南海岸のヴィーク村

アイスランド旅行の一番安い時期|お得に旅を楽しむコツ

Richard Chapman
作者: Richard Chapman
認証済みのスペシャリスト

レイキャビクのハットルグリムス教会

アイスランドに一番お得に行けるのはいつ?航空券が一番安いのは?避けた方がいいハイシーズンはある?などなど、アイスランド旅行のお金にまつわる様々な疑問にお答えします。アイスランドに行きたいけれどお金が心配、という方は是非お読みください!

美しい自然に独特の文化。いつかは行ってみたい憧れの国アイスランドはしかし、物価が高いことで有名です。外食もお酒も、ホテルもツアーもレンタカーも高く、他のヨーロッパの他の国に行くのと比べると旅費が高くついてしまいます。アイスランドに行きたいけれどお金がないから無理、と敬遠されている方も多いのではないでしょうか。

しかし、憂うことなかれ。ピークシーズンや航空券について多少の予備知識があれば、貯金をはたかなくても憧れのアイスランドを存分に楽しむことができるんです!

ヨークルスアゥルロゥン氷河湖の上に現れたオーロラ幻想的なオーロラを見ようと、毎年多くの観光客がアイスランドを訪れます。

例えばレンタカーは、6月の料金が予算オーバーでも、2月なら手の届く値段で借りられる可能性があります。クリスマス前後はびっくりするほど高い航空券も、1月はかなりリーズナブルです。

手つかずの自然や独特の文化、オーロラ白夜など極北ならではの美しい自然現象を求めて、毎年大勢の観光客がアイスランドを訪れています。予算があまりなくても、旅行にそんなにお金はかけない主義でも大丈夫。低予算で氷と火の国を旅するための知恵をお伝えします!

 

アイスランド旅行が一番安い月               

キルキュフェットル山を照らす妖艶なオーロラ(スナイフェルスネス半島)オーロラはお財布にやさしいオフシーズンも見られる可能性あり

結論から言いましょう。アイスランド旅行が安いオフシーズンは、9月11月と、1月5月です。特に秋か春のアイスランド旅行ならお財布にも優しく、人ごみも回避できて一石二鳥!

逆に、天候が穏やかで白夜のため昼間の時間が長く、学校の夏休みとも重なる6月8月は一年で最も観光客が多く、従って旅行をするのには最も高いシーズンです。クリスマスの時期も要注意。お祭り気分に沸く冬のワンダーランドを一目見ようと、たくさんの人がこの島に詰めかけます。

大晦日の花火(レイキャビク)冬休みのアイスランド旅行は毎年大人気

このハイシーズンを外せば、ツアー料金やレンタカー代、お土産代はもちろん、食費やお酒代なども安くあげられる可能性があります。もちろん、値段が下がったからと言って旅行そのものの価値が下がるわけではありません。ピークシーズンが人気なのは上にあげたような理由からで、アイスランドの自然の美しさや魅力とは全く関係がないのですから。

9月~4月の間なら、幻想的なオーロラが見られる可能性があります。観光客が集中する夏休みシーズンは高いわりに、光のカーテンが現れる可能性はゼロです。またオフシーズン中の11月、2月3月なら、ヴァトナヨークトルの天然の氷の洞窟を見ることもできます。これは冬限定の本当に特別な体験です。

アイスアックスを振るって氷の洞窟を探検する冬季限定のアイスケーブは、オフシーズンのおすすめアクティビティ

また冬の始めは、夏季ツアーもまだたくさん催行されています。例えばハイランド地方のハイキングツアーはだいたい10月くらいまでです。ラフティングなどの川遊びは、冬の終わりにあたる5月から楽しめます。野生動物がお目当ての方は、パフィンやクジラなどが見られる9月がいいでしょう。

このように、旅行が安い時期でも様々なアクティビティが楽しめます。ツアーの予約もとりやすく、参加者が少なければガイドが十分に面倒を見てくれるはずです。更に、観光名所が込み合うこともなく、特に北アイスランドイーストフィヨルドウェストフィヨルドなど首都から遠いエリアでは自然を独り占めできる可能性大です。

イーサフョルズルの夜明けウェストフィヨルド地方はオフシーズンは特に静か

つまり、オフシーズンはアイスランド旅行のベストシーズンかもしれないのです。

どうしても白夜を体験したい、夏のアクティビティをとことんエンジョイしたいという節約派は、6月上旬がおすすめ。学校はまだ夏休み前なので、航空券やレンタカー、ツアーなどがハイシーズン料金になっていない可能性があるからです。

アイスランド行きの航空券が一番安く手に入る月            

黄昏のレイキャビク市街レイキャビク行きの航空券の価格は時期によってかなり変動するので要注意

ヨーロッパや北米からアイスランドに来られる方は、Skyscannerなどのサイトを使えば一年を通して格安航空券が見つかる可能性があります。ケプラヴィーク国際空港に発着する主な航空会社の料金を比較し、一番安いものを教えてくれる比較サイトです。

もっと遠く、例えばアジアや太平洋地域、アフリカや南米から来られる場合は事情がやや異なります。地理的に非常に遠いため、パッケージツアーなどで全体としてお得になっていたとしても、航空券自体は残念ながら決して安いとはいえない状況です。

廃墟となったアイスランドの古い家アイスランドの古い家

しかしどの国から来られるにしても、アイスランドが相対的に安いのは2月と3月です。クリスマスやお正月のお祭り気分も落ち着き、オーロラは全開ですが寒い・暗い・道が凍っているとあり、基本的に不人気です。多くの航空会社はエコノミー料金を引き下げて旅客を確保しようとします。

4月・5月も夏と比べると航空券は安めです。しかし厳冬の時期と比較すると天候もかなり過ごしやすくなるため、最安ではありません。

ダイヤモンドビーチダイヤモンドビーチなど、一年中アクセスできる観光名所も多い

北半球では6月・7月・8月が子供たちの夏休みなので、どの航空会社を使っても料金はぐっと高くなります。9月~11月は閑散期とはいえ、それなりの需要があるので航空券は高めです。

12月は各地でクリスマスのお祝いやお祭りが開催されるため、チケット代は高騰します。

アイスランド航空でアメリカ合衆国から他の欧州諸国に行かれる方は、追加料金なしでストップオーバーができる場合が多いので要チェックです!乗継ついでにアイスランドで短期滞在を楽しめますよ。

アイスランド旅行が一番高い月                          

アイスランドの中央高原地帯、ハイランド地方夏しかアクセスできない秘境も。

潤沢な予算があれば、「アイスランド旅行を避けた方がよい月」はありません。どの季節にもそれぞれのよさがあり、12月なら冬のお祭り、6月なら芸術祭やフェスもありますし、9月からはオーロラが楽しめます。

しかし懐事情が厳しい方におすすめできない月、というのは存在します。需給の関係で旅行代金が跳ね上がる月があるからです。

上述したように、クリスマスは最悪です。レストランはクリスマス仕様の豪華メニューに切り替わり、バーや醸造所でも同じような商戦が始まります。お土産屋さんも、高くても売れるので定番のお土産品を値上げします。

Tradiアイスランドではクリスマスに燻製肉を食べるクリスマスや年末年始にアイスランドを訪れる人は多い

また、12月の24日~26日と31日、1月1日はアイスランドの祝祭日にあたるので、この日に営業しているツアーやサービスは、出勤するスタッフの特別手当分を料金を上乗せしている可能性があります。

更に、この時期のアイスランドの天気は非常に変わりやすいため、ツアーがリスケジュールになったり中止になったりすることも珍しくありません。予約の時に少しでも安いところを、と綿密に計画を練っても、その努力が台無しになることもあるのです。

節約派にとってもう一つ鬼門となるのが、最も観光客が多い時期、いわゆる「ハイシーズン」です。先ほど触れた通り、これは北半球の子供たちの夏休みの時期に相当する、6月、7月、8月の三か月間です。レンタカーなどの旅行サービスも、需要が高まるこの時期は普段と違う料金体系が適用されます。

ショッピングやレストラン、バーでの物価は基本的に変わりませんが、レイキャビクだけでなく他のエリアの観光を楽しみたい方、地方の自然がお目当ての方は夏休みシーズンを避けた方が無難でしょう。

アイスランドで旅費を抑えるコツ                   

グトルフォスの滝とオーロラアイスランド旅行にあると便利なのがレンタカー。でも料金が高いことも。

旅行時期をずらす以外にも、旅費を抑える方法はあります。こちらの記事では19項目にわたって節約のヒントをご紹介していますので、是非ご参照ください。自炊など基本的なことから、コーヒーが無料で飲める場所、レイキャビクのバーのハッピーアワー情報など、地元情報も満載です。

それから、旅程を工夫するのも一案です。例えばリングロードを一周しようと思えばそれなりにお金がかかりますが、発想を変えてレイキャビクをとことん楽しむ旅、というのはいかがでしょうか。これならレンタカー代やツアー代を節約できます。

レイキャビクはおいしいレストランだけでなくバーやクラブもたくさんあり、美術館市内の観光スポットも充実していて、シティ・バケーションにうってつけです。街歩きだけでは飽き足らないという方は、レイキャビク発の日帰りツアーを利用するといいでしょう。ゴールデンサークルなど人気の観光地へ安く、手軽に行けます。

夕日を映すハルパ・コンサートホール(レイキャビク市)節約派にはレイキャビクのシティ・バケーションがおすすめ

レイキャビク郊外は自然も豊かです。例えばエシャン山(Mount Esjan)、レイキャネス半島(Reykjanes Peninsula)、ブラゥフィヨットル(Blue Mountains)なら市営バスで行けちゃいます。

レイキャビク以外のエリアも観光したい方は、プライベートツアーではなく、格安バスツアーを探すとよいでしょう。アイスランドを全部見て回りたいという方は、複数のツアーを組み合わせるよりも自分でレンタカーを借りて自力で観光した方が安上がりです。

格安のセルフドライブ・プランもたくさんありますし、夏ならキャンプをすれば、宿代をぐっと抑えることができます。

南海岸のヴィーク村アイスランド南部のヴィーク村(Vik)の風景

もっとアドベンチャーを求める方には、宿付きのバケーションプランや、二つ以上のツアーやアクティビティを同時予約することで割安になるセット割プランがおすすめです。


いかがでしたか?アイスランド旅行にはちょっとした「投資」をする覚悟が必要なのは間違いありませんが、工夫次第で出費を抑えられます。特に航空券代は大きいので、チケットが安いオフシーズンが狙い目ですよ。ツボを押さえて氷と火の国を賢く旅してくださいね!

既にアイスランドに行かれたことがある方は、是非体験談やコメントをお寄せください。アイスランド旅行のベストシーズンについて、格安航空券をどこで見つけたか、オフシーズンの旅費はいくらくらいだったか、などなど、何でも大歓迎です!

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