アイスランド旅行のベストシーズンは、あなたが何を体験したいかによって大きく異なります。オーロラ観賞なら9月から3月、夏のアクティビティやアイスランド全土の観光なら6月から8月が最適です。
冬にオーロラを追いかけたり氷の洞窟探検を楽しんだり、夏に白夜の下でロードトリップを満喫したりと、季節ごとにまったく異なる魅力があります。この記事では、冬・春・夏・秋それぞれのアイスランドの特徴を詳しくご紹介。あなたの興味や旅の目的に合わせて、ぴったりの時期を選べるようになります。
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クイックガイド
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季節ごとに異なる魅力 — 何を見たい・体験したいかによってベストシーズンは変わります。
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夏 — 6月〜8月: 白夜とアイスランド全土の観光に最適。
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冬 — 11月〜3月: オーロラ、氷の洞窟探検、雪景色を楽しむならこの時期。
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春 — 4月〜5月: 観光客が少なく、自然が芽吹き、日照時間も増加。
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秋 — 9月〜10月: 紅葉が美しく、観光客も減り、オーロラも見られます。
このガイドを読めば、あなたにぴったりのアイスランド体験ができるベストな時期が分かります。
月別・季節別 アイスランド旅行のベストタイミング

アイスランド旅行のベストシーズンを決める際は、どの季節が自分の好みに合うかを考えることが大切です。アイスランドには四季があり、それぞれ天候や日照時間、体験できるアクティビティが大きく異なります。北極圏に近い位置にあるため、アイスランドの天気は比較的穏やかですが非常に変わりやすいのが特徴。特に日照時間の変化は大きく、夏はほぼ24時間明るく、冬は数時間しか日が出ません。こうした季節ごとの違いが、体験できるアクティビティや観光地の開放状況に大きく影響します。
夏のシーズン

6月:白夜とフェスティバルが彩る季節
6月はアイスランドの夏の始まり。ほぼ24時間太陽が沈まない「白夜」の季節です。この長い日照時間を活かして、ハイランドの絶景ハイキングやリングロードのロードトリップなど、思う存分アクティビティを楽しめます。シンクヴェトリル国立公園、セリャランズフォス、レイニスフィヤラのブラックサンドビーチなど、人気スポットも昼夜問わず訪れることができます。
フェスティバルシーズン&独立記念日: 6月は現地文化も盛り上がる時期。レイキャビクで開催されるSecret Solstice Festivalでは、世界中のアーティストが白夜の下でライブを行い、音楽ファンにはたまらない幻想的な雰囲気に。また、6月17日のアイスランド独立記念日には、全国各地でパレードやコンサート、伝統行事が行われ、現地文化を体感できます(6月のアイスランドについて詳しくはこちら)。
野生動物との出会い: 野生動物好きには6月がベスト。ホエールウォッチングや、パフィンが断崖で子育てする様子を観察できます。特にディルホゥラエイ海食崖やヴェストマン諸島は人気の観察スポットです。
7月:最も暖かく、ハイランド探検に最適
7月はアイスランドで最も暖かい月で、観光のハイシーズン。平均気温は10〜15℃で、ハイキングやキャンプ、絶景スポット巡りに最適です。ロイガヴェーグル・トレッキングやフィムヴォルズハウルスなどの人気トレイルでは、地熱渓谷や氷河、滝など多彩な景観を楽しめます。
ハイランドへのアクセス: この時期はランドマンナロイガルやアスキャなど、夏しか行けないハイランドの秘境も開放されます。Fロードと呼ばれる山道も夏限定で通行可能になり、アイスランドの大自然を満喫できます。
文化イベントも充実: アイスランド馬を祝うランドスモート馬術大会や、漁業の伝統を称えるフィッシャーマンズデーなど、現地文化に触れられるイベントも盛りだくさんです(7月のアイスランドについて詳しくはこちら)。
8月:晩夏の冒険とカルチャーイベント
8月は夏の終わりを告げる月。7月と同様のメリットがありつつ、気温はやや下がり観光客も少し減ります。晩夏のハイキングやロードトリップ、地元で人気のブルーベリーやクロウベリー摘みも楽しめます。
野生動物観察: パフィンは8月中旬ごろから巣立ち始めるため、上旬が観察のラストチャンス。ホエールウォッチングも引き続き人気で、多くのクジラが南下前に沿岸に滞在しています。
カルチャーフェスティバル: 8月はヴェストマン諸島の伝説的な音楽フェス Thjodhatid や、レイキャビク・プライドなど、アイスランド最大級のイベントが開催されます。花火や焚き火、パレードなど、現地の熱気を体感できます(8月のアイスランドについて詳しくはこちら)。
夏のアイスランドをもっと知る
前述の通り、6月〜8月の夏は白夜が続き、ほぼ一日中明るいのが特徴。滝やブラックサンドビーチなど多彩な絶景を、時間を気にせずたっぷり巡ることができます。
気温も穏やかで、乗馬ツアーやハイキングツアーなどアウトドアも充実。旅行者が最も多い時期ですが、ハイランドツアーや各種フェスティバルでアイスランドの文化・歴史を体感でき、忘れられない旅になるでしょう。
夏の天気・日照時間
夏のアイスランドは10〜15℃(時に20℃まで上昇)と過ごしやすく、晴れの日が多いですが、雨や風の日もあります。
北に位置するため、特に6月下旬の夏至前後はほぼ24時間明るく、白夜現象が楽しめます。太陽が沈まない幻想的な光の中、思う存分アドベンチャーを満喫できます。
冬のシーズン

11月:オーロラと氷の絶景
11月は本格的な冬の始まり。長い夜はオーロラ観賞や氷の洞窟探検に最適です。大地が凍りつき、アイスランド全体が幻想的な冬景色に変わります。レイキャビクでは世界中のアーティストが集うIceland Airwaves 音楽フェスも開催され、ライブやクリエイティブなショーで盛り上がります。
アイスランドの冬を満喫: 11月は観光客が少なく、宿泊費も安め。アイスランドらしい冬の雰囲気を味わえますが、寒さと天候の急変には要注意です(11月のアイスランドについて詳しくはこちら)。
12月:幻想的なイルミネーションと冬の魔法
12月は、アイスランドを訪れるうえで最も魅力的な月のひとつです。ホリデーシーズンの雰囲気が国中を包み、街や村はクリスマスの光で美しく輝きます。アイスランドの人々は、ユニークな伝統行事を大切にしており、そのひとつが「ユールラッズ」と呼ばれるおちゃめで愛されるクリスマスキャラクターたちの登場です。
彼らはクリスマス前の13日間に次々と姿を現し、それぞれに個性的な性格や物語を持ち、ホリデーシーズンに魔法のような彩りを添えてくれます。
ホリデーシーズンの盛り上がり: 寒さに負けず出かければ、オーロラ観賞やレイキャビクの大規模な年越し花火も必見。世界有数の迫力ある花火大会で、街全体が祝祭ムードに包まれます。人気シーズンなので、宿やツアーは早めの予約がおすすめです(12月のアイスランドについて詳しくはこちら)。
1月:本格的な冬の絶景を満喫
1月はアイスランドの冬を存分に味わいたい方におすすめ。雪に覆われた大地や凍った滝、澄んだ空気が広がり、ヴァトナヨークトル氷河の氷の洞窟探検、ラングヨークトル氷河でのスノーモービル、雪景色の中で浸かるミネラル豊富なブルーラグーン温泉など、冬ならではの体験ができます。
日照は少なくても楽しみは満載: 日照時間は短いですが、長い夜はオーロラ観賞に最適。幻想的な雪景色は写真撮影にもぴったりです。気温は大きく下がりやすいので、防寒対策は万全に(1月のアイスランドについて詳しくはこちら)。
2月:冬のアクティビティと伝統文化
2月は冬のアクティビティと文化体験が両方楽しめる月。ヴァトナヨークトル氷河の氷の洞窟探検やソゥルへイマヨークトル氷河での氷河ハイキング、長い夜のオーロラ観賞など、冬の絶景を満喫できます。
伝統フェスティバルも: 2月はトッラブロット(ÞorrablótもしくはThorrablot)という伝統的な冬祭りも開催。発酵サメや燻製ラム、羊の睾丸の酢漬けなど、アイスランドの伝統料理を味わうユニークな体験ができます。冒険好きな方にはぴったりの月です。雪に覆われた景色は一面に広がり、写真撮影にも観光にも忘れられないほどドラマチックな背景をもたらしてくれます(2月のアイスランドについて詳しくはこちら)。
3月:春の兆しと冬の名残
3月は春の訪れを感じ始める季節。日照時間が徐々に長くなり、気温もやや上昇します。氷の洞窟探検やスノーモービルなど冬のアクティビティも楽しめつつ、明るい時間が増えるので観光の幅も広がります。
海の生き物と出会う: 3月はシルフラの割れ目でのシュノーケリングもおすすめ。2つの大陸プレートの間を泳ぐ、世界屈指の透明度を誇る体験ができます。オーロラは徐々に見えにくくなりますが、3月上旬まではチャンスあり。冬と春の両方を楽しみたい方に最適です(3月のアイスランドについて詳しくはこちら)。
冬のアイスランドをもっと知る
11月下旬から3月までの冬は、アイスランドが雪に覆われ、幻想的な世界に変わります。氷の洞窟探検や氷河でのスノーモービル、雪景色の中での温泉体験など、冬ならではのアクティビティが満載です。
フェスティバル&オーロラ: 長い夜はオーロラ観賞やオーロラクルーズに最適。クリスマスや年越しの祝祭ムードも楽しめます。天候は変わりやすいですが、冬のアイスランドは他では味わえない特別な体験ができます。
冬の天気・日照時間
冬のアイスランドは−5〜2℃(23〜36°F)で、雪景色とともに天候も変わりやすく、穏やかな日から吹雪や強風まで様々です。
寒さの中でも凍った滝や雪原、氷の絶景が広がります。特に12月は日照が4〜5時間(11:30頃日の出、15:30頃日没)と短いですが、長い夜はオーロラ観賞に最適です。
春のシーズン

4月:春の息吹と大自然の目覚め
4月は本格的な春の始まり。気温も上がり、雪解けとともに大地が緑に染まり、渡り鳥も戻ってきます。夏の混雑を避けて、アイスランドの素顔を楽しみたい方におすすめ。苔むす大地や迫力の滝、新たに開通するハイキングコースなど、春ならではの絶景が広がります。
冬と春の両方を楽しめる: オーロラ観賞のラストチャンスでもあり、冬と春のアクティビティが両方楽しめる貴重な時期。スーパー・ジープでハイランド探検、パフィン観察、国立公園の変化する景色など、バラエティ豊かな体験ができます。天候は変わりやすいので、重ね着での防寒対策を(4月のアイスランドについて詳しくはこちら)。
5月:明るい日差しと花咲く大地
5月は日照時間が20時間近くまで伸び、花々が咲き誇り、渡り鳥も活発に。ハイキングや乗馬、シルフラの割れ目でのダイビング(北米・ユーラシアプレートの間を泳ぐ体験)など、アウトドアに最適な季節です。
フェスティバルもスタート: 5月はレイキャビク・アートフェスティバルなど、現地アートやパフォーマンスを楽しめるイベントも開催。混雑前の穏やかな気候で、文化体験や穴場観光もおすすめです(5月のアイスランドについて詳しくはこちら)。
春のアイスランドをもっと知る
春のアイスランドは4月〜5月が中心。雪解けとともに日照時間が伸びますが、混雑は少なく、人気スポットもゆったり楽しめます。
バードウォッチングにも最適で、パフィンなどの渡り鳥が断崖に戻ってきます。オーロラ観賞のラストチャンスでもあります。
春の天気・日照時間
春のアイスランドは3〜10℃(37〜50°F)で、1日の中で雪・雨・晴れが目まぐるしく変わることも。
4月は13〜14時間(6時頃日の出、20時頃日没)、5月下旬には20〜21時間まで日照が伸び、春の大自然を満喫できます。
秋のシーズン

9月:紅葉とオーロラの共演
9月は秋の始まり。気温が下がり始め、紅葉が美しく、オーロラも再び見られるようになります。夏の混雑が落ち着き、人気スポットもゆったり楽しめる時期。黄金色や赤に染まる大地は、ハイキングや写真撮影、ロードトリップに最適です。
映画とドライブ: 9月はレイキャビク国際映画祭(Reykjavik International Film Festival(RIFF))も開催。世界中の映画ファンが集い、最先端の作品を楽しめます。夜が長くなり、気候も穏やかで、写真好きや自然派に人気の季節です(9月のアイスランドについて詳しくはこちら)。
10月:夏と冬のいいとこ取り
10月は夏と冬の魅力が両方味わえる季節。日照時間は短くなりますが、気温はまだ穏やかで、ハイキングやホエールウォッチング、オーロラ観賞も楽しめます。紅葉はピークを迎え、アイスランドの大地が鮮やかな赤や黄色に染まります。
平和への祈り: 10月の注目イベントはイマジン・ピース・タワー(Imagine Peace Tower)の点灯式。ジョン・レノンの誕生日(10月9日)から命日(12月8日)まで、ヴィーズエイ島で平和の光が夜空を照らします。秋の夜に幻想的な光景が広がります(10月のアイスランドについて詳しくはこちら)。
秋のアイスランドをもっと知る
秋のアイスランドは9月から11月末まで。冬の訪れとともに、紅葉が大地を彩り、観光客も減って静かな雰囲気に。ゴールデンカラーの絶景が広がります。
気温が下がり始めても、ハイキングや温泉巡りなどアウトドアも楽しめます。夜が長くなり、オーロラ観賞のチャンスも再び到来。秋のアイスランドは、自然美と静けさ、自由な旅が叶う季節です。
秋の天気・日照時間
秋のアイスランドは5〜10℃ですが、冬が近づくと氷点下になることも。天候は変わりやすく、晴れ・風・雨が入り混じりますが、紅葉の赤・オレンジ・黄色が大地を彩ります。
9月は12〜13時間(6:30頃日の出、19:30頃日没)、10月下旬には8〜9時間(9時頃日の出、17時頃日没)まで日照が短くなり、夜が長くなる分、オーロラ観賞のチャンスも増えます。
季節ごとのおすすめアクティビティ
アイスランドには多彩なアクティビティや体験できることがあり、季節ごとにどんなアクティビティができるかを知っておくと、旅行計画にとても役立ちます。 もちろん、どの季節でも楽しめることはたくさんあります。たとえば、レイキャビクでの美味しいグルメツアーや、南海岸の滝巡りなどです。しかし、ここでは季節によって体験できるアクティビティをいくつかご紹介します。これを参考に、アイスランド旅行のベストタイミングを見つけてください。
アイスランドでオーロラを見るベストシーズン

アイスランドでオーロラを見るのに最適なのは、9月下旬から3月下旬までの暗い冬の時期です。この期間は夜が最も長く暗いため、幻想的なオーロラを目撃できるチャンスが高まります。特に11月から2月がピークシーズンで、夜が最も長くなります。
この神秘的な現象は太陽活動や晴天に大きく左右されますが、街明かりの少ない場所に行くことも大切です。光害の少ないエリアで観察することで、より美しいオーロラを楽しめます。そのため、オーロラ観賞に最適なホテルを予約するのもおすすめです。あとは運を天に任せて、素晴らしいショーを楽しみましょう!
アイスランドでホエールウォッチングをするベストシーズン
アイスランドでホエールウォッチングを楽しむなら、4月から10月がベストシーズンです。特に6月、7月、8月の夏はピークで、アイスランド周辺の海が多くのクジラの餌場となり、目撃率が高まります。ミンククジラ、ザトウクジラ、ハナジロカマイルカなどがこの時期によく見られます。
一方、シャチやイルカは冬、特に2月から3月にかけてよく見られます。この時期、ブレイザフィヨルズル湾がニシンの餌場となり、スナイフェルスネスのホエールウォッチングツアーで観察できます。冬はツアーの混雑も少ないので、ゆったり楽しみたい方にもおすすめです。
アイスランドで氷の洞窟探検をするベストシーズン

氷の洞窟探検に最適なのは、11月から4月の寒い時期です。この期間は気温が十分に下がり、氷河の洞窟が安全かつ安定して探検できるようになります。
この時期にはクリスタルの氷の洞窟がオープンし、太陽の光に照らされた青く澄んだ氷の世界を体験できます。氷の洞窟探検は必ずプロのガイド付きツアーで参加しましょう。
夏はほとんどの氷の洞窟が不安定になり安全に訪れることができませんが、例外が2つあります!カトラ火山の氷の洞窟(南海岸のヴィーク近く)や、ラングヨークトル氷河の氷のトンネルは夏でも見学可能です。
アイスランドでロードトリップをするベストシーズン

アイスランドでロードトリップをするなら、6月から8月の夏が最適です。レンタカーを借りて、長い日照時間を活かしながら絶景を思う存分楽しめます。
この時期は気温も高く、ハイランドを含む多くの道路が開通します。夏のセルフドライブツアーも豊富に用意されています。
一方、オーロラ観賞が目的なら9月から3月の間にロードトリップを計画しましょう。ただし、冬は天候が不安定で日照時間も短くなるため、4WD車のレンタルがおすすめです。毎日出発前に必ず道路状況と天気を確認しましょう。
冬のセルフドライブツアーもあり、旅程やツアー、チケット、宿泊先が事前に手配されています。
ブルーラグーンを訪れるベストシーズン

ブルーラグーンはアイスランドで最も人気のある観光地の一つで、1年中オープンしています。夏(6月~8月)は白夜の下で長い日照時間と暖かい気温の中、地熱スパでのんびり過ごすことができます。
一方、温泉に浸かりながらオーロラを見たい方は、冬(9月~3月)がベストシーズンです。ただし、この時期は日照時間が大幅に短くなります。
どの季節でも混雑しやすいので、ブルーラグーンのチケットは早めの予約がおすすめ。朝早くや夕方以降の時間帯は比較的空いています。ブルーラグーンを含むツアーも豊富にあり、他のアクティビティと組み合わせて楽しめます。
アイスランドの温泉を楽しむベストシーズン

アイスランドの温泉は1年中楽しめます。夏(6月~8月)は天候が穏やかで日照時間も長く、計画も立てやすいです。白夜の下で温泉に浸かるのは格別の体験です。
また、冬の冷たい空気と温かい地熱温泉のコントラストを楽しむ人も多く、運が良ければオーロラを見ながら温泉に浸かることもできます。
アイスランドでキャンプをするベストシーズン

キャンプ好きの方には、6月から8月の夏がアイスランドでキャンプをするベストシーズンです。気候が穏やかで日照時間も長く、全国のキャンプ場やハイランドのキャンプ場もオープンしています。荷物を軽くしたい方は、現地でキャンプ用品をレンタルすることも可能です。
他の季節でもキャンプは可能ですが、冬は天候が厳しく日照時間も短く、多くのキャンプ場が閉鎖されるため特に注意が必要です。なお、どの季節でも指定キャンプ場以外でのキャンプや、キャンピングカーの路上駐車は違法ですのでご注意ください。
アイスランドでリバーラフティングをするベストシーズン

リバーラフティングに最適なのは、6月から9月初旬の夏です。この時期は気温が高く、山の雪解け水で川の水量が増し、迫力あるラフティングが楽しめます。
お子様連れなら、北アイスランドのリバーラフティングツアーもおすすめ。天候によっては5月から9月までシーズンが延びることもあります。
アイスランドでバードウォッチングをするベストシーズン

バードウォッチング好きには、4月から8月の夏がアイスランドでバードウォッチングをするベストシーズンです。数百万羽の渡り鳥がアイスランドに飛来し、人気のパフィンもこの時期に断崖で繁殖します。
特に6月・7月はパフィン観察に最適で、パフィン・エクスプレスツアー(レイキャビク港発)も人気です。夏の長い日照時間を活かして、自然の中で鳥たちをじっくり観察できます。
ラゥトラビャルグの断崖(ウェストフィヨルズ)、北部のミーヴァトン湖、ヴェストマン諸島などがバードウォッチングの名所です。鳥の営巣地には近づきすぎず、静かに観察しましょう。
ピーク・ショルダー・オフシーズンの違い

アイスランドのピークシーズン
ピークシーズンは6月から8月の夏です。長い日照時間と暖かい気候、リングロードを使った観光やロードトリップが人気の理由です。
また、12月後半から1月初旬のクリスマス・年末年始も短期間ですがピークとなり、アイスランドの祝祭ムードを味わいに多くの人が訪れます。
アイスランドのショルダーシーズン
ショルダーシーズンは2回あり、春(4月~5月)と秋(9月~10月)です。この時期は冬ほど寒くなく、雪の心配も少ないので観光しやすいです。
夏ほど日が長くはありませんが、十分な観光時間が確保できます。4月や10月でも条件が良ければオーロラが見られることもあります(ただしオーロラ観賞の最盛期ではありません)。
アイスランドのオフシーズン
最後に、11月から3月(クリスマスシーズンを除く)はオフシーズンです。最も寒い時期ですが、オーロラ観賞や氷河ハイキング、犬ぞり、スキーなど冬ならではの体験ができます。ただし、日照時間が非常に短く、ウェストフィヨルズやハイランドなど一部エリアは天候によりアクセスできない場合があります。
おすすめ犬ぞりツアー
- 北アイスランド・ミーヴァトンの犬ぞりツアー — シベリアンハスキーと一緒に多彩なミーヴァトン地方を駆け抜けます。
- レイキャビク近郊の犬ぞりツアー(送迎オプションあり) — アイスランドの絶景を犬ぞりで巡る忘れられない冒険。
- アークレイリ発・少人数制冬の犬ぞりツアー(写真撮影付き) — 北部の大自然をハスキーと共に探検。
アイスランド旅行のベストシーズンに関するFAQ

アイスランド旅行のベストタイミングについてご紹介します。季節ごとに異なる絶景や体験が待っています。火と氷の国で、見逃しのない旅を!
アイスランド旅行が最も安い時期は?
アイスランド旅行が最も安いのは、オフシーズンである晩秋から春先(10月下旬~4月上旬、クリスマス・年末年始を除く)です。
この時期は観光客が少なく、航空券や宿泊費が大幅に安くなります。ツアーやレンタカーもお得に利用でき、人気観光地も混雑しません。日照時間は短く気温も低いですが、オーロラ観賞や氷の洞窟探検など、ゆったりと自然美を満喫できる絶好のタイミングです。
冬のアイスランドは旅行できますか?
はい、冬のアイスランドも旅行可能です。オーロラ観賞には最適な時期ですが、天候が変わりやすく日照時間も短いので注意が必要です。冬のツアーやパッケージも豊富に用意されています。
夏のアイスランドでオーロラは見られますか?
夏は日照時間が長いため、オーロラは見られません。オーロラ観賞のベストシーズンは9月下旬から4月上旬の暗い夜です。冬は多くのオーロラツアーが開催されています。
ゴールデンサークルは一年中訪問できますか?
はい、ゴールデンサークルは一年中オープンしており、レイキャビクからも近いです。冬に自分で運転する場合は、雪道対策として4WD車のレンタルがおすすめ。運転が不安な方は、ゴールデンサークルツアーも豊富にあります。
冬のアイスランド旅行の服装は?
冬のアイスランドでは重ね着が基本です。まずは保温性の高いインナー、その上にフリースやウールのセーター、さらに防風・防水のアウターを重ねましょう。
滑りにくい防水ブーツ、暖かい靴下、手袋、帽子、マフラーも必須です。路面が凍結することもあるので、しっかり防寒対策をしましょう。
夏のアイスランド旅行の服装は?
夏でも天候が変わりやすいので、重ね着できる服装を用意しましょう。暖かいジャケット、防水アウター、帽子、手袋、しっかりした靴、暖かい靴下は必須です。温泉やラグーン用に水着もお忘れなく!アイスランドの服装ガイドも参考にしてください。
アイスランドは一年中レンタカーでドライブできますか?
はい、レンタカーでのアイスランド旅行は人気です。ただし、特に冬は天候によって運転が難しくなることもあるので、道路状況や天気予報を必ず確認しましょう。
アイスランド旅行でおすすめできない時期は?
実は、アイスランドには「悪い時期」はありません。どの月にも魅力があります。ただし、特定のアクティビティを目的にしている場合は、最適な季節を選ぶことが大切です。
例えば、冬は天候が厳しく日照時間も短く、遠隔地へのアクセスが難しい場合があります。一方、オフシーズンは観光客が少なく、夏の混雑とは対照的に静かな旅が楽しめます。
写真撮影に最適な月は?
一年を通して絶景が広がりますが、特に6月は写真撮影に最適な月です。白夜でほぼ24時間明るく、温かみのある光が写真を美しく彩ります。
野花が咲き誇り、自然の色彩が最も鮮やかになる時期です。ピークシーズンですが、撮影チャンスの多さは混雑を上回る価値があります。
ハネムーンにおすすめの季節は?
ロマンチックな旅を求めるカップルには春がおすすめ。夏の混雑前で、穏やかな気候と花咲く景色が広がります。
観光客が少ないため、人気スポットもゆったり楽しめ、宿泊施設の選択肢も豊富。アイスランドの大自然が、忘れられない思い出作りをサポートします。春は美しさ・静けさ・冒険のバランスが絶妙です。
レイキャビク観光のベストシーズンは?
アイスランドの首都レイキャビクは歴史ある魅力的な街で、一年中楽しめますが、特に8月下旬から10月上旬はおすすめです。気候が良く、オーロラ見え始める時期でもあります。
ウォーキングツアーやレストラン、カフェ巡りなど、街歩きも充実。雨や日照時間が少ない時期でも、レイキャビクには多くの博物館があり、天候に左右されず楽しめます。
理想のアイスランド旅行を計画しよう
アイスランドは一年中いつ訪れても素晴らしい国です。最高の体験をしたいなら、季節ごとの特徴を知っておくのがポイント。違いを理解して、自分にぴったりの旅をプランニングしましょう。
あなたはどの季節にアイスランドを訪れたいですか?すでに行ったことがある方は、どの時期に訪れましたか?ぜひコメントで教えてください!







