(Sólheimajökull)は、アイスランド4番目の規模を誇るミールダルスヨークトル氷河(Mýrdalsjökull)から、黒い砂が特徴的な島南部の平原まで広がる氷河です。ただ、「氷河」という言葉から連想するような白一色の世界ではありません。
すぐ北にはアイスランドで最も火山活動が活発な火山の一つ、カトラ火山があり、常にこの氷帽と競り合っているのです。
13~95年に一度の頻度で噴火をしてきたカトラ火山が最後に大噴火したのは1918年。年配者の間では今でも非常に恐れられている山です。
非常に火山活動が活発な山ではありますが、地元ガイドが危険を冒すことはありませんのでご安心ください。また研究者が常に監視の目を光らせており、少しでもリスクがある場合は厳重な警報が出されます。
写真:ソゥルヘイマヨークトル発|氷河ハイキングとアイスクライミング体験
このカトラ火山があるため、ソゥルへイマヨークトル氷河の表面は火山灰が積もった地層、ごつごつとした奇岩、目もくらむような氷の尾根、雪の中にぽっかり口をあける水たまりなど非常に変化に富んでおり、氷河ハイキングは旅の忘れられない思い出になるでしょう。
もっとアドレナリンを求める方には、アイスクライミング・ツアーがぴったりです。壮麗な氷の壁を制覇する達成感は格別。経験豊富なベテランガイドが指導しますので、アドベンチャー好きな方はチャレンジしてみては?
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4. フーサヴィークでホエールウォッチング
アイスランドでホエールウォッチングができる場所はたくさんありますが、世界最大の哺乳類を間近で見るには欧州のホエールウォッチングの首都とも言われるフーサヴィーク(Húsavík)がおすすめです。
アイスランド近海には23種のクジラ類が棲息していますが、島北部にあるこの町の沿岸ではその全てが確認されています。
特定の種類のクジラが見たい場合、出発港をチェックするのが一番です。フーサヴィークの沖合は特にミンククジラが多く、一年を通して見られる可能性が高いです。
フーサヴィークは北部の中心都市アークレイリ(Akureyri)や、美しいミーヴァトン湖(Lake Mývatn)へも車で移動できる距離なので、併せて周辺の観光も楽しめます。
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3. 火山の中へ
写真:インサイド・ザ・ボルケーノ|スリーフヌカギグル火山の火口探検.
火山が多いアイスランドですが、スリーフヌカギグル火山(Þríhnúkagígur、三つの峰を持つクレーターの意 )ほどその偉容を肌身で感じられる場所はないでしょう。この山には地球上で唯一、人間が入れるマグマ溜まりがあるのです。
首都レイキャビク市内から東へわずか20キロ、火山景観が広がる Bláfjöll Country Park内を1時間ほどハイキングして、スリーフヌカギグル火山の頂上を目指します。
山頂に着いたら、ケーブルカーのようなリフト型のプラットフォームに乗り、ロウト型の狭い入口から120メートル下っていきます。そこが休火山の心臓部です。
写真:インサイド・ザ・ボルケーノ|スリーフヌカギグル火山の火口探検.
スリーフヌカギグル火山のマグマ溜まりはチタンです。底部はサッカー場ほどの広さがあります。
なぜこんな空洞ができたのか??今でも地質学者たちを唸らせる難問です。
通常、休眠中の火山のマグマ溜まりは硬く冷えた溶岩で完全に埋まってしまいます。しかしスリーフヌカギグルでは、最後の噴火のあと何かの理由で溶岩が忽然と消えてしまい、マグマ溜まりが洞窟として残ったのです。
洞窟の壁は鮮やかな赤やオレンジ色で、地獄を彷彿とさせます。その圧倒的な存在に自分の小ささを痛感させられた、という人もいれば、大自然の心髄を見ているようだ、と言う人もいます。
とにかく他のどんな体験とも比べることができない、と言う人もいます。
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2. ホフソゥス温泉のインフィニティ・プールで大西洋を望む
広大な大西洋を見ながら、温泉に入る ― アイスランドならではの至福の体験です。ホフソゥス(Hofsós)という小さな町にある温泉プールは有名な建築家が手掛けたもので、リラックスした午後のひとときを過ごすには最高です。
ホフソゥスのプールはブルー・ラグーン温泉リゾートを設計した建築家がデザインしました。鉛色の大西洋に真っ青なプールが爽やかで、遠くの山なみまで見える絶好のロケーション。ボートクルーズもあるので船の上からのんびり美しい海岸線を眺めることもできます。
ホフソゥスは16世紀に拓かれたアイスランド北部で最も古い港町のひとつです。19世紀後半に多くのアイスランド人がアメリカ大陸に移住した歴史を取り扱ったアイスランド移民博物館もあります。
大西洋を渡ったアイスランド人たちはカナダのマニトバにあるウィニペグ湖周辺に落ち着きました。最大の集落はギムリといい、一帯は「ニューアイスランド」と呼ばれています。
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1. アイスケーブ探検
そしてアイスランドのおすすめアクティビティ No. 1は、アイスケーブ探検です。
アイスケーブは数ある自然現象の中でも最も神秘的なもののひとつではないでしょうか。
アイスケーブの中は、古の氷河が輝く蒼い世界。時が止まり、空気までもがじっと息をひそめている空間で、一つひとつの分子が地球の歴史についての秘密をささやきあっているようです。
アイスランドでは夏になると氷河がとけ、その水は川となって氷帽の地下を流れていきます。冬にこの伏流が凍ると、様々な色や形、大きさのアイスケーブができるのです。
秋にできるアイスケーブは一つとして同じものはなく、毎年新しい氷の洞窟が生まれます。
アイスケーブ探検は冬限定のアクティビティ(11月初旬から3月末まで)ですが、通年訪れることができるアイスケーブも二つだけあるので、是非一度、この静寂を体験してみてください。
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