11月のアイスランドの旅行情報
- 11月のアイスランドの天気
- 11月のアイスランドの平均気温と日照時間
- 11月のアイスランドの降水量(雨・雪・みぞれなど)
- 11月のアイスランドのおすすめの観光地&アクティビティ
- 11月のアイスランドで氷の洞窟を探検
- 11月のアイスランドでゴールデンサークル巡り
- 11月のアイスランドでオーロラを見る
- 11月のアイスランドでオーロラを撮影する
- 11月のアイスランドでブルーラグーン、温泉を楽しむ
- 11月のブルーラグーン
- 11月のアイスランドで乗馬体験
- 11月のアイスランドでホエールウォッチング
- 11月のアイスランドで犬ぞり体験
- 11月のアイスランドで氷河ハイキング
- 11月のアイスランドでスノーモービル
- 11月のアイスランドでサーフィン
- 11月のアイスランドでシュノーケリング&ダイビング
- 11月のアイスランドで溶岩洞窟探検
- 11月のアイスランドの交通手段
- 11月のアイスランド行きのフライト
- 11月のアイスランドの現地移動手段
- 11月のアイスランドのツアー
- 11月のアイスランドのイベント&行事
- アイスランド・エアウェイブス
- アイスランド語の日(11月16日)
- 11月のアイスランド旅行を楽しむためのアドバイス
- 重ね着は必須
- 山道や砂利道のドライブは要注意
- オーロラが見られなくてもがっかりしない
- レイキャビクのカフェ文化を楽しむ
- 11月のおすすめ旅行プラン
11月のアイスランド旅行をお考えの方のために、旅のお役立ち情報を全てまとめました。11月のアイスランドの天気からオーロラを見る方法、観光情報、楽しめるアクティビティ、おすすめ現地ツアーや旅行プランまで、11月のアイスランドの全てがわかります!
11月の現地ツアーは氷の洞窟探検やオーロラハンティングなど、種類が豊富。ツアーに参加せず、自力でオーロラを見たい方はアイスランドでレンタカーを借りましょう。お得な宿をお探しの方は、業界最大のライナップを誇るアイスランドのホテル予約サイトをチェックしてみてください。
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10月のアイスランド と12月のアイスランドの旅行情報も併せてチェック!
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冬のアイスランド・完全ガイドはこちら
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11月のアイスランドには楽しみがたくさん。氷の洞窟やスノーモービルといった冬のアクティビティはもちろん、ダイビングやシュノーケリングもできるってご存じでしたか?
まずは天気や平均気温を解説してから、観光情報やアクティビティなど、11月のアイスランドを楽しむコツをたっぷりご紹介します。
11月のアイスランドの天気
「空模様が気に入らなかったら、5分待ってみなさい」
アイスランドにはこんな諺があります。さすがに5分おきに天気が変わるわけではないのですが、全くのでたらめというわけでもありません。アイスランドの天気は本当に気まぐれなんです。
11月のアイスランドも例外ではありません。よく晴れてぽかぽかと暖かい日もあれば、冷たい雨がしとしとと降る日もあり、雪がちらつく日もあります。それでも11月は冬の中では比較的安定しており、旅行向きの月だと言えます。
11月のアイスランドの平均気温と日照時間
首都レイキャビクでは、11月の平均気温は1~8℃くらいです。一般に田舎に行くほど気温が低く、標高が高い中央高原地帯ハイランド地方などはもっと寒くなります。
11月は雲量も増え、月平均は72%です(春夏は66%)。
日の出から日の入りまでの時間は、11月初旬で8時間程度。日を追うごとにみるみる日が短くなり、11月16日の日の出は10時・日の入りは4時。11月30日になると日が昇っているのはわずか5時間です。文字通り、一日の時間が限られています。
慣れないと戸惑うかもしれませんが、日の入り後もできることはたくさんあります。昼間しかできないアクティビティ、日があるうちに訪れておきたい観光地を整理してきちんと計画を立てれば大丈夫。またオーロラ鑑賞のように、夜しかできないアクティビティもあります。オーロラがお目当ての方にとっては、夜が長い方が嬉しいですね!
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11月のアイスランドの降水量(雨・雪・みぞれなど)
アイスランドでは11月になると降水量が増えます。レイキャビクの11月の平均降雪量は8.7センチ。10月の約6倍ですが、12月の半分なので、ものは見ようですね。雨、みぞれ、雹もよく降りますので、防寒対策はしっかりと。体温を逃がさず、雨を通さないアウターは必須です。
雨や雪が多いと事故も増えるので、レンタカーの運転は注意が必要です。
安全のため、11月は「F ロード」に分類される山道は全て通行止めになります。雪崩や土砂崩れの危険があり、行きは通行できても帰れなくなってしまうリスクがあるからです。
閉鎖されている道に入るのは違法であり、高額の罰金を科せられます。アイスランドのレンタカー会社は、貸した車両が通行禁止区域を走行していないかをモニタリングできるので、返却時にばれる可能性もあります。ですがそれ以上に、通行止めの道を走るのは大変危険なので絶対にやめましょう。原野で立ち往生するリスクがあります。ご自身を危険にさらすような行動は絶対に取らないでください。
行きたい場所に行く道やルートが見つからない場合はツアーを探してみましょう。ツアーならオフロードを走行できる車両もありますし、何よりも雪道の運転に慣れたプロの運転手がいるので安心です。
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11月のアイスランドのおすすめの観光地&アクティビティ
11月のアイスランドは、天気こそちょっと不安定ですが、とてもいいところです!ウィンタースポーツやアウトドアを楽しめるだけの雪がありますし、南部のリングロード沿いのエリアなどはまだ冬本番ではないので観光もしやすいです。
ここからは、11月のアイスランドのおすすめ観光地やアクティビティをご紹介します。
11月のアイスランドで氷の洞窟を探検
冬のアイスランドで人気ナンバー1のアクティビティといえば氷の洞窟探検でしょう。スーパーブルーとも呼ばれる、宝石のように輝くブルーの空間は幻想的。アドベンチャー感もあり、感動必至です。カメラをお忘れなく!
アイスケーブは毎冬アイスランド各地の氷河内部に形成される天然の氷の洞窟です。春になると融けてしまうので、二度と同じものを見ることはできません。一期一会のとても特別な体験なんです。
アイスケーブを見るにはツアーに参加する必要があります。ガイドなしで入ることはできませんのでご注意ください。ヘルメットやアイゼンなど、洞窟に入るのに必要な装備もツアー会社が貸し出しています。氷の洞窟にも様々な種類がありますが、断トツのおすすめはやはりスーパーブルーのヴァトナヨークトル氷河の氷の洞窟に入れるツアーです。
このヴァトナヨークトル氷河(Vatnajökull)のアイスケーブは天然のものですが、ラングヨークトル氷河(Langjökull)には人工の氷の洞窟もあります。部屋や彫像、家具まで氷で造られたアイストンネルは、まさに世界最大の氷の彫刻です。
11月のアイスランドでゴールデンサークル巡り
ゴールデンサークル(Golden Circle)とは、アイスランド南西部にある三つの名所を結ぶ観光ルートです。
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グトルフォスの滝(Gullfoss)
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シンクヴェトリル国立公園(Thingvellir National Park)
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ゲイシール地熱地帯(Geysir geothermal area)
11月でも手軽に一日で回れるコースです。ガイド付きツアーもたくさんありますし、レンタカーでも回れます。レンタカーをする場合は4WDのジープやSUVなど、雪道でも安定して走行できるものを選びましょう。
雪道での運転が不安な方は現地ツアーがおすすめです。レイキャビク発のゴールデンサークル巡りツアーがたくさん催行されているので、チェックしてみては。ホテル送迎付きでスノーモービル体験もできる日帰りゴールデンサークル・ツアーや、南海岸とゴールデンサークル観光がセットになった2泊3日バス・ツアーなど、様々なものがあります。関連記事:
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11月のアイスランドでオーロラを見る
11月のアイスランドではよくオーロラが現れます。
写真のような鮮やかなグリーンや紫、白、黄色に輝く光のカーテンは夜が暗くないと見えません。11月のアイスランドでは日の入りの時間がどんどん早くなるため、オーロラが見られる可能性のある時間帯が延びるのです。
オーロラは太陽風によって起きるので一年を通して発生しているのですが、白夜が続く夏場は明るすぎて観測することができません。オーロラは冬の旅行者の特権。11月のアイスランドを訪れる方は是非夜空を仰いでみてください!オーロラの観測条件は二つあります。強い太陽風が発生していること、そして雲がないことです。
また、周囲が暗ければ暗いほど綺麗に見えるので、光害のある町中を出ると同じ気象条件でもより美しいオーロラを鑑賞できます。レイキャビク発のオーロラ鑑賞バスツアーなどに参加すると、地元ガイドが田舎に連れて行ってくれます。
レイキャビク市内でも、ネオンが少ない場所なら大丈夫。おすすめはクランブラトゥン公園(Klambratún Park)やグロッタの灯台(Grótta Lighthouse)などです。
自力でオーロラを探しに出かける場合も、ツアーを予約する場合も、アイスランド気象庁のオーロラ予報をチェックするといいでしょう。予測される太陽風の強さやその日の雲の分布、観測できそうな時間や場所を調べられます。
11月のアイスランドでオーロラを撮影する
オーロラは一回一回見え方が違うので、見る度に魅了されます。カメラが好きな方は特に気合が入るのではないでしょうか。
オーロラ撮影はコツがあります。暗い場所で撮影をするため、安定感のある三脚は必須です。
オーロラを上手に写したいなら、カメラマンがガイドを務めるオーロラ撮影ツアーに参加するのがおすすめです。オーロラが綺麗に見える場所に連れて行ってくれるだけでなく、ガイドがカメラの設定やピントの合わせ方、遠近感の出し方などをアドバイスしてくれます。
そうそう、オーロラを見に行くときは、魔法瓶にココアを入れていくのがアイスランド流。あたたまりますよ!
11月のアイスランドでブルーラグーン、温泉を楽しむ
アイスランド気分に酔いしれるならバーホッピングもいいですが、やっぱり温泉が一番!アイスランドには至る所に温泉があり、観光客や地元の人で賑わっています。
アイスランドの温泉は景色がとにかく雄大。広大な原野にちらつく雪を見ながら温泉に浸かり、まったりとおしゃべりをしながら日が沈むのを待つのがアイスランドの温泉の楽しみ方です。
アイスランドは野天風呂が多いので、ふと夜空を見上げたらオーロラが出ていた、なんてこともよくあります。運悪くオーロラが見られなくても、満点の星を楽しめますよ。
まさにいいことづくめのアイスランドの温泉。11月も絶対オススメです!
温泉に入りたい方は、水着をお忘れなく。
但し、11月は外気が冷たいので、湯冷めしないようにしてください!更衣室がないワイルドな温泉もあります。着替えはすぐ手の届くところにおいておくのが鉄則です。
11月のブルーラグーン
アイスランドで(世界で?!)最も有名な温泉といえば、ブルーラグーン(Blue Lagoon)でしょう。美しいターコイズ色のお湯はミネラル分たっぷりで、美肌効果も抜群です。
ブルーラグーンは通年営業していますので、11月ももちろん訪れることができます。但しアイスランドでも一二を争う人気観光地ですので、ブルーラグーンの入場券は早めに予約しましょう。予約がないと、混雑時は入れないことがあります。
首都エリアで温泉を楽しむなら、2021年にオープンしたスカイ・ラグーン(Sky Lagoon)もおすすめです。地熱を利用したインフィニティ・プールからは海の絶景が望めます。温泉や水風呂、サウナなどから成る「7つのステップ」を終えると、身も心も蘇るようです。
11月のアイスランドで乗馬体験
11月は乗馬体験もできます。天気が変わりやすいので、青々とした牧草地をゆくこともあれば、雪が積もる草原や霜で凍った泥道を歩くこともありますが、どんなコンディションでもアイスランド馬なら大丈夫。
アイスランド在来馬は足腰が強く頑健で、厳しい寒さに耐えられるよう二重の毛皮を持っています。頭もよくとても人懐っこいので、体験が終わるころにはすっかり虜になってしまいますよ!
必要な装備は全てツアー会社が貸し出しています。最初にガイドによる乗馬の手ほどきがあるので、初心者も安心です。ガイダンス後は馬場を出て、アイスランドの大自然で散策を楽しみます。
乗馬体験ツアーはアイスランドの各地で催行されており、その土地その土地の風景を味わうことができます。レイキャビク送迎付きの乗馬ツアーなら現地移動手段の心配をする必要もありません。8~10歳くらいのお子様から参加でき(詳しくは各ツアー会社の細則をご確認ください)、体験時間は平均2時間前後なので気軽に参加できます。
11月のアイスランドでホエールウォッチング
画像提供:レイキャビク・ホエールウォッチングツアー
アイスランドでは一年を通してホエールウォッチングができます。半日でたっぷり楽しめるのでおすすめです。 アイスランド沿岸にはクジラがたくさん生息しているので目撃率はかなり高く、クジラが見られなかった場合はほとんどのツアー会社が無料でリベンジさせてくれます。
アイスランド近海で見られるクジラは、ザトウクジラ、シャチ、ミンククジラ、シロナガスクジラ、マッコウクジラ、ナガスクジラなど。ネズミイルカやハナジロカマイルカなどのイルカ類もいます。
ホエールウォッチング・ツアーは各地の港から出ていますが、最も人気なのはレイキャビクのものと、「欧州ホエールウォッチングのメッカ」と言われる北部アイスランドのフーサヴィーク(Husavik)のものでしょう。
しかしフーサヴィークは北にあるので冬はアクセスしにくいというデメリットも。南部を旅行予定の方はレイキャビク港発の3時間のホエールウォッチング・ツアーを検討してみては。
カモメ、フルマカモメ、ウミスズメ、カモ類やカツオドリなど、アイスランドの野鳥も見られる可能性が高いので、バードウォッチングが好きな方にもおすすめのアクティビティです。
天気が悪く3時間の船旅はちょっと、というときはWhales of Iceland博物館がおすすめです。アイスランドはもちろん、世界中のクジラについて学べる自然科学博物館です。地球上で最大の生き物、シロナガスクジラを始めとするクジラ類の等身大の模型は迫力満点です。
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11月のアイスランドで犬ぞり体験
写真提供:ミーヴァトン発|シベリアンハスキーがひく犬ぞり体験
11月のアイスランドで楽しめるちょっと変わったスポーツといえば犬ぞりです。大自然の中を犬ぞりで駆け抜ける感覚はなかなか日本では味わえません。アウトドアが好きな方、そして犬や生き物が好きな方は是非お試しください!
そりを曳くのはグリーンランドドッグかシベリアンハスキーです。どちらも力が強く、忠実で賢い犬種で、昔から冬の移動には欠かせない存在でした。
スピードで勝るのはハスキーで、スタミナがあるのはグリーンランドドッグです。グリーンランドドッグは本当に頼りになるので、グリーンランドの狩人たちは今でもスノーモービルよりも犬ぞりを好んで使うと言います。
写真提供:レイキャビク郊外の犬ぞりツアー(45分)
犬ぞり体験ではマッシャーの指導に従って、そりを操る基本的なコマンドフレーズや操作技術など、犬を傷つけないようにそりを走らせる方法を学びます。犬ぞり1台に4~5頭の犬を繋ぐのが普通ですが、二人乗りをする場合は6~10頭つけます。
元気な犬だと雪上を時速20キロくらいで走ることができ、アイスランドの雪原が飛ぶように流れていきます。
犬ぞりはお子様でも楽しめるアクティビティですが、操縦は16歳以上というツアーが多いようです(12歳くらいなら手綱を持たせてくれるガイドもいます)。
11月のアイスランドで氷河ハイキング
アイスランドでアウトドアを楽しむなら、氷河ハイキングもおすすめです。四季を通してできるアクティビティですが、冬の氷河ハイキングは一味も二味も違います。
氷河の上を実際に歩いてみるとそのスケール、エネルギー、悠久の時間の流れに圧倒されます。この5時間の氷河ハイキングツアーでは、スカフタフェットル(Skaftafell)の氷河の魅力を余すところなく味わえます。
アイスランドの氷河ガイドは皆しっかりした訓練を受けており、経験も豊富なので安心です。氷河についていろいろと教えてくれるだけでなく、ピッケルやアイゼン、ヘルメット、ハーネスなど必要な装備も全て貸し出してくれますよ。
登るほどに視界が開け、頂上までたどり着いたときの大パノラマの美しさは言葉では言い表せません。氷河の高みからアイスランドを一望できる、本当に特別な体験です。氷河はアイスランド南部に多いので、氷河を堪能したい方は南アイスランドのホテルに宿泊するのがおすすめです。
11月のアイスランドでスノーモービル
アドレナリンジャンキーは要チェック!11月のアイスランドではスノーモービルもできます。氷河をハイスピードで駆け抜ける爽快感は格別です。
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スノーモービル体験ができる場所はいくつかあります。ラングヨークトル氷河(Langjokull)、ミールダルスヨークトル氷河(Myrdalsjokull)、「トロールの半島」トロットラスカギ(Tröllaskagi)など。とにかく広いのでフルスピードで走行でき、氷河それぞれの個性を楽しむことができます。ラングヨークトル氷河でのスノーモービル体験(1時間)など様々なツアーがあるので、是非好みのものを探してみてください。
スノーモービルの運転方法はガイドが教えてくれます。防寒着・ヘルメット・グローブの貸し出しもありますが、必ず暖かい服装で参加しましょう。運転者は運転免許証も必要です。日本の運転免許証の場合は、一緒に国際運転免許証を提示する必要があります。スピードやスリルが好きな方は是非お試しください!
11月のアイスランドでサーフィン
ちょっと意外かもしれませんが、アイスランドでもサーフィンができるんです。
アイスランドのサーフィンは今人気急上昇で、地元サーファーの活躍によってこのエキストリーム・スポーツの輪が広がっています。
え、やりたい!と思ったあなた。11月はアイスランドでサーフィンをするのにもってこいの月です。風が強まるため、ハワイやカリフォルニアのようなダイナミックな波が楽しめます。
一番の違いは水温です。ビキニでひょいと波に乗る、というわけにはいきません。アイスランドでサーフィンを楽しむなら、5mm~6mmのウェットスーツとフード、グローブは必須です。
人気のサーフポイントはレイキャビクからも近い、レイキャネス半島(Reykjanes)に集中しています。度重なる噴火によって形成された複雑な海岸線に、北大西洋の波がぶつかって砕けます。
特に人気があるのはSandvíkというビーチです。コンディションが安定しており初心者でも乗りやすく、周りの景色も最高です。
アイスランドでサーフィンを楽しむにはある程度体力に自信があり、スリルが大好きという方におすすめします。もちろん、自然や海に対するリスペクトも必須です。
サーフィン経験者は、地元のサークルにコンタクトしてみるといいでしょう。レベルに応じたおすすめスポットなどを喜んで教えてくれるはずです。
11月のアイスランドでシュノーケリング&ダイビング
画像提供:現地発│シルフラの泉のダイビングツアー(ドライスーツ着用)
アイスランドでダイビングやシュノーケリング?はい、実はアイスランドにあるシルフラの泉(Silfra)は、世界トップ10にランクインするダイビングの名所なんです。
シルフラでは一年を通してシュノーケリングやスキューバダイビングの体験ツアーが催行されており、もちろん11月も楽しめます。
世界中のダイバーがシルフラに憧れるのは美しい魚が見られるからでも、水中洞窟があるからでもありません。シルフラの魅力はそのクリスタルのような水の透明度です。ブルーグリーンに輝くこの「泉」の水源はラングヨークトル氷河(Langjökull)の万年雪。氷河の澄んだ融け水がシンクヴェトリル(Thingvellir)の溶岩台地に濾過されてこの割れ目に流れ込むため、水が世界でも類を見ないほどきれいなのです。
常に水が動いているため、真冬でも凍ることはありません!
この微弱な水流は透明度の維持にも一役買っています。近くを泳いでるダイバーが誤ってフィンで堆積物を巻き上げてしまっても、あっという間に元の透明な水に戻るのです。水面から日の光が射しこむと、ビジビリティが100メートル近くなることも珍しくありません。
シルフラで催行されているシュノーケリングやダイビング・ツアーはスタンダードが高いので安心してご参加ください。ガイドは経験豊富でフレンドリー。参加者6人に対しガイド1人という比率が守られているので、安全管理も気配りも行き届いています。
ガイドは水に入る前に水中の注意事項や器材の使い方、体温を保つ方法などを解説し、器材のチェックや着替えの手伝いもしてくれます。
初心者も経験者も、是非トライしてみてください!
11月のアイスランドで溶岩洞窟探検
写真提供: ATV+溶岩洞窟探検コンビツアー|レイキャビク発
寒さが本格化する11月は、溶岩洞窟探検に最適です。洞窟内部に氷柱や氷筍ができ、真っ赤な溶岩とアイスブルーの鮮やかなコントラストが生まれるからです。アイスランドの冬の気まぐれな天気を気にする必要もありません。
洞窟内では何千年という時を経て形成された鍾乳石や石筍、マグマの柱、古河川の跡などを見ることができます。入植時代の牧畜の始まりを示す、羊の化石が残っている洞窟もあります。
アイスランドの地下には、島の歴史がタイムカプセルのように保存されています。ガイドが洞窟の成り立ちや、洞窟に住んだというアウトローの伝説などについて教えてくれるでしょう。
へッドライトを消して本当の真っ暗闇を体験する、という演出をするガイドもいます!
11月のアイスランドの交通手段
さて、11月のアイスランドのおすすめ観光地やアクティビティがわかったところで、現地での移動手段について解説します。
11月のアイスランド行きのフライト
11月のアイスランド旅行を検討されている方に朗報です:11月はアイスランド行きの航空券がかなり割安になります。数か月前に予約すれば更にお得です。
例えばアメリカからの往復航空券だと、11月は夏のピークシーズンのほぼ半額です。アイスランドに行きたいけど高くて…という方には11月のご旅行がおすすめです!
なぜこんなに値段が違うのかというと、11月は観光のピークシーズンでないからです。でもアイスランドの魅力が目減りするわけではありません。むしろ、観光地がごった返すこともなく、ホテルの選択肢も豊富で、美しい冬景色を独り占めできる、とっても素敵な季節ですよ。
11月のアイスランドの現地移動手段
航空券を手配したら次は現地移動手段です。冬将軍がいすわり、天気が不安定な11月はレンタカーでのドライブ旅行にも注意が必要です。国道1号であるリングロードは定期的に除雪・除氷されるため、比較的安全に走行できます。
一方、寒さがより厳しい北部を旅したい方は気を付けてください。アイスランドでの車の運転は危険も多く、リングロード以外の道は凍結防止剤がまかれません。
雪道の運転に自信がない方は、バスツアーなどを活用する方がいいかもしれません。プロが運転してくれるので、安全・快適にアイスランド旅行を楽しめます。
11月のアイスランドのツアー
11月のアイスランドでは夏季ツアーにもまだ参加可能です。また冬のツアーも始まるので、アイスランドの人気ツアーやアクティビティのほとんどが楽しめます。
かなり冷える日もありますが、適切な装備や防寒着を貸してくれるツアー会社も多いので、乗馬やスキューバダイビング、氷河ハイキングなど様々なアクティビティができます!
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11月のアイスランドのイベント&行事
アイスランドのローカルな文化に興味がある方、特に音楽好きな方にとっては11月はとてもよい月です。外は寒くても、レイキャビクのホールやライブハウスでは熱いイベントが目白押しです。
アイスランド・エアウェイブス
写真提供:rickkidsunite
Iceland Airwaves はアイスランド最大のイベントの一つで、国内外からたくさんのアーティストやファンが集まる音楽フェスです。三日三晩にわたって、国中のカフェやバー、ギャラリーがライブ会場になります。
有名音楽雑誌ローリング・ストーンのライター、David Fricke氏はアイスランド・エアウェイブスを「一年で最もヒップな三日間」だと評しており、またピッチフォーク誌の Jonah Flicker 氏は「音楽と祭りへの限りない情熱」を感じると言っています。
そんなエアウェイブスの第1回は1999年にレイキャビク国内線空港の格納庫で開催されました。アットホームな雰囲気や、ファンとの距離が近いパフォーマンス、今後伸びそうなアーティストが多くクオリティが高いことが評判を呼び、今ではレイキャビクの重要な年間行事に成長しました。世界中の音楽ジャーナリストやスカウトが注目しています。
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アイスランドの音楽に関するおすすめ記事
過去の出演者はビョーク、Of Monsters and Men、シガー・ロスといったアイスランドを代表するアーティストから、The Flaming Lips、Fatboy Slim、Vampire Weekendなど世界的なミュージシャンまで実に多彩。
チケットを予約して、レイキャビクで盛り上がりましょう!
アイスランド語の日(11月16日)
11月16日はアイスランド語の日です。アイスランド固有の言語を見つめ直し、グローバル時代にアイスランド語をしっかり残していこうという主旨で制定されました。アイスランド語では "Dagur Íslenskrar tungu" といい、1996年以来毎年祝われています。
アイスランド語の特徴は名詞が非常に複雑に変化すること、そして外来語が少ない代わりに新造語が多いことです。例えば、コンピューターはアイスランド語で「tölva」といいます。「数える」と「預言する」を合わせた単語です。
アイスランドを代表する詩人・博物学者、Jónas Hallgrímsson(1807年11月16日ー1845年5月26日)の誕生日に因んでこの日が選ばれました。1835年から1847年まで、仲間とコペンハーゲンでアイスランド語の雑誌、Fjölnirを出版し、デンマークからの独立運動に大きな影響を与えた人物です。
アイスランド語の日には、アイスランド人(特に若者)はアイスランド語だけで一日を過ごすことが奨励されています。ハルパ・コンサートホールを始め、レイキャビク市内の様々な場所で文化や教育に関する展示が行われ、アイスランド文学やアイスランド語の保存に貢献した人物が表彰を受けるのも恒例となっています。
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11月のアイスランド旅行を楽しむためのアドバイス
旅行中に予想外のことが起きるとストレスですよね。北極圏に近い国を冬に訪れるなら尚更です!旅行を快適に楽しむには準備が大切。ここでは初冬のアイスランドを旅するためのアドバイスをご紹介します。
重ね着は必須
写真提供: Jorunn
11月のアイスランドは寒いです。年末に向けて更に寒くなりますので、滞在中も日を追うごとに気温が下がっていきます。
みじめな思いをしないためには、サーマルウエアやヒートテック、防寒着などを重ね着するのが鉄則です。
そこでおすすめなのが、Lopiと呼ばれる毛糸で編んだアイスランドのセーター、ロパペイサ(Lopapeysa)です。アイスランド羊の羊毛を紡がずに使います。寒さに強いアイスランド羊の毛は断熱性に優れ、水も通しません。
20世紀半ばに生まれたロパペイサは、1944年のアイスランド独立時に国民的なシンボルとして浸透しました。その後、2008年の世界金融危機後の国難の際に再び流行しました。
アイスランド人のアイディンティティや歴史と密接に結びついているセーターなのです。
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山道や砂利道のドライブは要注意
11月は島の中央部に広がるハイランド地方に行くことはできません。しかし他の地方、特にアイスランド沿岸部をぐるりと結ぶリングロード(国道1号)沿いにある観光地は訪れることができます。
11月にレンタカーを運転をする方は十分注意してください。かなりの確率で、旅行中一度は濃霧や吹雪、大雨に遭遇するでしょう。
車間距離を十分に保ち、適切な速度で運転してください。田舎の道は道幅が広くまっすぐで、他の車があまり走っていないのでついスピードを出したくなりますが、事故の元です。やめましょう。
また、オフロードの走行は違法です。高額の罰金が科せられます。危険な上、デリケートな自然環境を破壊する行為だからです。心ある運転をお願いします。
オーロラが見られなくてもがっかりしない
オーロラを見るためにアイスランドを訪れる方は多いでしょう。11月はオーロラ鑑賞に適した月ではありますが、宇宙には宇宙の事情があります。いつ出るかわからないのがオーロラの魅力でもあり、滞在中に一度も見られない可能性もなくはありません。
オーロラが観測できないと思われる日は、オーロラツアーもキャンセルになります(早目に連絡してくれるツアー会社がほとんどです)。また、ツアーが催行されても運悪くオーロラが見られないときもあります。そんな時は気持ちを切り替えて、満天の星を楽しみましょう!
レイキャビクのカフェ文化を楽しむ
アイスランド人はコーヒーが大好き。平均的なアイスランド人は一年に9キロものコーヒー豆を消費すると言われています。
スーパーや銀行、お店などでもよく無料のコーヒーがおいてあります。海水浴の後にコーヒーかすをボディスクラブ代わりに使うアイスランド人も!
そんなわけで、レイキャビクのダウンタウンにはたくさんの良質なカフェがあります。スターバックスもタリーズもないアイスランドでは個性豊かな喫茶店が栄えており、非常に人間味のあるコーヒー文化が根付いています。
その分競争も激しく、どこの店もこだわりを持ってローストした豆でおいしいコーヒーを淹れてくれます。
おかわり自由のお店も多いので、雪の日などはお気に入りの店を見つけて北欧気分を満喫しては?
11月のおすすめ旅行プラン
最後に、旅行計画がなかなか決まらない方、インスピレーションが欲しい方のために、滞在日数別にモデルプランをご紹介します!
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滞在4日間:3泊4日で楽しむアイスランド
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滞在6日間:5泊6日で楽しむアイスランド
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滞在7日間:6泊7日で楽しむアイスランド
11月のアイスランドについてご質問はありますか?11月のアイスランド旅行に行かれた方も是非ご感想をお聞かせください!
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ゴールデンウイークの旅行でお悩みの方、今年はアイスランドまで足を延ばしてみませんか?5月のアイスランドはとても素敵なところです。この記事では5月のアイスランドの天気やアクティビティ、おすすめ観光スポットなどをたっぷり解説します。 5月のアイスランドでは寒さが和らぎ、日が長くなります。様々なツアーやアクティビティが再開するので、観光をたくさん楽しめるのも魅力。興味のある方は是非ブルーラグーン温...もっと読むアイスランドの国立公園
アイスランドには3つの国立公園があります。シングヴェトリル国立公園、スナイフェルスヨークトル国立公園、そしてヴァトナヨークトル国立公園です。 一般に、国立公園や自然保護区とは、美しい自然や文化遺産が存在し、その保存が重要だと考えられている場所です。人口の多い日本では、国立公園と言うと人里離れた場所にある豊かな自然、動植物が見られる場所というイメージがあります。しかしアイスランドは国土の殆どは...もっと読む
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