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アイスランド旅行のベストシーズンはいつ?

アイスランド旅行のベストシーズンはいつ?

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アイスランドに行くなら、何月がいい?アイスランドの季節や天気は?白夜もオーロラも気になるけど、いつ頃がいい?など、アイスランド旅行を計画する前に知りたい、旅行シーズンの疑問にお答えします!


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貴重な休みを有意義に過ごすには、きちんと旅行プランも計画したいもの。ホテル、ツアーやレンタカーなど調べるのはもちろん、現地の天気、気候など旅行をする季節の情報は必ず知っておく必要があります。


アイスランドでは新型コロナウィルス(COVID-19)感染発生初期から国と国民が一体となり積極的に検査と隔離政策を取り組んできたことから既に新型コロナウィルスの感染拡大が終息しております。旅行制限等の最新情報については Covid-19 information & support をご参照ください。



アイスランドの季節

アイスランドには四季がありますが、やはり冬が一番長く、正式に6か月間も冬ということになっています。

春は4月~5月、夏は6月~8月、秋は9月~10月、冬は11月~3月です。

とは言え、実はメキシコ湾から北上してくる暖流があるおかげで、アイスランド周辺の北太平洋の海は暖かいのです。同じ緯度にあるカナダのユーコン準州やグリーンランドと比べるとアイスランドの気候は温暖です。ですが、時にその暖流が北極から流れて来る寒流とぶつかり、大気は不安定に。その影響で頻繁な天気の変化や暴風雨、嵐となることがあります。

これは1年を通して言えることで、どの季節でも突然の嵐や雨となることがあります。



それでは早速それぞれの季節を見ていきましょう。

アイスランドの春

雪解けの進む山

アイスランドの春はまだまだ気温も低く、日本では冬の感覚です。新年度を迎える前の春休みにアイスランド旅行を計画する人もいるかもしれませんが、まだまだ寒く、春の訪れを感じることはないでしょう。

4月中旬からは雪解けも進み、ハイランド以外の場所では訪れることのできる場所がどんどん増えていきます。天気が良い日にはドラマチックな米軍飛行機の残骸を訪れることも可能になります。南海岸にある飛行機の残骸のある場所は大きな砂漠。雪の降る冬や悪天候の日には訪れることができない場所です。

昔アイスランドとスカンジナビアで使われていた暦では、季節は2つしかありませんでした。夏と冬しかなかったのです。長く厳しい冬を乗り越え、眩しい太陽の光が差す夏の初めの日は祭日として祝いました。現在でも祝日として残っており、この「夏の初日」を意味するSumardagurinn fyrstiは4月18日以降の最初の木曜日に指定されています。しかし、現代的にいえば、季節はまだ春。そのため「夏の初日」に雪が降ることもあります。

冬からアイスランドの夜空を照らしていたオーロラ。夜はどんどん短くなり、オーロラツアーは4月中旬までで終わりとなります。日照時間が長いので、一日中野外で観光することができます。ただし気温は低いので、十分に暖かい格好で旅行しましょう。

また、雪が降らないとはいえ、冷たい雨となることもありますので防水・撥水加工のアウターは必須です。ニット帽や手袋、マフラーも重宝します。

ゴールデンウィークを過ぎると、日本では汗ばむ日も多くなりますが、アイスランドはまだまだ冷たい風が吹きます。春とも言い切れないほどの気温の低さですが、白夜に近づきどんどん日照時間が長くなるのが春の嬉しいところです。



アイスランドの夏

アイスランドの夏は、清々しいひんやりとした空気を楽しめます。うだるような暑さとなることはなく、夏でもフリースのセーターやジャケットが欲しいところ。お天気の良い日にはサンダルにTシャツという格好の人もいますが、日本からは気温差がありますので、むしろ寒く感じるかもしれません。

日照時間が長く真夜中にもほとんど太陽が沈まない、白夜という現象が起こります。最も日照時間が長いと言われるのは夏至の6月21日。この日以降は毎日2分ずつ日照時間が短くなり、夜が長くなります。ですが7月末までは十分に白夜が楽しめます。この白夜という自然現象を上手に利用したのが映画「境界線」(原題:Bokeh)です。アイスランド人が消えた!という設定の映画ですが、白夜で明るい真夜中のダウンタウンで、人っ子一人いない場面が撮影されました。【日の沈まない夏のアイスランド】【アイスランドで撮影した映画作品

夏に限りアクセスできる場所がアイスランドには多くあり、また参加できるツアーの数も多くなります。その中でもお勧めなのがこの2つ、火山のマグマだまりを探検するインサイド・ザ・ボルケーノツアーとアイスランドのハイランドを訪れるランドマンナロイガルツアーです。

Colourful Icelandic summer

アイスランドのハイランドはアクセスが非常に困難で、4WDの車でもアクセスできる期間は7月~9月の間のみ。9月以降は改造したスーパージープでないと訪れることはできません。人気のスポット、ランドマンナロイガルまでは険しい道を走ったり、橋のない川を渡らなければならないため、レンタカーの保険対象外でもあります。ハイランドに興味のある方はレンタカーではなく、ツアーで訪れることをお勧めします。



夏には降り注ぐ太陽を楽しむ音楽フェスティバルなどの屋外イベントが多く、国全体に高揚感が漂います。6月17日のアイスランドの独立記念日を始め、シークレットソルスティスの音楽フェスティバル、ゲイ・プライド、カルチャーナイトといったイベントの多くが、夏に開催されます。ヨークルスアゥルロゥン氷河湖では花火大会も開かれます。アイスランドで夏に花火が見られるのはこのイベントだけなので貴重ですよ!【アイスランドのイベント・フェスティバル

過ごしやすい天候の夏にはレンタカーを使い、アイスランドを旅をする方が多くなります。雪道を運転することなく、気軽にドライブを楽しみたい方は夏のセルフドライブツアーがお勧めです。自由なペースで移動できるので、お子様と一緒に家族旅行をする方にも人気があります。大自然や火山が多いアイスランドなら夏休みの自由研究にもぴったりです。お盆休みにも、避暑をかねてアイスランド旅行をしてみてはいかがでしょうか。

When is the best time to visit Iceland? For puffins, in summertime :)

アイスランドの夏や野生動物の数も多くなります。パフィンを始めとする多くの渡り鳥も飛来します。アイスランドの沿岸部で見られるクジラの種類も増え、イルカやシャチも見ることができます。

雨が降ったり風が吹くと急に寒くなることがありますので、フリースのセーターのほかにも、レインジャケットや、マフラーがあると重宝します。また、足元はサンダルではなくしっかりと歩ける靴が便利です。つばの広い帽子は飛ばされてしまいますので、日焼け止めクリームで日焼け対策をしましょう。

アイスランドの秋

秋のシンクヴェトリル国立公園

9月からはますます長くなる夜。オーロラのシーズン開始です。オーロラ関連のツアーが続々と開始される一方で、夏限定のツアーは終了へと向かいます。インサイド・ザ・ボルケーノツアーやヨークルスアゥルロゥン氷河湖でボートツアーに参加したい方は10月までにお越しください。夏限定のツアーは9月から10月を目途に終了しますので、注意しましょう。また、ハイランドもシーズンが終了しますので、注意が必要です。

真夏のハイシーズンが終わり、観光客の数も落ち着いて来る頃で、ホテルの中には値段を下げたりするところも出てきます。秋まで催行するツアーなどもあり、夏とほぼ同じようにアイスランドの観光ができます。ハイランドの山々にも秋の始めまでは訪れることができます。9月のシルバーウィークのあたりでは、あまり寒くない中でオーロラも期待できますのでお勧めです。

秋のフロインフォッサルの滝

また、レンタカーでアイスランドを一周したいという人も、秋ならまだ大丈夫。霜が降りたり雪がちらつくことがありますが、運転に影響がでるほどではありません。ただ、稀に台風に近い規模の嵐となることもあるので、天気予報には注意が必要です。

アイスランドの秋は、日本の初冬を思わせる季節。肌に刺さるような冷たい風が吹きます。雪は降らないので完全な防寒、という必要はありませんが、暖かいフリースのセーターやコートは必須です。また、頭や首元はしっかりと暖めましょう。寒いと感じる前にマフラーやニット帽で防寒です。足元はスニーカーで大丈夫ですが、濡れてしまうと寒いので替えの靴下を持ち歩くなど、ちょっとした準備がお勧めです。

また、雨などで濡れることのないように、レインコートや防水のアウターは必須です。体が冷えると、体調を崩すことのないようにしましょう。



アイスランドの冬

寒さの厳しくなるアイスランドの冬。とても寒かった、案外寒くなかったなど、実は人それぞれの体験となるのが冬の季節です。同じ高緯度の国々に比べればはるかに暖かいとは言っても、東京よりは寒い。でも積雪もそれほど多くはなく、日本の雪国と比べれば、案外大したこと無いかもしれません。

冬にはお見逃しなく!氷の洞窟

アイスランドの寒さの要因は風の強さです。気温は低くなくても風が強く体感温度は極端に下がります。しかし、そんな寒い冬だからこその絶景も。ヴァトナヨークトル氷河にある氷の洞窟は「スーパーブルー」とも呼ばれていて、気温の下がる冬に限り洞窟の中に入ることができます。【完全ガイド 氷の洞窟・アイスケーブ

アイスランドでは吹雪となることもあり、その場合ツアーや飛行機の発着にも影響がでます。多少のリスクもありますので、余裕を持って計画するのがお勧めです。また、レンタカーでのアイスランド一周は計画通りに運転できなくなることも多く、リスクは高くなります。

寒さよりも特徴的なのは、その夜の長さ。夏には白夜となりますが真冬の日照時間は6時間まで減ってしまいます。特に冬至を挟む12月に旅行する際は、日の出前に移動を済ませ、日が上る頃に観光スポットに到着するように計画しましょう。

冬はクリスマスやお正月といった、イベントが盛り上がる時期でもあり、この時期にしか見られない町の様子があります。アイスランドのクリスマスは日本と違い、13日間もあり、大晦日には全国で花火が打ち上げられ、素晴らしい光景を見せてくれます。このシーズンは、人気がありホテルなどが満室となってしまうことも。クリスマスからお正月にかけてのアイスランド旅行を考えている人は早めの予約が必須です。冬休みや年末年始のお休みに旅行をするなら、1か月以上前に予約をするのがベストです。【アイスランドの大晦日とお正月

大晦日のレイキャビクの様子

また冬といえばオーロラ。雲のない夜空と活発なオーロラの活動というのがオーロラ観察の条件となります。全ての状況を満たす夜にオーロラツアーが催行されますが、ツアー中に必ず見れるかどうかは誰も約束できません。オーロラは自然現象ですので、いつどこで出現するかは予測が困難です。ほとんどのツアーでは、ツアー中にオーロラが現れなかった場合、別の日に空席があれば、無料で再度ツアーに参加できます。悪天候の場合ツアーが中止となってしまった場合に限り、ツアー料金が返金されます。【アイスランドのオーロラ

ヨークルスアゥルロゥン氷河湖で見るオーロラ

その日にオーロラが観察できそうかというのは、前もって予測することは困難です。そのためオーロラツアーが催行されるかどうか、当日の17:00頃に発表されます【オーロラ予報

このオーロラ予報を見るポイントが2つあります。「Aurora forecast」と「Total cloud cover」に注目してください。

オーロラ予報

Aurora forecastの数字が大きくなればなるほど、オーロラの活動レベルが高く、出現確率が高いことを示します。Total cloud coverは白から濃い緑色で表示されます。緑色が雲の範囲を示し、白い部分は晴天であることを示しています。

アイスランドの冬を旅行するときは、しっかりと防寒対策を。セーターやジャケットだけでは足りません。ジャケットやコートは、分厚い撥水加工のものがなければ、家族や友人から借りてきましょう。ダウンは暖かいですが防風性と防水性が弱点。ダウンの上に着るアウターが必要です。スキーウェアがあれば、ウェア一式持ってきてしまいましょう。特にオーロラツアーや吹雪の日には持ってきて良かった!と思うことも間違いなしです。

足元は積雪のことも考えてハイキングシューズやスノーブーツがお勧めです。アイスランド観光のほとんどが野外であり、大自然の中であることを考えて準備しましょう。

アイスランド旅行に何を持っていくべき?】【天気と服装



結論:お勧めのシーズン

単純にいつがいい?と聞かれれば、夏がお勧めです。日照時間が長く、いつまでも明るい中で観光したり写真を撮ったりできます。また、一年を通して最も過ごしやすい快適な気温です。オーロラと「スーパーブルー」氷の洞窟に行きたいということであれば、冬に来ることが必須です。また、他の季節も一長一短なので、アイスランドでやりたいことを念頭に計画するのが一番大切ではないでしょうか。

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