秋のアイスランド旅行のすべて
- 秋のアイスランドでできること
- 秋のアイスランドの特徴
- ローシーズンで旅費を節約できる
- 紅葉が美しい
- 日が短くなる
- 秋のオーロラ
- 秋のアイスランドの天気
- 8月下旬~9月の平均気温
- 10月の平均気温
- 11月の平均気温
- アイスランドの強風警報
- 秋のアイスランドの運転事情
- 秋のアイスランド旅行の持ち物
- 秋のアイスランドのキャンプ事情
- 秋のアイスランドのアクティビティ&イベント
- 秋のアイスランドのイベントやお祭り
- Midgard Convention
- イマジン・ピースタワーの点灯
- アイスランド語の日
- レイキャビク版オクトーバーフェスト
- リェッティル(Rettir)
- ベリー摘み、キノコ狩り
- 秋のアイスランドについて、よくある質問
- 秋にアイスランドを訪れるなら、いつがおすすめ?
- 秋のアイスランドでオーロラは見られますか?
- アイスランドの道路や観光名所は秋もアクセスできますか?
- 秋のアイスランドにおすすめの服装は?
- 秋のアイスランドではどんなレンタカーがおすすめですか?
- 秋のアイスランドでハイキングはできますか?
- 秋のアイスランドではどんな野生動物が見られますか?
- 秋のアイスランド・まとめ
秋のアイスランドに美しい紅葉を見に来ませんか。雄大な自然、幻想的なオーロラ、秋の静けさに包まれた大地が待っています。
アイスランドの秋は8月の末から11月下旬くらいまでです。夏休みが終わり、秋の足音が聞こえてくると、ゴールデンサークルもヨークルスアゥルロゥン氷河湖(Jokulsarlon)も、スコゥガフォス(Skogafoss)もセリャランズフォス(Seljalandsfoss)の滝も、少しずつ秋色に染まっていきます。
更に秋のアイスランドでは、オーロラを見られる可能性が高まります。渡り鳥やクジラの季節なので、バードウォッチングやホエールウォッチングも人気です。
肌寒くなってくるので温泉も最高です。ブルーラグーン温泉、スカイラグーン温泉、クヴァムスヴィーク温泉(Hvammsvik)など、アイスランドにはたくさんの地熱プールや温泉スパがあります。首都エリアだけでも色んな温泉があるので、レイキャビクの宿から日帰りでも行けます。レイキャビクならホテル、アパートメント、ゲストハウスなど、宿タイプも豊富です。
そんな素敵な季節、秋のアイスランドを満喫するための情報をまとめました。是非旅行計画にお役立てください!
秋のアイスランドでできること
秋は、アイスランドの絶景巡りにおすすめの時期です。気候は比較的過ごしやすく、日がまだ長い上、観光客は夏のピークシーズンと比べて少なめです。文化の町レイキャビクを楽しむもよし、ハイキングや大自然を楽しむもよし。秋は様々なアクティビティができるので、やってみたいものがきっと見つかるはずです。
田舎の自然を満喫する:秋のアイスランドの田舎は本当に美しいです。レンタカーでドライブ旅行をするのもいいですし、ガイド付きツアーで効率よく名所を回るのもおすすめです。
ゴールデンサークル巡り: アイスランドの鉄板観光ルート、ゴールデンサークル。特にゲイシール地熱地帯(Geysir)、グトルフォスの滝(Gullfoss)、UNESCO世界遺産でもあるシンクヴェトリル国立公園(Thingvellir)の三大名所は必見です。
ハイキング: 紅葉狩りを楽しむならやっぱりハイキング。家族連れに最適な1~2時間のショートコースから、泊りがけのハイキングまで、所要時間も難易度も様々なトレイルがあります。
フェスやイベントに参加する:地元文化を体験するなら、お祭りやイベントが一番です。11月は音楽フェス、映画祭、食の祭りなど、たくさんのイベントが開催されています。
ホエールウォッチング:秋のアイスランドではたくさんのクジラが見られます。ミンククジラ、ネズミイルカ、ハナジロカマイルカ、運が良ければザトウクジラなどが姿を現すことがあります!
温泉・地熱プールでリラックス:火山の国アイスランドにはたくさんの地熱プールやラグーン、温泉があります。爽やかな秋空の下、露天風呂に浸かる気分は格別です。
このように、秋のアイスランドなら都会派もアウトドア派も、アクティブ派もリラックス派も満足する旅行になることうけあいです。
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もっと詳しく知りたい方は:アイスランドのおすすめ温泉&地熱プール 30選
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こちらもどうぞ:アイスランドのホエールウォッチングを徹底解説
秋のアイスランドの特徴
ローシーズンで旅費を節約できる
写真提供: Wikimedia, Creative Commons, by Helgi Halldorsson. 未加工・未編集
アイスランドの秋(だいたい8月下旬から11月下旬まで)は、夏は生命力にあふれていた自然が少しずつ冬支度を始める美しい季節。楽しいカルチャーイベントもたくさんあります。ローシーズンに入るため、どこでもゆったりと観光ができるのも嬉しいポイントです。ゴールデンサークルやレイニスフィヤラのブラックサンドビーチ(Reynisfjara)といった人気観光スポットも、夏ほど混み合うことはありません。
更に、ホテルや航空券が安くなるので、旅費も節約できます(それでも希望の宿をお得に押さえるためには、ホテルの予約はお早めに)。
紅葉が美しい
秋を迎えると、夏は青々と輝いていたアイスランドの草木は次第に鮮やかな赤、オレンジ、黄色に紅葉します。特に白樺林や低木は見事。緩やかな丘や広大な谷を暖かみのある色で覆いつくします。山々の黒い岩肌や頂きの雪、大原野に点在する湖や清流とのコントラストが何とも言えません。
広大な溶岩台地に生える苔の緑や、初秋まで見られるルピナスの花の紫色も加わり、壮大なタペストリーのようです。特に風景写真やカメラが好きな方にとっては溜まらない景色でしょう。
日が短くなる
アイスランドでは秋が深まるにつれ、日がだんだん短くなります。9月上旬は、12時間くらい日が昇っている時間があり、屋外の活動をたっぷり楽しめます。ですが11月下旬になると、明るい時間は5時間くらいしかありません。アウトドアや観光にも影響するので、日照時間を調べて計画を立てるとよいでしょう。
日は短くなるのですが、朝焼けと夕焼けの時間が長くなり、大地が柔らかい金色に包まれます。マジックアワーと呼ばれ、写真撮影に最適です。そして夜には神秘的な光のカーテンが現れることもあります。
秋のオーロラ
晩秋のアイスランド旅行では、オーロラを見られる可能性があります。10月から11月にかけてどんどん夜が長くなるので、オーロラが見られる可能性のある時間が伸びるのです。一番よく見られるのは緑色のオーロラで、もっと強い時時はピンク、赤、紫、白に見えます。
オーロラは町のネオンが届かない暗い場所の方がよく見えます。きれいなオーロラを見たい方はレイキャビクを離れて田舎に出てみましょう。プロのガイドが案内するオーロラ鑑賞ツアーもたくさんあります。セルフドライブ旅行なら、レンタカーを運転して自分でオーロラを探しに行くのも楽しいでしょう。
但し、オーロラが見られるかどうかは、太陽活動や天候に左右されるので、見られなくてもがっかりしすぎいないこと。アイスランド気象庁のオーロラ予報を活用して計画を立て、防寒対策をしっかりして出かけましょう。万が一運が良ければ、見事な光の舞が見られるはずです!
秋のアイスランドの天気
アイスランドの秋の空模様はとても変わりやすく、何でもありの天気が続きます。また、日が目に見えて短くなります。日の出から日の入りまでの時間は9月は12~13時間ですが、11月末には約5時間になります。
初秋は穏やかな日もあるものの、冬が近づくと冷え込みが厳しくなり、夜は氷点下まで気温が下がることがあります。雨も多く、風が強いと更に体感温度が下がります。晩秋の北部地方では早めの初雪が観測されることもあります。
8月下旬~9月の平均気温
8月下旬から9月にかけての平均気温は8°C~15°Cです。昼夜の寒暖差が激しく、雨や風の強い日も少なくありません。アイスランドの天気は予測しにくいため、出かけるときはどんな天気になっても大丈夫なように支度をしていきましょう。
10月の平均気温
10月のアイスランドは秋本番です。平均最高気温は7°C前後、平均最低気温は2°Cまで下がります。ですがこれはあくまで平均で、実際にはかなり上下します。特に夜はかなり寒くなることもあります。
11月の平均気温
アイスランドの11月は晩秋から初冬に移り変わる時期で、平均気温は-1°Cから+4°Cくらいです。日中は風が強いため肌寒く感じます。夜は氷点下になることも珍しくありません。アイスランド北部では雪が降る可能性があります。
アイスランドの強風警報
写真提供: Wikimedia, Creative Commons, by Steven Diaz. 未加工・未編集
秋が深まると、アイスランドでは予測不可能な天気が続きます。中でも注意したいのが強風警報です。風速や天気のリアルタイム情報が随時更新されます。運転に注意が必要な場合や、強風・暴風で危険なエリアなどがわかるので、出かける時は必ずチェックするようにしましょう。
アイスランドの気象警報は以下のように色分けされています:
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黄色 :警戒を怠らず、移動は最小限に。
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オレンジ:天候が危険な場合もあるので、移動は避けること
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赤:悪天候。屋内にとどまり、外出は控えること。
秋(特に晩秋)のアイスランド旅行では、警報が発令されることもあるかもしれません。滞在中は最新情報をチェックし、安全に気を付けて旅をお楽しみください!
秋のアイスランドの運転事情
基本的に秋のアイスランドでは安全にドライブを楽しめます。自分のペースで旅をしたい方に特におすすすめの旅行スタイルです。ですが晩秋には雨や強風、雪などの悪天候に見舞われることもあるので、準備を怠らないことが大切です。
アイスランドを一周する環状道路、リングロードは一年を通して通行でき、よく整備されています。各地の名所を訪れるのにも便利です。ですが田舎には(特に悪天候の場合)は悪路もあります。秋はハイランド地方に通じる道路も閉鎖されている可能性が高いでしょう。アイスランド道路・海岸管理局のウェブサイトで道路状況をよく確認し、出かける前には必ず天気予報をチェックするようにしてください。
アイスランドで運転をする予定の方は、SafeTravel のウェブサイトもチェックしておきましょう。交通ルールや注意事項が掲載されています。ドライブ旅行やアウトドア・アクティビティを予定している方は SafeTravelのウェブサイト上で旅行計画を提出しましょう。万が一の時にアイスランドのレスキュー隊が活用するので、めんどくさがらず、必ず登録してください。他にも天候や道路状況に関する安全通知を受け取れる機能や、ダウンロードできるアプリもあります。
秋のアイスランドのドライブ旅行では、ルートと天気に合ったレンタカーを借りることも大切です。整備された舗装道路を走る場合や、都市部に滞在する場合はコンパクトカーで大丈夫でしょう。一方、主要幹線道路から外れる場合は安全のため4WDをおすすめします。雨で道がぬかるんだり、早目の初雪が降ったりする可能性があるからです。
また、アイスランドではオフロード走行は全面的に禁止されています。繊細な生態系にダメージを与えてしまうためです。高額の罰金が科されるのでくれぐれも注意してください。そして制限速度を守ること、シートベルトを着用すること。写真を撮りたいからといって道の真ん中で停止しないこと(特にリングロードでは大変危険です)。責任ある運転を心がけ、安全にドライブを楽しみましょう!
秋のアイスランド旅行の持ち物
秋のアイスランド旅行では、あらゆる天気に備えておくのが鉄則です。日中は穏やかでも夜は肌寒かったり、雨や強風に見舞われることもあります。以下、秋のアイスランド旅行の持ち物リストをご紹介します:
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重ね着できる衣服: 気温の変化に対応できるよう、重ね着が基本です。サーマルインナーなど保温性の高い肌着やシャツ、フリースやウールのセーターなどの暖かいミドルレイヤー、そして防水・防風性の高いアウターを用意しましょう。
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帽子・手袋など:しっかりしたニット帽、手袋、マフラーなど。保温性のある靴下も重宝します。
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しっかりした靴: アウトドアを楽しむ予定の方は、防水性の高いハイキングブーツが必須です。長時間歩いても疲れにくく、足首をしっかりサポートしてくれるものがいいでしょう。
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レインウェア: 雨は一度は降ると思ってください。防水性のあるジャケットと、できればレインパンツもあるとよいです。バックパック用のレインカバーもあると便利です。傘は風が強くて役に立たない可能性が高いので日本に置いていきましょう。
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水着:アイスランドの温泉や地熱プールは水着必須です!!
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カメラ機器:風景写真を撮りたい方は是非いいカメラを。オーロラ撮影には三脚もあるとよいです。
秋のアイスランドのキャンプ事情
キャンプは秋のアイスランドの大自然を体験する素敵な方法ですが、天気が変わりやすいので多少の冒険心と十分な準備が必要です。まだ気候が比較的穏やかでキャンプ場が営業している初秋を狙いましょう。10月、11月になると日が短く寒くなるため、ほとんどのキャンプ場は閉鎖されます。
キャンプではとにかくあらゆるコンディションに対応できるようにしておいてください。防水・防風のテント、暖かい寝袋、重ね着は必須です。雨・風を確実に逃れたい方にはキャンピングカーのレンタカーがおすすめ。
アイスランドでは、壊れやすい生態系を保護するため、野営は禁止されています。キャンピングカーも含め、常に指定のキャンプ場を利用し、環境に配慮してキャンプをお楽しみください。
秋のアイスランドのアクティビティ&イベント
秋のアイスランドのイベントやお祭り
写真提供:Wikimedia, Creative Commons, by Helgi Halldorsson. 未加工・未編集
アイスランドでは日が長い夏に行われるお祭りが多いですが、秋も楽しいイベントがたくさんあります。アイスランドの音楽、映画、アートシーンに興味がある方は是非チェックしてみては。
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レイキャビク・カルチャーナイト(Menningarnott)。毎年8月開催。夏の終わり・秋の到来を告げる恒例イベントで、アイスランドの美術、コンサート、ダンス、グルメなどでレイキャビクの街が埋め尽くされます。入場無料のものが多いのも魅力。夜は花火が打ち上げられます。
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レイキャビク・ゲイプライドは8月の第二週末に行われます。愛、平等、 LGBTQ+ の権利をアピールするイベントで、たくさんのコンサート、ワークショップや展示が行われます。アイスランドはもちろん、世界中から何万人もの人が訪れて大変盛り上がります。
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光の祭典(Ljosanott)。9月の第一週末にケプラヴィークで開催されます。様々なアーティストが出演するストリート・コンサートがメインイベント。夜は花火もあります。
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レイキャビク国際映画祭(RIFF)。9月末から11日間にわたって、世界40か国以上からエントリーされた幅広いジャンルの映画が上映されます。
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Iceland Airwaves。11月開催。新人から世界的なスターまで、あらゆるジャンルのミュージシャンが参加する国際的な音楽フェスです。レイキャビクの街でたくさんのコンサートやライブが行われるので、音楽好きは必見です。
このように様々なイベントがあるので、秋のアイスランドを訪れる方はアイスランド版芸術の秋を是非楽しんでいってください!
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こちらもどうぞ:アイスランドのLGBTQ+について
Midgard Convention
9月上旬にアイスランドを訪れる方で、ビデオゲームやボードゲーム、マンガ、テレビ、映画など何か一つでも「オタク」を自負するものがあるなら、是非 Midgard コンベンションを覗いてみてください。レイキャビク中心部にあるスポーツセンターLaugardalshollで開催されるイベントで、本気のファンから興味本位の野次馬まで、誰でも気軽に楽しめます。
大きな展示スペースにはありとあらゆる作品やテーマのブースが設けられ、パネル、ディスカッション、ワークショップ、ゲーム、コンテストに参加することもできます。借り物競争やヴァイキングの戦いの再現も行われます。
子供向けのアクティビティもあるので、家族旅行にもおすすめ。子供用の特別コスプレ・コンテストもありますよ!
一人旅でも、友達同士でも、家族連れでも盛り上がれるイベントです。チケットは事前予約が確実です。
イマジン・ピースタワーの点灯
写真提供:Wikimedia, Creative Commons, by Helgi Halldorsson. 未加工・未編集
イマジン・ピース・タワーは、レイキャビク沖のヴィーズエイ島(Videy)にあります。亡き夫ジョン・レノンのためにオノ・ヨーコが2007年に制作しました。毎年10月9日(ジョン・レノンの誕生日)から12月8日(彼の命日)までライトアップされ、夜空を照らします。
レイキャビクのどこからでもよく見えるこの光の塔はオノとレノンによる希望、団結、そして世界平和への呼びかけです。ライトアップされている期間中はヴィーズエイ島で様々なイベントが行われ、誰でも参加することができます。
ヴィーズエイ島自体は一年中訪れることができ、特に夏はとても美しいところです。島全体がレイキャビク市立博物館群の一部となっており、アイスランドで最も古い建物のひとつであるヴィーズエイ・ハウスなど、たくさんの歴史的建造物や芸術作品があります。
アイスランド語の日
11月16日は「アイスランド語の日」です。アイスランド語とその文化的意義を称えるために制定されました。11月16日は詩人であり国民的英雄である Jonas Hallgrimsson の誕生日で、アイスランド語を広める様々なイベントや活動が行われます。
その目的はアイスランド固有の言語を未来に受け継ぐ重要性を皆で共有すること。グローバル化が進む中、アイスランド人が自国の言語を守るために行ってきた努力も強調されます。この時期にアイスランドを訪れる方はこの機に是非アイスランド語を学び、アイスランドの文化に触れてみては。
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レイキャビク版オクトーバーフェスト
写真提供: Wikimedia, Creative Commons, by Christine Zenino. 未加工・未編集
ドイツのバイエルン地方を代表するお祭り、オクトーバーフェスト。アイスランドの伝統行事ではありませんが、10月はレイキャビクのバーやパブ、レストランでもビールをたくさん楽しめます!
ビールが好きな方は、ダールヴィーク(Dalvik)の町の郊外にあるビョウルボージン・ビール風呂にも足を延ばしてみて。ビールスパの入場券はオンラインでも購入できます。
リェッティル(Rettir)
秋のアイスランドには「リェッティル」(rettir)という伝統行事があります。夏の間放牧していた羊を地元の人が総出で駆り集めるものです。夏はフェンスもない野山で自由に草を食べさせるので、冬に備えて連れ戻し、羊を選別して元の牧場に返します。
伝統的な牧羊術を見ることができ、羊の選別やマーキングにも参加させてもらえるかもしれません。アイスランドの生きた伝統文化を見られる貴重な機会です。
ベリー摘み、キノコ狩り
Photo from Wikimedia, Creative Commons, by Leonora (Ellie) Enking. No edits made.
秋のアイスランドには野生のベリーがたくさん実ります。野にはこうしたベリーを摘む人の姿がよく見られます。アイスランド語ではベリー摘みをベーリャモゥ(berjamo)と言います。一番多いのは黒いクロウベリーとブルーベリーです。プレーンのスキールにのせて、砂糖とクリームを混ぜていただくととっても美味しいので見かけたら是非摘んでみてくださいね!
アイスランドにはいろいろなキノコもあります。但し、キノコ狩りは安全かどうかを見極めるのが難しいので、注意してください。また、アイスランドの自然環境はとても繊細なので、生態系が傷つかないような形で楽しんでください。
アイスランドでベリーやキノコ狩りに挑戦したい方は、自炊ができるキッチン付きの宿泊施設を探すとよいでしょう。ホリデーアパートメントや大自然に囲まれたコテージなど、様々な選択肢があります。
このように、秋のアイスランドには様々なお祭りや文化イベントがあるので、どんな方でもきっと楽しめるものが見つかるはずです!
秋のアイスランドについて、よくある質問
ここからは秋のアイスランドについて、よくある質問をご紹介します。
秋にアイスランドを訪れるなら、いつがおすすめ?
秋のアイスランドを満喫するなら、9月中旬から10月がおすすめです。紅葉が美しく、アウトドアもまだ楽しめます。人混みが少ないのもポイントです。
秋のアイスランドでオーロラは見られますか?
はい、特に10月、11月の晩秋のアイスランドではオーロラを見ることができます。日が短く、夜が暗いほど見られる確率が高まります。
アイスランドの道路や観光名所は秋もアクセスできますか?
はい、ほとんどの道路や観光名所はアクセス可能です。但し、特に晩秋には悪天候のため一時的に閉鎖されることもあります。また、ハイランド地方の道路は秋に閉鎖されます(具体的な時期は年によって違います)。必ず出発前に道路状況や天気予報を確認してから出かけるようにしてください。
秋のアイスランドにおすすめの服装は?
重ね着が基本です。アウターは風や雨を通さないものにしましょう。マフラー、帽子、手袋、厚手の靴下なども忘れずに。
秋のアイスランドではどんなレンタカーがおすすめですか?
秋のアイスランドでは、幹線道路を走るだけなら普通車で十分です。ただし、地方や田舎に行きたい方、大雨や早目の初雪の予報がある場合は4WDの車を借りた方がいいいでしょう。
秋のアイスランドでハイキングはできますか?
秋のハイキングは美しい紅葉が楽しめますが、雨や霜でトレイルがぬかるむこともあります。また日が短くなるので、日照時間も考慮して計画を立てましょう。必ず天気やトレイルの状況を確認してからお出かけ下さい。天気予報に関わらず、雨具や防寒着は必須です。
秋のアイスランドではどんな野生動物が見られますか?
海沿いではクジラが見られます。ホエールウォッチング・ツアーは一年中催行されているので、興味がある方は参加してみては。ホッキョクギツネもおり、冬毛に生え変わる時期ですが、野生のものを見つけるのは難しいかもしれません。東フィヨルド地方ではトナカイを見られる可能性があります。初秋なら、南に渡る前のパフィンに会えるかもしれません。
秋のアイスランド・まとめ
秋のアイスランドには他の季節とは違った美しさがあります。天気は変わりやすいですが、木々が色づき、観光客も少ないため、静かに自然を楽しみたい方にはとてもおすすめです。
絶景ハイキングや温泉にもうってつけの季節。カルチャーイベントやフェスティバルではアイスランド文化を感じることができるでしょう。幻想的なオーロラに出会えるチャンスもあります!防寒対策さえしっかりすれば、秋のアイスランド旅行はきっと素敵な思い出になるはずですよ!
秋のアイスランド旅行をお考えの方、何が一番楽しみですか?参加してみたいイベントはありますか?秋のアイスランドを旅したことがある方からのコメントもお待ちしています!
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