アイスランドの自然の氷の洞窟へ。夢かと思えるほどの澄んだ青い氷が作る、不思議なアイスランドの氷の洞窟へ皆さんをご案内します。


アイスランドの氷の洞窟のとっておき情報:

  • 氷の洞窟、スーパーブルー、アイスケーブと呼ばれることがあり、ヴァトナヨークトル氷河にできるものを示します。

  • 氷の洞窟は11月~3月の間のみアクセスができ、この時期に限り氷の洞窟に行くツアーが催行されます。

  • ヴァトナヨークトル氷河にある氷の洞窟まではレイキャビクから車で約6時間、現地集合のツアーや1泊2日ツアーで行くことが一般的。フライトで行く日帰りのツアーもあります。

  • アイストンネルはラングヨークトル氷河にある人工的につくられたものですので氷の洞窟とは異なり、夏にもアクセスできます。

  • 天候に大きく影響を受けるため11月~3月の間でもアクセスできない場合があります。

  • 悪天候等により洞窟に入ることができない場合は返金します。別のアクティビティに振り替える場合もあります。


氷の国、「アイス」「ランド」。この国には多くの氷河が存在します。氷河の周囲は様々な自然、地形があふれており、氷の崖、クレバス、雪に覆われた氷の平野、氷河湖など、表情豊かな氷の景色が楽しめます。その中でも多くの心を魅了するのが「氷の洞窟」です。日本では、氷の洞窟のほかに、スーパーブルー、アイスケーブなど様々な名前で呼ばれています。英語では一般的にIce Caveと呼ばれています。

ヴァトナヨークトル氷河に出来るクリスタル・アイスケーブ

アイスランドの氷河で自然にできた氷の洞窟は11月から3月末までの冬の間に限りアクセスすることができます。これはいわゆるアイスケーブ、また氷の洞窟と呼ばれるヴァトナヨークトル氷河にできるものです。

それとは別に、年中訪れることができるカトラの氷河の洞窟と、ラングヨークトル氷河のアイストンネルがありますが、こちらはヴァトナヨークトル氷河の洞窟とは全く別物で、クリスタルブルーの氷の様子は見ることはできません。



目次

ヴァトナヨークトル氷河に出来る洞窟・氷の洞窟  

アイスランドのクリスタルケーブ

アイスランドの最も魅力的な洞窟は氷河の洞窟です。これが、一般的にアイスケーブ、氷の洞窟と呼ばれているものです。夏に溶けた水によって、厚みのある氷の中に長いトンネルや洞窟が自然に形成されます。

このような天然の洞窟は毎年夏になると溶けて崩れるので、絶えず変化し、進化しています。毎年、様々な場所に、色んな大きさと形をした洞窟が形成されます。年によって、アクセスできる洞窟がいくつか発見され、全く発見されない年も時々あります。

氷河の洞窟の大きさや形は日々変化しますので、一回一回の旅はユニークなもの。上の写真と下の写真は同じ洞窟を似た角度から撮影したものです。比べてみると、洞窟の変化がよくわかります。

日々姿を変える、氷河の洞窟

また、突然の激しい気温の低下は、洞窟の姿にも影響します。気温が高かったところから急に低くなると、天井から垂れてくる水滴が凍結し、美しい氷柱ができます。場合によっては、洞窟に隙間がなくなり、アクセスするのが難しくなる可能性もあります。

アイスランドの天候はよく変わるので、数日の差、数時間の差で予定は大幅に変更されることがあります。

冬に穏やかな天気が数日続くと、洞窟の大部分が溶けてしまう可能性があります。洞窟は大きくなったりもしますが、天井が溶けて穴が空くと、太陽の光や雪が入ってきて、洞窟が崩れたり、入るのが危険になる場合があります。

安全な旅をするには、専門知識のある氷河のガイドについていきましょう。

氷が青い理由 

日差しが射すと洞窟の色も変化する

氷河の洞窟の鮮やかな青色は有名です。しかし、全ての洞窟が青いわけではありません。

氷河はもともと、降り積もった雪が長い年月をかけて圧縮されたもの。通常私たちが目にする氷よりもはるかに厚くて密度が高い物質です。そのため、青色以外のスペクトルの全ての色は氷に吸収されてしまいます。洞窟の中では、唯一氷を通過した青い色のスペクトルのみ目に見えるのです。

そのため、気泡の少ない圧縮された氷が最も青く見えます。小さな気泡があると光を反射して、その光は拡散します。氷の場合、光の吸収はスペクトルの青色側よりも赤色側の方が6倍多くなります。よって、光がより深く氷の中に浸透すると、より青く見えます。

青色といっても、その色あいも様々

その他にも、洞窟は白、ターコイズブルー、グレー、茶色や黒のものがあります。川の水も深さとその時の日光に応じて色が変わるように、氷河の氷の色も変化します。

氷河の洞窟のなかには、入り口が雪に覆われていたり日陰になっているため、太陽の光が洞窟内に届かないものがあります。そこの氷の色は暗めで、青みがかった黒に見えることがあります。

氷の表面に雪が新しく積もると白っぽくなりますが、砂、砂利や石が混ざっていると、氷に黒い模様ができます。

アイスランドの氷河の多くは火山噴火口の上に形成されています。その氷河は地面を擦りながら移動するので、氷河には多くの火山灰や堆積物が付着するのです。【アイスランドの火山

行き方 

青い色が特徴の氷の洞窟は、現在ヴァトナヨークトル氷河でのみ発見されている洞窟です。アイスランド東部にあるヴァトナヨークトル氷河まではレイキャビクから車で約6時間、雪が降るともっと時間がかかることがあります。そのため、1泊2日以上の予定が必要です。

レンタカーで行く場合

レンタカーで行く場合には、ヨークルスアゥルロゥン氷河湖発 氷の洞窟ツアーが便利です。余裕をもって、周辺エリアに前泊、翌日にツアーに参加するのが安心です。積雪や路面が凍結することもありますので、冬のアイスランドでのレンタカーは十分に注意してください。運転が心配な方にはバスツアーをお勧めします。

バスツアーを利用する場合

公共の交通機関は非常に使いにくく、観光にも向いていません。レイキャビク発でホテル込みの2日間のツアーや、ゴールデンサークル観光付きの3日間のツアーを利用しましょう。

国内線フライトを利用する場合

時間がない方はフライト付きの日帰りツアーを利用しましょう。レイキャビク国内空港から出発しますが、ホテルからの往復送迎はありません。

持ち物や服装 

氷河の洞窟までは歩くこともあり、吹雪となることもあります。気温が低くなることもあるので、十分な用意をしてください。

ツアーでは、アイゼンやヘルメットが提供されますが、ハイキングブーツやジャケットなどは自分で用意します。ハイキングブーツが無い場合には、レンタルも可能です。濡れてしまうと困る服装や持ち物は絶対に避けてください。

  • 防水・撥水加工のしてあるアウター、スキーウェア上下等

  • ジーンズや綿素材のものは雪で濡れると体温を低下させる原因となるので不可

  • ウールやフリースのセーター

  • 暖かい靴下(替えもあると便利。靴をレンタルする場合にはサイズ調整のために余分に持っておくと便利です)

  • マフラー

  • ニット帽

  • 手袋。防水や撥水のものだと良いですが、無い場合にはいくつかあると濡れてしまったときにも安心。

  • リュックサック。両手が空くようにしましょう

  • カメラ

  • 足首までカバーするハイキングシューズ。ウォーキングシューズや運動靴での参加はできません。スノーブーツは、ヒールの無いもので足元の不安定な雪や氷の上でもしっかりと歩けるものであれば大丈夫ですが、ぶかぶかのもの、足首が固定できないものは避けましょう。


アイスランドの氷の洞窟についてのよくある質問 

Q:ツアーに参加しないで、自分で氷の洞窟に入ることはできますか?

ガイドなしで自然の氷河の洞窟に行くことは非常に危険ですので避けましょう。また、ジープなどの4WDでも氷河の上を走行することはできないので、専用の改造車が必要となります。洞窟内は整備されておらず、足元が不安定で、アイゼンを装着して氷の洞窟に入り見学をします。アイゼンやヘルメットなど、安全装備は全てツアーで用意されます。

Q:11月~3月の間、氷の洞窟に入場できる確率が高いのは何月ですか?

アイスランドは天気が変わりやすく、氷の洞窟に入場できるか否かツアー出発の直前にならないとわからないほど予測が困難です。氷の洞窟に入る確率を上げるには滞在期間を長めにしていただく必要がございます。そして、クリスマス・年末年始のホリデーシーズンではすぐツアーが満席となってしまう場合もありますので早めに予約すると席を確保することができます。

Q:氷の洞窟に行く年齢制限はありますか?

安全を考慮し最低参加年齢は8歳前後となっていますので、ツアーページをご確認ください。最低年齢に達しないお子様は、ツアーにはご参加いただけません。抱っこ紐等を利用してのお子様の参加も、安全のためお断りしております。

健康に不安のある方は、事前にご相談ください。

Q:冬は昼の時間が短いですが、09:30に氷の洞窟ツアーに参加すると真っ暗ですか?ちゃんと青く見えますか?

9時半のツアーであれば、洞窟の到着は10時ごろとなり、日の出の時間となります。また、日の出まえでも真っ暗ではないので、周辺の様子などはお楽しみいただけます。ただし、自然の風景ですので、天気や光の具合にも大きく左右されることはご了承ください。

Q:氷の洞窟ツアーに参加すると必ず青い氷の洞窟が見られますか?

氷河の洞窟は、全てが青いわけではありません。雪で白かったり、灰によって黒いものもあります。ヴァトナヨークトルの「氷の洞窟・アイスケーブツアー」では、氷が青く見える洞窟を選んでいますが、自然の氷の洞窟は絶えず変化しているため、日々違うように見えることがあります。そして、氷河の洞窟に行けるかどうかはその時の天候次第です。氷の洞窟ツアーが天候により中止になったことがあります。

Q:何時ごろが空いていますか?直前でも予約できますか?

氷の洞窟ツアーは非常に人気があり、空いている時間(人気のない時間)というのはあまりありません。売り切れとなることもありますので、まずは予約をするのが先決です。空席がある限りは前日・直前でも予約できますが、満席の場合、さらに席数を増やすことはできませんので注意しましょう。

Q:ツアーがキャンセルされましたが、返金されますか?

氷の洞窟探検が中止となってしまっても、氷河のハイキングやスノーモービルの体験をするなど、他のアクティビティに振り替えるオプションもあるかもしれません。悪天候のため全てのアクティビティが中止となる場合には、払い戻しされますので、返金手続きのリクエストをしてください。


ここからは、ヴァトナヨークルトル氷河の青い氷の洞窟の数々を紹介します。 

1. クリスタル・ケーブ 

氷の洞窟では気泡さえもアートの一部

アイスランドの氷河の洞窟は一時的な存在なので、一つ一つに名前は付いていません。ですが同じ場所に多くの洞窟が発見された場合は、区別するために名前を付けます。

クリスタル・ケーブとは、ヴァトナヨークトル氷河にある大きな氷の洞窟です。2011年〜2012年にかけての冬以来、ほぼ同じ場所に毎年現れます。今年(2017年〜2018年)も形成されることを期待しています。

様々な氷の造形が見られる氷の洞窟

クリスタル・ケーブは毎年夏に大きな川が流れることによって形成されます。洞窟は非常に大きく、アクセスもしやすいため、多くの旅行者がツアーで訪れます。洞窟の中は名前の通り、まるで水晶のドームのようです。

クリスタル・アイスケーブ

クリスタル・ドームは一度に70〜100人収容できるほどの大きさです。ヴァトナヨークトル氷河の洞窟ツアーの出発点であるヨークルスアゥルロゥン氷河湖の少し西にあります。

その近くには、ダーク・ルービンと呼ばれる小さな洞窟があります。こちらの洞窟は時々アクセスが可能となり、30人収容できるほどの大きさ。黒い氷でできている完全に暗い洞窟です。

2. ブルーダイヤモンド 

ブルーダイヤモンドケーブは特に青い色が美しい

ブルーダイヤモンドの洞窟は、2016〜2017年の冬にヴァトナヨークトルに現れた氷河の洞窟です。ブルーダイヤモンド洞窟は他の氷河の洞窟のように美しい青色をしています。大きさはクリスタル・ケーブよりはるかに小さく、一度に17人しか入れません。

ブルーダイヤモンドは名前の通り、クリスタル・ケーブよりもさらに美しい青色をしていました。

自然に作られた氷河のトンネル

ブルーダイヤモンドは実はムーランの洞窟。氷河上に雪で形成されたものですが、クリスタル・ケーブのように川が作り出したものではありません。ムーランは通常は縦にできますが、ブルーダイヤモンドは例外で横にできています。

クリスタル・ケーブがアクセスできない時でも、ブルーダイヤモンド洞窟へのアクセスは可能な場合がよくありました。ブルーダイヤモンド洞窟の方が氷河の上の方にあり、温度が低いからです。

この洞窟は現在姿を消してしまい、再び冬に現れる可能性は低いです。

ブルーダイヤモンド洞窟の近くにはブラックダイヤモンド洞窟もあり、一度に20人ほど入れました。しかし、中には黒い氷しかなく、旅行者には人気がありませんでした。

3. ウォーターフォール・ケーブ 

ウォーターフォール・アイスケーブ

この滝の流れる洞窟は2015〜2016年の冬と2016〜2017年の冬に現れました。この大きな洞窟には小川と滝が流れていましたが、訪れても安全でした。

この洞窟は、流れ込む川により、ヨークルスアゥルロゥン氷河湖の東側に形成されました。

天井はあまり高くありませんでしたが、洞窟自体は大きく、上の写真のように、小川を辿ると綺麗な小さい滝があります。2017〜2018年の冬も同じ場所にアクセス可能な滝の流れる氷の洞窟が現れることが期待されています。

4. オーロラ・ケーブ 

オーロラケーブ

オーロラの洞窟は数年前の冬にアクセスできた魅力的な洞窟。名前の通り、洞窟の天井の美しい模様はオーロラを連想させます。

この洞窟があった時は、気温に左右されることなく安定して旅行者の人々を迎えていましたがシーズン後には消滅していましました。

ヴァトナヨークル氷河以外には、氷河にできる洞窟はないのでしょうか?今までは存在しない、というのが一般常識でしたが、最近になってカトラ火山にも洞窟があることが発見されました。もしかしたら、他の氷河でも発見されるかもしれませんね!

カトラ火山の黒い氷の洞窟 

カトラの洞窟は夏でも訪れることができる

アイスランドで最近発見されたのが、カトラ氷河の氷の洞窟です。

この氷河の洞窟はヴァトナヨークトル氷河の洞窟よりも暗く、青い氷はありません。ですがレイキャビクからは、車でヴァトナヨークトル氷河に行く半分の時間でアクセスでき、さらに、夏にも訪れることができます!

青い氷と黒い堆積物の層が交じり合うカトラの洞窟

カトラ氷河の洞窟へのツアーは2016〜2017年の冬に始まりました。そして気温が高くなっても安全だったため春や夏にも催行されました。

この氷河の洞窟では、水色の氷と白い雪、まだら模様を描く黒い氷が見られ、また一味違う氷河の様子を見ることができます。

ヘルメットやアイゼンを装着、足元の不安定な場所を歩きますので最低参加年齢は12歳となっています。



氷河に自然にできる洞窟は、魅力が多いですが、アクセスは簡単ではありません。ここからは家族旅行でも楽しめる、オプションをご紹介します。

ラングヨークトル氷河の人工アイストンネル 

アイスランドで唯一の人工の氷河のトンネル

ラングヨークトル氷河にあるこの壮大な人工のアイストンネルは、氷河の中に掘られていて、その奥にはチャペルまであります!

アイストンネルでの結婚式の一枚

アイストンネルで開かれた結婚式. 写真 Kristín María.

シークレット・ソルスティスという音楽フェスでは、この氷河のトンネルの中でコンサートも行われています。このトンネルは氷河の高い所に造られていますので、氷河の端に形成される自然の氷の洞窟に比べると非常に安定していて、一年中アクセスできます。中に入ると、氷河の魅力的な青い氷が見られます。ただし、人口のトンネルですのでその様子は、天然のものとは違います。

足元は雪または氷となりますので、滑り止めを装着します。小さなお子様でもご参加いただけますが、氷河内は0℃前後となりますので、暖かい服装を準備してください。



ペルトランの氷河・氷の洞窟ミュージアム 

ダウンタウンのはずれにあるペルトラン

レイキャビクのペルトランに新しくオープンした氷河と氷の洞窟ミュージアム(Glacier and Ice Cave Exhibition)に行って、本物の雰囲気を味わってみましょう。

アイスランドでこのような展示が開かれるのは初めてです。展望デッキが有名なペルトランですが、この新しい展示もなかなかのもの。マイナス10℃に冷えた洞窟は、ムーランやクレバスなど氷河の特徴も再現しています。

ペルトランに新しくオープンした氷河の展示

このペルトランのミュージアムは「ワンダーズ・オブ・アイスランド(Wonders of Iceland)」という大きな展示のひとつで、順次様々なコーナーがオープンして行きます。

屋内に作られた人工の展示物ではありますが、レイキャビクで手軽に体験できる氷河や氷の洞窟。本物を訪れる時期を逃してしまった人、日程が合わない人には特にお勧めです。

小さなお子様でも参加できます。氷河の洞窟の展示内は-10℃程ですが、特別な服装や靴は必要ありません。

そもそも氷河とは? 

様々なタイプの氷河にできる洞窟を紹介しましたが、そもそも、氷河とは一体どのようなものなのでしょうか。

アイスランドには多くの氷河があり、アイスランドの南東部にあるヴァトナヨークトル氷河はアイスランド最大の氷河です。

自らの重みで移動するアイスランドの氷河

氷河は厚みのある氷でできているので、夏に溶けてなくなることはありません。氷河は部分的に溶けて小さくなったりはしますが、完全に無くなることはありません。しかし気候変動の影響か、小さな氷河の中には消滅してしまったものもあります。

オク(Ok)山は元々氷河でしたが、今は氷の姿はなく、ただの山となってしまいました。

氷河は陸地に存在し、海面や水中の氷塊は氷山や氷床と呼びます。有名なヨークルスアゥルロゥン氷河湖など、氷河湖は氷河の先端によく見られます。

氷河湖上空に舞うオーロラ

氷河のもう一つの特徴は、絶えず移動していることです。氷河自体の重さによって動き、変形し、クレバス、ムーランやセラックが形成されます。そして、氷河の下や中には川が流れていることが多いのも特徴です。

地面の砂や岩を押しながらゆっくりと移動するので、氷河の周囲は黒い砂で覆われています。

この絶え間ない動きのため、氷河や氷河の洞窟の見た目は日々変化します。一度写真に収めた光景は、その時限りの大切な瞬間。今度その氷河を訪れた時は撮影した写真とは別の姿をしているでしょう。

雪に埋もれたクレバスなど、氷河には危険もある

氷河や氷河の洞窟は非常に危険です。一人で氷河に登ったり、氷河の洞窟に行ったりしないでください。

氷河には隠れた亀裂や穴が多くあり、数十メートルまたは数百メートルほど深いクレバスに落ちる可能性があります。氷河の洞窟の凍った天井は、一見頑丈そうに見えても、気温が0℃以上になると崩れてしまう恐れがあります。また、雨の後も状態は不安定になります。

そして、氷河の洞窟につながる道も危険です。洞窟に辿り着くまでの最後の600〜700メートルは、黒い砂利道と砂道の上を走行する必要があります。普通の地面のように見えますが、実際は「デッドアイス」として知られています。

デッドアイスは、氷河が動くのを止めてその場で溶ける時にできます。このデッドアイスの下には川が流れていることがあり、気を付けて走行しないと氷が割れる可能性があります。

さらに、氷河でハイキングをしたり、氷河の洞窟を訪れたりする時は、ヘルメット、ピッケルやアイゼンなどの必需品を正しく装備する必要があります。

見た目には何の変化も無い氷河ですが、ガイド付きのツアーに必ず参加しましょう。



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